https://hungarytoday.hu/

金曜日から土曜日にかけて気温は約10℃、路面温度は約20℃低下したため各車タイヤのウィンドウに苦労した。

レッドブルは大きく失速、フェラーリは小幅な失速、そんな中メルセデスのラッセルが素晴らしいラップでポールポジションを奪取した。

 

2022年シーズン夏休み前の最終決戦となるハンガリーGP決勝、誰が勝利の美酒を味わうのか?

天候は曇りで強い風が吹き荒れる不安定な状況です。

Sponsored link

スタート順とタイヤ

ピットインロスタイムは約20秒です。

ハンガリーGP決勝レポート

天候は曇り、路面はドライ、気温19℃、路面温度26℃でスタートしました。

スタート:ラッセルがターン1,2でトップを守る。

https://twitter.com/F1

 

後方の接触によってパーツが飛び散り、VSCになりました。

 

Lap3:レース再開、アルボンはピットへ向かうミディアムへ20位

ペレスはハイギアで異音が聞こえると無線で話しています。

Lap4終了時点

Lap5:フェルスタッペンはアロンソをパスして7位に上がっています。

マグヌッセンはフロントウィングエンドプレートが壊れていて強制ピットイン指示が出ています。

 

Lap7:フェルスタッペンはオコンをパスして6位、ペレスはアロンソをパスして8位、マグヌッセンはハードへ20位

Lap9:ペレスはオコンをパスして7位

Lap11:4位ノリス、ハミルトン、フェルスタッペンの3台によるDRSバトルになってます。

 

Lap12:ハミルトンとフェルスタッペンがノリスをダブルパッシング

Lap13:ペレスはノリスをパスして6位

Lap14:角田はミディアムへ19位

 

Lap15:ノリスはミディアムへ14位

Lap16:リカルドはミディアムへ16位

Lap17:ラッセルはミディアムへ6位、フェルスタッペンはミディアムへ8位、ガスリーはミディアムへ20位

Lap18:サインツはミディアムへ6位

Lap19:ペレスはミディアムへ10位

 

Lap20:ハミルトンはミディアムへ7位

Lap22:ルクレールはミディアムへ2位、アロンソはハードへ11位、

 

Lap24:オコンはハードへ、ピットアウトでアロンソをブロック、その間をぬってリカルドが10位へ上がりました。

Lap27:ルクレールはDRSを使ってラッセルを攻め始めました。ボッタスはハードへ15位

 

Lap28:ジョウはハードへ17位

Lap29:ルクレールはラッセルを攻め続けています。

Lap31:ルクレールはターン1でアウトからブレーキングでラッセルをパスして1位

https://twitter.com/F1

 

Lap34:少し雨が降り始めているようです。

Lap35:角田はソフトへ20位、アウトラップでスピンしています。

Lap36終了時点

 

Lap37:ラッセル、サインツ、フェルスタッペンの差が詰まっています。

Lap39:フェルスタッペンはミディアムへ6位

Lap40:ルクレールはハードへ3位、ラッセルはミディアムへ6位、フェルスタッペンはアンダーカット成功して5位です。

ハードのルクレールがやばいぐらい遅い。

 

Lap41:フェルスタッペンはルクレールをパスして3位!

フェルスタッペンはターン13で単独スピンして4位!!

https://twitter.com/F1

 

Lap43:ペレスはミディアムへ6位

Lap45:フェルスタッペンはルクレールをパスして3位!!!

Lap47:サインツはソフトへ5位

Lap50終了時点

Lap52:ハミルトンはソフトへ5位

Lap53:ルクレール対ラッセルのバトルが続いています。

ルクレールにハードを履かせたフェラーリチーム・・・何してんの。

 

Lap54:ラッセルはルクレールをパスして2位

Lap55:ルクレールはソフトへ6位

 

Lap58:ソフトのサインツは22.9、ハミルトンは21.9、1秒づつ削っています。

Lap61:2位ラッセル、サインツ、ハミルトンが三つ巴のバトルになりそうです。

 

Lap63:ハミルトンがサインツをパスして3位

Lap65:ハミルトンはラッセルをパスして2位

 

Lap68:ボッタスがターン11で停止してVSCです。

Lap69:レース再開

Lap70終了:フェルスタッペンがトップでチェッカーを受けました。

ハンガリーGP決勝結果


Sponsored link


まとめ

フェルスタッペンがまさかの優勝!

 

10位グリッドからソフトタイヤの速さを生かして、ペレスと共にどんどんとポジションを上げていった。

ソフトが終わるところで直ぐにミディアムへ、そして2ストップ目のミディアムでラッセルとサインツの2台をアンダーカットして実質2位へポジションアップ。

反応したフェラーリチームはルクレールにハードを・・・。

 

ホームストレートが向かい風に近い状態、ペース差でオーバーテイクが可能なコンディションだった事もあり。

ハードで遅いルクレールを簡単に2回もパッシングした。

トップに立ったフェルスタッペンは、後ろを見ながら悠々とペースを合わせて余裕の優勝だった。

 

 

ピレリからの発表は無いが、ソフト:ミディアム:ハードには約1秒づつペース差があった。

金曜の段階からハードは遅すぎて使えないと囁かれていたのだが、まだまだ使えるミディアムを捨てさせて温度が低いこの状況で、ルクレールにハードでカバーさせようとするフェラーリのタイヤ戦略。

この大間違いが全てだった。

 

 

カバーしなければアンダーカットはされていただろうけど、最後のソフトの瞬発力と使いつづけたミディアムとの勝負に持ち込めばコース上でフェルスタッペンを抜けただろう。

オーストリアでは出来たガチンコ勝負から逃げたフェラーリは、自ら勝てるチャンスを捨ててしまった。

 

 

ただでさえフェラーリはPUのハンデを背負っているのに、勝てるレースを勝ちきれない戦略、後半戦に治る訳もないです。

80ポイント差です。

私は何度も言っていますが、これで完全にチャンピオンシップはフェルスタッペンのものになるのが確定した。

 

 

マシンの信頼性は、お互い似たような感じになりつつある。

レッドブルは後1度はPUの新規投入があるだろう、それに合わせてギアボックスも5基目を入れればたった1戦を最後尾から始めればいいだけの事になる。

フェラーリもあと1度はPU新規投入が必要だし、ギアボックスも5基目は必要だと思われる。

 

 

予選における最速の速さは無いレッドブルだけど、この勝ちっぷりは2020年までのメルセデスを思わせるほどです。

メルセデスも同じように出来る事をしっかりとやってくる。

フェラーリも同じ事が出来るようになるための改革が必要です。

 

 

夏休み前最終戦ハンガリーGP、期待以上のレッドブルとメルセデス、そしてフェラーリのどたばた感。

ある意味いつも通りでした。