フェルスタッペンとハミルトンのフロントロー対決!

今年、何度も繰り返されるこの二人の争い、ハミルトンの大応援団が詰めかけるシルバーストン、中高速域の効率の良い空力とパワーが勝負を決める。

トラックポジション重視だが、ピレリタイヤの消耗度合い、ギリギリの判断が必要です。

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スタート順とタイヤ

ピットインロスタイムは約20秒です。

イギリスGP決勝レポート

天候は晴れ、気温29℃、路面温度51℃でスタートしました。

スタート:ターン1からフェルスタッペンとハミルトンのクロスラインバトルが続く、そしてターン9でフェルスタッペンの右リアとハミルトンの左フロントが接触、アウト側になったフェルスタッペンは300km近いスピードでクラッシュ。

https://twitter.com/F1

絶対に前に出たいハミルトン。

ハミルトンは、左から一気に右にラインを変えてインに入りこんだため、フェルスタッペンにはハミルトンを確認するすべが無かったのだろう。

アウトインアウトのフェルスタッペン、インインインのハミルトンは少しラインが膨らんでいる、並べるコーナーじゃないんだよなぁ。

これは王者の焦りが生んだやりすぎバトルかな?

赤旗になりました。

再スターティンググリッド

再スタート(Lap4):ルクレールがトップを守る、ベッテルがスピンして最後尾、ペレスは16位。

全てが落ち着いた感じのレーススタートになっています。

※ハミルトンには10秒ペナルティが課せられました。

Lap6:ペレスは14位までポジションアップ

Lap8:ペレスはラッセルをパスして13位

※気温30℃、路面温度51℃になっています。

 

Lap9:ペレスはガスリーの後ろ12位までポジションアップ、その前のライコネンと3台連なっています。

7位アロンソ以下は、又もトレイン状態となっています。

Lap15:トップのルクレールはエンジンが少しおかしいようです。何かセンサーをカットしました。

 

Lap19:ペレスはミディアムへ、ライコネンはハードへ、ベッテルもハードへ

Lap21:ターン6でペレスはライコネンをパスして13位、リカルドはハードへ

Lap22:ノリスはハードへ6位

Lap23:ボッタスはハードへ、アロンソの後ろに戻ったが直ぐにパスして4位

Lap25:アロンソはハードへ10位、直ぐにストロールをパスして9位

Lap25終了時点

Lap28:ハミルトンは10秒ペナルティ後ハードへ5位

Lap29:サインツは左フロントに手間取り6位

Lap30:ルクレールはハードへ1位

Lap31:ハミルトンはノリスををパスして3位

9位ペレスは、アロンソ&ストロールとトレイン状態で身動きが取れなくなりました。

 

Lap39:ペレスはミディアムへ17位、直ぐにベッテルをパスして16位

Lap40:ボッタスはハミルトンを先に行かせました。トップのルクレールとは8.8秒差です。

Lap40終了時点

Lap44:ルクレールとハミルトンは5秒差

ペレスは12位までポジションアップしています。

Lap46:ルクレールとハミルトンは3秒差

Lap47:ペレスとライコネンが接触して、ライコネンがコースアウトして16位

トップ争いの前には大量のバックマーカーがいます。乱流でコーナースピードが落ちればルクレールは危ない。

 

Lap49:トップ争いはとうとう1秒以内となりました。ペレスはソフトへ交換しています。

Lap50:ハミルトンはターン9でルクレールをパスして1位

ペレスはファーステストを記録して、ハミルトンのファーステストを阻止しました。

Lap52終了:ハミルトンがトップでチェッカーを受けました。

イギリスGP決勝結果


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まとめ

オープニングラップのやりすぎバトルの末に接触してフェルスタッペンはリタイア。

絶対に前に出なければ勝てないトラックポジションが重要なシルバーストン。

わかりすぎている地元のコースだけに、コプスと言うコーナーであってコーナーでは無いところで並んでしまったのだろう。

 

そして、10秒ペナルティをもらったハミルトンは、ラスト3周でトップに追いつく。

又もコプスで仕掛ける。

今回は最初からイン側のラインどりでルクレールに場所をわかってもらい、前のルクレールはアウト側ラインで応戦、ルクレールは膨らんで少しコースアウト、加速が遅れてオーバーテイクされた。

このハミルトンの度胸は凄いな、ハンガーストレートではオーバーテイクは無理だからねぇ。

 

やはり、今年のハミルトンはアグレッシブだ、フェルスタッペンは常にアグレッシブ、この二人のバトルは今後も接触が多くなるだろう。

ハミルトンはフェルスタッペンを0点に出来た事で、チャンピオンシップにおいて望みを繋いだ。