2023年のF1を占う最初の予選がスタートします。

レッドブル、フェラーリ、メルセデスの本当の位置は何処か?

大注目のアストンマーチンとアロンソはどのぐらいの速さを持っているのか?

 

日本期待の角田は果たして?

スピードへの探求心が凝縮される1lapのタイムバトルが今ここに開幕です。

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バーレーンGP予選レポート

天候は晴れ、気温24℃、路面温度29℃で予選はスタートしました。

Q1

アルファタウリ2台が直ぐにコースイン、フェラーリはミディアムでコースインしています。

ルクレールはホイール周りのパーツが外れてコース上に落ちて赤旗になってしまいました。

 

残り13分23秒から再開、全車一気にアタックに入りました。

サインツ30.9、ラッセル31.5、ルクレール31.0、アロンソ31.1、フェルスタッペン31.2、ペレス31.4となっているトップ6です。

 

時間ギリギリのアタック、ヒュルケンベルグが6番手に飛び込む、角田が8番手タイムで予想の下馬評を覆す。

Q2

中古と新品が入り混じる一度目のアタックです。

新品を投入したレッドブル、メルセデスの4台がトップ4を占めて、アロンソが5番手です。

中古のトップはフェラーリ2台で6,7番手です。

 

2度目のアタック、レッドブル2台は出走せず。

フェラーリのルクレールが新品投入でトップタイム、メルセデス2台は2セット目の新品で3,4番手、サインツが5番手です。

 

ストロールはギリギリのアタックを見せて最後に10番手に飛び込み、アストンマーチン2台がQ3へ進出。

角田は新品タイヤが無くQ2敗退です。(4セット持ちだけど1セットはQ3専用)

Q3

新品2セットを残しているレッドブルとフェラーリがコースイン、ストロールが中古でコースイン、5台による一度目のアタックです。

フェルスタッペン29.897、ルクレール30.000、ペレス30.131、サインツ30.361となったトップ4です。

 

その後、先の5台とコースイン時間をずらしたドライバーがアタックに入りました。

メルセデス2台とアストンマーチン2台が良い勝負のタイムアタックでアロンソが5番手で上回りました。

 

ストロールは8番手です。ヒュルケンベルグはタイムを抹消されています。

 

 

最終アタック、レッドブル2台とサインツがコースイン、ルクレールは出走せず。

フェルスタッペンが自分のベストタイムをセクター毎に更新、ペレスも更新していく。

 

フェルスタッペンが驚異の29.7秒台に到達。

バーレーンGP予選結果

POS NO DRIVER CAR Q1 Q2 Q3 GAP
1 1 M.フェルスタッペン レッドブル 1:31.295 1:30.503 1:29.708
2 11 S.ペレス レッドブル 1:31.479 1:30.746 1:29.846 0.138
3 16 C.ルクレール フェラーリ 1:31.094 1:30.282 1:30.000 0.292
4 55 C.サインツ フェラーリ 1:30.993 1:30.515 1:30.154 0.446
5 14 F.アロンソ アストンマーチン 1:31.158 1:30.645 1:30.336 0.628
6 63 G.ラッセル メルセデスAMG 1:31.057 1:30.507 1:30.340 0.632
7 44 L.ハミルトン メルセデスAMG 1:31.543 1:30.513 1:30.384 0.676
8 18 L.ストロール アストンマーチン 1:31.184 1:31.127 1:30.836 1.128
9 31 E.オコン アルピーヌ 1:31.508 1:30.914 1:30.984 1.276
10 27 N.ヒュルケンベルグ ハース 1:31.204 1:30.809
11 4 L.ノリス マクラーレン 1:31.652 1:31.381
12 77 V.ボッタス アルファロメオ 1:31.504 1:31.443
13 24 G.ジョウ アルファロメオ 1:31.615 1:31.473
14 22 Y.角田 アルファタウリ 1:31.400 1:32.510
15 23 A.アルボン ウィリアムズ 1:31.461
16 2 L.サージェント ウィリアムズ 1:31.652
17 20 K.マグヌッセン ハース 1:31.892
18 81 O.ピアストリ マクラーレン 1:32.101
19 21 N.デフリース アルファタウリ 1:32.121
20 10 P.ガスリー アルピーヌ 1:32.181

まとめ

フェルスタッペンが開幕戦のポールポジションを獲得!ペレスがきっちりと2番手でレッドブルがフロントローを独占しました。

 

対抗するべきルクレールは右フロントタイヤディフレクターが完璧に治っておらずに手負いの状態、Q3で2度目の出走を諦めて新品ソフトタイヤを1セット残した。

 

好調アストンマーチンのアロンソはメルセデス2台を上回る5番手グリッドを獲得、FPからポール争いかと期待させられたけど、そこまでは流石に無理だった。

しかし、そのポテンシャルは高くレースペースも良いと予想されています。

 

 

メルセデスは0.5秒以上離されてしまい、早急なマシンの改善が求められます。

ドライバー二人は一流で、ポテンシャルを引き出していますがレースペースに不安が残る。

 

 

アルファタウリは昨年からのマシンの底上げが見られず苦戦すると思われていたが、角田君が素晴らしいラップでQ1を突破しました。

決勝レースは苦戦必至ですが、走り切って結果を残してほしいですね。

 

 

マクラーレンが根本的に何処かが間違っているとの事で、いきなり下位争いを展開してしまった。

ノリスは昨年中に用意されるべきパーツだと不満を露わにしている。

ノリスはともかく、新人ピアストリの為にも早めの改善が求められます。

 

 

FPのペースが速いレッドブル2台が優勢なのは変わりないが、レースは何が起こるかわからない。

今年最初のレースを楽しみましょう。