モンツァでの高速バトルがスタートします。予選では何が世界最高峰のF1だ、あんな予選しやがってと怒る方々が多かったんじゃなかろうか?彼らはプロ中のプロであり、トウがなきゃタイムアップは望めないとわかっている、そんな中で最大限の仕事した結果があれだっただけなんです。

決勝レースは誰が一番にチェッカーフラッグを受けるのか、誰が常に速く走るのか、色々な駆け引き、そんなレースを楽しみましょう。ライコネンはピットスタート、ぺレスは新規PU投入してグリッドダウンです。

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スタート順とタイヤ

ピットインロスタイムは約24秒です。

イタリアGP決勝レポート

天候は晴れ、気温21℃、路面温度33℃でスタートしました。

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スタートではルクレールがトップを守る、ベッテルは5番手に下がる。

Lap2:ターン1でベッテルがヒュルケンベルグをパス4位、フェルスタッペンは接触してフロントウィング壊していたようでピットインSへ交換する20位

Lap3:アルボンはノリスに並ぶがコースアウト11位

Lap5:リカルドがヒュルケンベルグをパス5位

Lap5終了後

Lap7:ベッテルが単独スピン、危険なコース復帰でストロールと接触しフロントウィングを壊してピットインHへ交換19位、グロージャンも単独スピンしてタイヤを痛めてピットインMへ20位

Lap8:アルボンはマグヌッセンをパス8位

Lap9:クビアトはマグヌッセンをパス9位

マグヌッセンはリアタイヤが終わった、ベッテルには10秒ペナルティ。ライコネンはスタートタイヤを間違えるミスがある。もらい事故だったストロールはドライブスルーペナルティ

Lap15:アルボンはジョビナッツィをパス7位、フェルスタッペンはライコネンをパス15位

アルボンにはマグヌッセンをパスする時にコース外を走ったため5秒ペナルティが出されました。

Lap20:ハミルトンはMへ5位

Lap21:ルクレールはHへ4位でハミルトンの前で復帰、ルクレール踏ん張れるか?上手くヒュルケンベルグの後ろでDRSを使ってハミルトンを抑えています。

Lap23:ターン4でルクレールは少し動いてハミルトンを押し出してしまったように見えた。

Lpa26:ルクレールはリカルドをパス2位、ハミルトンもパスして3位

延々と続くルクレールとハミルトンのバトルが熱い、特にハミルトンがいつになく攻撃的です。

Lap27:アルボンはMへ12位

Lap28:ボッタスはMへ4位、サインツはピットでナットが締まっていないため停止VSC

Lap30:クビアトがターン2を抜けた辺りでトラブルストップVSC

Lap32終了後

ルクレールに対してDRSのあるハミルトンは並ぶ事すらできない。フェラーリのドラックが少ないマシンは効果的にメルセデスを抑えています。

Lap36:ルクレールはターン1でタイヤをロックして縁石を飛び越える。

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Lap41:フェルスタッペンはジョビナッツィをパス8位

トップ争いに気をとられている間に8位まで挽回しているマックスです。

Lap42:ハミルトンはターン1でタイヤをロックアップする、ボッタスが2位になる。

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ハミルトンの右フロントはブリスターが酷くペースダウン、ボッタスのペースは良く徐々に差を詰めるが大きなペース差は無い、タイヤに厳しいフェラーリのハード戦略は後半にきて追い風となっている。

緊迫したトップ争いが続く、ボッタスがターン1でミスして離れる。

Lap50:ハミルトンはSへ

Lap52;ハミルトンのLap51はファーステストラップ

Lap53:ルクレールが終始メルセデスを抑えきりトップでチャッカーを受けました。

イタリアGP決勝結果


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まとめ

チャールズ!本当に心から喜べる勝利おめでとう!

そして長らくお待たせしたフェラーリの地元優勝、ティフォシの皆さんおめでとうございます。

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終始メルセデス勢を抑えきったルクレールの力強いドライビングが冴えました。ちょっと危ない動きはあったかもしれないが、うんうん許されるバトルだと思う。並ばれた時に極わずかに動いたけどアプローチする時のフェイントのようなものでした。

これぞバトルと言うものを魅せてくれたルクレールとハミルトンに感謝ですね。

レース内容を全然書き留める事なく見入ってしまいましたよ。

 

特にハミルトンのアタックは凄かった、しかしいつもの冷静さは少しなかったようにも見えた。それだけストレートラインで並べない事が彼にはプレッシャーになっていたんだね。

DRS無しでもストレートラインでスピードが伸びるフェラーリ、そんな難しいマシンを勝利へ導いたルクレールはよく頑張ったと思う。もっともっと強くなってチャンピオンシップを面白くしてほしいね。

 

スペック4投入のホンダ勢は、アルボンのコースアウトで上位進出チャンスは無くなった。フェルスタッペンのターン1での接触も良くなかった。そして脇役にもなれなかったと言うところです。スタートポジションが悪すぎた事が大きく影響したと言える。

VSCが出た事も良くなったのかもしれないな、ピット戦略にどのような影響を与えていたのかは別の機会で検証しようと思います。

 

情熱のイタリアGP、いいレースだった。

次戦ガラッと変わる市街地戦シンガポール、レッドブルの躍進に期待したい。