ベルギーに引き続きPUペナルティが多く、いまいち盛り上がりに欠けるイタリアGP予選です。
フェルスタッペンは5グリッド降格、ペレス10グリッド降格、サインツとハミルトンは最後方となる。
2強の中で唯一ペナルティが無いルクレールは、何事も無ければスターティンググリッドでポールポジションになるはずです。
イタリアGP予選レポート
天候は晴れ、気温27℃、路面温度40℃で予選はスタートしました。
Q1
ストロールが一番にコースインして24.2秒台、角田の最初のアタックは22.7秒です。
ルクレール21.2、サインツ21.3、ラッセル21.7、フェルスタッペン22.0、ペレス22.0、ノリス22.1となっているトップ6です。
フェルスタッペンは1セットの2アタック目20.9でトップタイム、ペレスは21.4、角田は22.0までタイムを伸ばしています。
2セット目を使うドライバーがコースイン。
ガスリー22.0で7番手、リカルド22.1で12番手、ジョウが22.0で6番手、デ・フリースが初出走でQ1突破です。
Q2
2強はペレス以外がユーズドでコースイン。
サインツ20.8、ルクレール21.2、フェルスタッペン21.2、ペレス21.3、ハミルトン21.7、ラッセル21.7となっているトップ6です。
2アタック目、フェラーリとレッドブル、角田の5台が出走していません。
ガスリーが10番手に飛び込みました。
Q3
サインツ20.5、ルクレール20.7、フェルスタッペン20.8、ペレス21.3、ラッセル21.5となったトップ5です。
最終アタック。
ペレス、アロンソ、ガスリー、サインツ、ノリス、ルクレール、リカルド、フェルスタッペン、ハミルトン、ラッセルの順でアタックに入りました。
サインツが更新20.4、ルクレールが20.161でトップタイム更新、フェルスタッペン20.306で2番手に入りました。
イタリアGP予選結果
まとめ
ルクレールがフェラーリの地元でポールポジションを決めました。
ライバルにグリッド降格がある中、最速タイムでグリッドのポールポジションを決めて面目躍如です。
リアダウンフォースを削り、フロントの強いマシンの暴れるリアを上手くコントロールしています。
大きめのリアウィングを使ったレッドブル、ラバーインされた路面ではターンスピードの利点が弱まりフェラーリ優勢となりました。
ルクレールはリアタイヤの保ちと硬めタイヤでのグリップが問題かな?
タイヤを守れるダウンフォースがありレースペースに強いフェルスタッペンが、ルクレールの背後に迫るの果たしてどのぐらい早いのか?
見どころは二人がトップ争いをし始めるところからでしょう。
マクラーレン2台、ガスリー、アロンソの中団トップ勢、この集団を抜いてペレスがどれだけ早く上がってくるか?
後方に下がったサインツ、ハミルトン、角田、この3人の追い上げにも注目しましょう。
急遽デビューとなったデ・フリースの走りにも注目です。
いきなりの8番手スタート、ウィリアムズはとにかくストレートが速く後ろに抑え込まれるドライバーが多くなるはず、抑えきれればポイントを取れるチャンスでもある。
来年のレギュラーシート獲得の為にも絶好のアピール機会です。
退屈なレースが多いモンツァですが、速いマシンのグリッド降格が多く、いつもよりは楽しみが増えています。
ルクレールはフェルスタッペンの5連勝を止める事が出来るかな?
スターティンググリッド
ペナルティの適用方法が???
グリッド降格が多い方からカウントされるようです。
フェルスタッペンなら2+5=7となり、あくまでも7番グリッドでその間にペナルティを受けないドライバーを繰り上げている。
ペナルティが絡んだグリッド順ルールが難しすぎる
確定グリッドでフェルスタッペンは4番手になります。
セカンドロウだと安全圏では無いですね。
ただトレインを形成しやすいイタリアGPなので、逃げ切りのチャンスはありそうです。
イタリアはフェラーリが勝って欲しいですね。盛り上がりますからね〜。
フェラーリ地元なのでルクレールのシーズン4勝目を期待したいですが、
そろそろレッドブルやフェラーリ以外のチームやドライバーにも優勝して欲しいところですね?
グリッドポジション的に
ラッセルのF1初優勝(メルセデスにとってもシーズン初優勝)や
マクラーレンのシーズン初優勝(ノリスのF1初優勝もしくはリカルドの優勝)も期待したいです?