決勝前にボッタスが、ICE⑤,TC⑤,MGU-H⑤を投入して+15グリッド降格ペナルティ。
最後尾が確定していた3名の前、メルセデスによる戦略的な新PU投入となり、マックスを抑える為だと憶測される。
ジョビナッツィがギアボックス交換で5グリッド降格、ボッタスの後ろになっています。
スタート前に降水確率が上昇しています。
スタート順とタイヤ
ピットインロスタイムは約25秒です。
ロシアGP決勝レポート
天候は曇り、気温19℃、路面温度22℃でスタートしました。
スタート:サインツがターン2でトップへ、ハミルトンは7位まで落ちる。
角田が最後尾まで落ちている。
Lap2:ハミルトンはアロンソをパス6位、フェルスタッペンは16位まで回復。
Lap2終了時点
Lap4:ボッタスとフェルスタッペンはマゼピンをパス、14,15位
Lap6:フェルスタッペンはボッタスをターン13でパス14位、おいおい随分とあっさりだったなw
サインツとノリスの2台が逃げています。ラッセルは3位でストロール以下を抑えている。
Lap8:フェルスタッペンはターン13でガスリーをパス13位
Lap10:ベッテルに襲い掛かったルクレールは体制を崩し、フェルスタッペンが前へ12位
Lap11:ノリスはサインツに迫りターン1~4でバトルを展開。
ラバーの無いコースは、タイヤの劣化が激しいようだ。
Lap13:ストロールはハードへ15位、ノリスはターン13でサインツをパスして1位
Lap14:ラッセルはハードへ15位
Lap15:サインツはハードへ13位
Lap15終了時点
コースの状況は一気に回復、デグラが抑えられています。
Lap23:リカルドはハードへ長いピットストップで14位
ハミルトンに対するリカルドの壁が無くなった、マクラーレンは自らのミスでノリスへのサポートを断ってしまった;;
Lap27:ハミルトンはハードへ9位、フェルスタッペンはミディアムへ12位
Lap28:ノリスはハードへ4位、ボッタスはミディアムへ16位
Lap30:ハミルトンはサインツをパスして6位
Lap31:ハミルトンはガスリーをパスして5位
ハミルトンは、これでトレイン状態の集団から解放されました。一気にペースアップしています。
Lap31終了時点
Lap32:フェルスタッペンはストロールをパス9位
Lap34:ガスリーはミディアムへ16位、ノリスはルクレールをパスして3位
Lap35:ハミルトンはルクレールをパス4位
ハミルトンがノリスに追いつくのは時間の問題です。
Lap36:ルクレールはミディアムへ10位
Lap37:ペレスはミディアムへ8.9秒でリカルドの後ろ5位、アロンソはミディアムへ7位
ペレスは、サインツとリカルドをオーバーカットしていたのに、なんて事だ・・・。
Lap38:アロンソはフェルスタッペンをパスして6位
フレッシュタイヤなペレスは、リカルドに迫りますが並ぶ事すら出来ません。
Lap41終了時点
ノリスにハミルトンが完全に追いつきました。
Lap45:ペレスはリカルドをパスして4位
Lap46:雨が落ちてきたようです。
Lap48:アロンソはリカルドをパスして5位、ペレスはサインツをパスして3位
ボッタス、ラッセル、ライコネンはインターへ
ノリスは雨でコースアウトが多くなっている。
Lap49:雨が一気に強くなったようで、続々とインターへ交換のためにピットへ入っています。
Lap50:ハミルトンはインターへ、ノリスはボックスを無視して走っています。
ノリスは無交換で行こうとしましたが、スリックで走れる状況ではありません、コースに留まる事に精一杯です。
Lap51:ハミルトンはトップへ
Lap52:ノリスはインターへ8位、早めにインターへ替えていたフェルスタッペンは2位へ
Lap53終了:ハミルトンがトップでチェッカーを受けました。
ロシアGP決勝結果
まとめ
序盤から手に汗握るバトル、タイム差、駆け引きなど非常に緊張感のあるレース展開。
ノリスとサインツが逃げる、優勝はこの二人に絞られたと思っていたが、リカルドの長いピットストップから流れがハミルトンへ傾いた。
厚い厚いリカルドの壁を失ったノリス、ストレートで抜けるマシンを蹴散らすハミルトン。
ハミルトンを背後霊のようにマークしていたペレスも長いピットストップでポジションを落とす。
雨が落ち始めて一気に差が詰まるトップ争い、ノリスはトップを死守しようとスリックで意地を張る!
ハミルトンはピットの判断を受けてインターへ、これが勝敗を完全に分けてしまった。
遠かった100勝目を手にしたハミルトンだった。
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— Formula 1 (@F1) September 26, 2021
フェルスタッペンは自らの判断でピットへ入りインターへ、終盤7位から一気に2位へジャンプアップ。
最後尾からまさかの2位、7ポイントの差を詰められただけで済み、2ポイント差でランキング2位、素晴らしいダメージリミテーションとなった。
今回も直線番長なマクラーレンが、メルセデスとレッドブルを抑えて、レースに緊張感をもたらしていた。
ノリスが優勝できなかったのは、リカルドのピットストップでミスをした事が非常に大きかったと思う。
タイヤ交換が終わった事を伝えるためにクルーがボタンを押す、自動化に慣れている弊害なのか?単純にボタンの不具合なのか?
ピットストップシステムの確実な運用は、今後もチームを悩ませるだろう。
結局、ハミルトンはしっかりと優勝、フェルスタッペンは出来すぎな2位、お互いが最高の結果を手にした。
来週 再来週のトルコGP、勝つのはどっちだ?!
(1週空くの知らんかった;;)
私の記憶が正しければ、ハミルトンはオランダGP時点でPUエレメントを規定数使用していたと思うので、残りのレース数を考えるとペナルティ無しでは戦えないのでしょうか?
ボッタスも戦術的とはいえ交換してますから、ハミルトンも同じでダメージリミテーションのレースをやるんでしょうか………
だとしたら今回の結果はかなりプレッシャーになるでしょう。
パワーユニットは、基本的に内燃エンジン(ICE)がもつか?もたないか?
ハミルトンは1基目ICEが壊れました。
メルセデスは、勝つために高い燃焼モードを多く使っていて、マイレージを削っている。
モードを下げたり走行距離を制限すれば2基で回せますが、それでは勝てないかな。
マックスは、1つ山を越した。ペナルティ消化して2位フィニッシュと言う最高の結果を出した。
このまま最終戦まで4基目で行くか分からないですが、精神的に楽になったのでは?
ハミルトンは、嬉しい5勝目を手に出来ましたが、
残りレースをペナルティ無しで押し切れると思えないですね。
どこまで粘れるか?
昨年のイタリアGPから実施始まったICEのモード固定の影響によって運用方法を変えて来たのも要因では無いかと思うのですが?
以前の予選モードと決勝モードを使い分けしながら使う方が、マイレージ的にはPU長持ちする気がしましたので。
今度はハミルトンの番で(必ずしも4基目投入するかどうか)
初めて降格グリッドペナルティを受け入れてマックスに対抗するか?興味あります。
ボッタスはイタリアで入れた奴が壊れたそうです。
今回入れたのと凄く使い古した奴が1基だけということでもう一回入れるかもしれません。
LAP37でアロンソがタイヤ交換後に、1周後のLAP38で10LAP早めに入っていたMAXをオーバーテイクされた時は、ミスか何かをして抜かれたと思っていましたが、その後のタイムでアロンソから遅れていったので、何かトラブルがが起きたのかと思ってました。単なるタイヤ差とは思えないのですが、何か情報掴まれていますか?
抜かれた理由としては、ピットアウト後のペレスが前に入って、ペース遅い&乱流で、アロンソにスリップ&DRSの隙を与えた。
C4ミディアムは、リカルドを抜こうとして消耗してた、離れたのはタイヤを守るためだと思います。
凄いレースでした。
序盤のデグラの酷さで、後列のハードスタート組がジャンプアップ。
中盤に入ろうという時点でマックスが既に6位に!
逃げるノリス、追うハミルトン、トレイン状態でペースを上げられず差を広げられていくマックス。
ゴールが見えてきたところで雨。
ノリスもすぐにピットしていれば2位以上を確保できたのでは…
一度タイミングを逃したノリスは走り続けて逃げきれることに賭けるしかない。
だが。
ノリスのガールフレンド?女性が口に手を当てて呆然としていましたね。
私も同じく唖然呆然。
リカルドのタイヤ交換遅かったのは、恐らく前回のマックスと同じ理由かな?って感じですが、あれが無かったらノリスの優勝だったかもしれませんね。
まぁタラレバですけど。
今回は雨と運に翻弄された。
その結果がマックスの2位でもあると思います。
マックスとしては序盤のオーバーテイクショーでハードを早めに痛めてしまい、ミディアムでのペースも良くなかったので、やばかっただけに雨は非常にラッキーだったと思います。
ボッタスのエンジン交換ですが
①マックスの壁になる為の戦略なのか?
②ホンダエンジンと戦う為にエンジン負荷を高めるシュミレーションをイタリアでボッタのスエンジンで試したら思いのほかダメになったのか?
①ならボッタスは新品が2機出来たのでブースト上げてマックスは厳しくなるし、②なら逆に上げれないのでマックスに余裕が出来ますが、どんなもんでしょう?
ボッタスはイタリアでトウが8秒先なのに、4秒トウのあるハミルトンと同等でした。
ダメにした可能性はあるけど、多分ブラフだろう。
今後の運用が楽になっている。
ボッタスは常に高いモードで、マックスの壁にする戦略ができる。
ただ本人はブロックラインが下手、フェアバトル好き。
ソチのインがら空きには笑った。
ノリスは自業自得と言うか自滅でしたよね。
MAXは自分からインするって言い出したみたいなので、結果大正解でした。
ハミはチームの指示が良かった(その辺、メルセデスは毎回的確な指示が多い)
私はMAXがDODだと思うけどなあ。
酷かったのはタウリの2台でしたね・・・
ボッタスが前回モンツァで投入したPUは終わったとコメントしていますが、本当ですかね?
まぁ今回、マックスの壁になる為だと多くの方が思っているでしょうけど、もしも本当だとしたら理由は何でしょう?
モンツァのボッタスは異常なくらい速かったので、PUのモードが違った?
もしもそうなら、これはこれでマズいのではないか?
確か、同一チームのマシンは、2台が同じPUモードが義務付けられてますよね。
同一メーカーは全て一緒。
個人設定が出来ない。
モードの件なのですか、最近よくわからなくなっています。
レース中に下げる?って無線のやり取りがたまにある。予選から決勝はスタート時に同じモードになっていればいいみたいな風潮なのかもしれない。
エンジンを守るために下げる事は許されている、一度下げたら上げれないだけ。
詳しい規則がわからないので、上げ下げは以上
同じモードと言うのは同じモードに出来ると言う意味。
例えば1~10あって、メルセデスは10使ってるけど、マクラーレンは9みたいな状態。
マクラーレンも10使えるけどエンジン痛めるから9で行くみたいな感じでしょう。
なるほど。
と言うことは事実上、下げたら上げられないって部分を除けば、あまり機能していないのかもしれませんね。
何だか、解釈次第で損をしていたチームもありそうな感じがします。
「ノリス何とか逃げ切り!」かと思った矢先の雨は無情でしたね、次頑張れ!
この雨で最終順位が大きく動きましたが、レース後のチームコメントを見てみると最終判断をドライバーに委ねたチームも有ればチーム側で決めたところもあったりで、こんな時チーム力とドライバーに対する信頼含めた総合力が効いてきますね。
角田の場合チームがソフトを選択しましたが、残り3周余りなのにスリックでギャンブルする理由が分かりません。ガスリーも言ってますが、何か最近のアルファタウリは瞬時の状況判断を求められる場面で迷走している気がします。
しかしハミルトンは”持ってる”気がします。僅かな確率でしか起きない様なラッキー/VERのアンラッキー/BOTのナイスアシスト などが無ければ、フェルスタッペンが50P近くリードしている計算になるのですが。(たらればです・・・)
残りのレースは今回の様な脚色はいらないので、VERとHAM/レッドブルとメルセデスのガチンコ勝負が見たいですね。
結果論ですが、ノリスが素早くピットインしていればと言う気がしますが・・どうなんでしょうね?
逆にマックスは笑いが止まらないでしょう。ほぼノーペナと同じ。
逆に、ハミルトンはPU交換が若干し辛い状況になった気がします。
来年いないボッタスは、あっさりマックスに抜かれてしまうのは仕方ないですね。逆にペレスは、ハミルトンのPU交換時に撤退してブロックするでしょうね。
何はともあれ、面白くなって来ました。
レース前にたっぺん君は4~5位だったら恩の字みたいな事を
言ってたと思いますが、思い描く最高の結果に満足の笑みでしたね。
この差ならモロモロの事を考えても十二分に逆転できると思います。
しかし・・・
欄怒くんは残念でしたねぇ~個人的には優勝して高いポイントを
ハミヤンに取られないのも良かったのですが・・
そういえば川合ちゃんが予選後に、かるろす君に
「ほら!バモス!って言って友達に(欄怒君)に抱きつけよ~」って
言ってましたが、周知の事実なのか?(汗)国際映像でこの二人が
近づこうとしたら、必ず画面が切り替わる?という不思議な現象が
起こっていましたねwww
きっと決勝後は、かるろす君が欄怒君をやさしく慰めていると・・
きっと慰めてる・・・って思いま~す!
今回ボッタスを使ってマックスを釘付けにする作戦は、上手く行かなかったですが、
残り7レースあらゆる手段を使ってマックス封じ込める手段に打って出てくるでしょうね。
メルセデスにとってコンストラクタータイトル獲得の方は自信ある?(ボッタスの方がペレスよりもポイント獲得では1枚上手)
ハミルトンにドライバータイトル獲得させるためならボッタスも捨て駒として利用する。
レッドブルホンダもメルセデスに見習えとは言わないですが、
ペレスに激を飛ばして、せめて同じセカンドのボッタスの方を封じ込める作戦(ハミルトンの方は、マックスが)に打って出て欲しい。
2019年みたいなメルセデス、フェラーリ、レッドブルホンダの3強3つ巴の争いとは行かないですが
少なくともマクラーレンは、今シーズンに置けるレッドブルホンダとメルセデスの2強対決に割り込めるだけのポジションを確率しつつあるかと思っています。
フェラーリとの3位争いしながらもレッドブルホンダとメルセデスの背後を着実に捉えている。
後は、どのような状況になっても結果を出せる確実性ですかな?
ノリスには、マックスの次期ライバルの予感を感じています。