メルセデスが完璧な予選ラップを完成させフロントローを独占、2列目にレーシングポイント、3列目にフェラーリ、7番手にフェルスタッペンというグリッドになりました。
ウェット路面のレコノサンスラップで、フェルスタッペンは左フロントからタイヤバリアに低速クラッシュ。グリッド上で修理作業が行われる。
間に合うのか?
スタート順とタイヤ
ピットインロスタイムは約20秒です。
ハンガリーGP決勝レポート
フェルスタッペンはギリギリで修理が間に合いました。
天候は曇り、路面はウェット、気温22℃、路面温度28℃でスタートしました。
ボッタスとペレスはスタート失敗、フェルスタッペンは3位まで上がる。
Lap1終了後
ハース2台はフォーメーションラップでMへ、クビアトはLap1終了時点でSへ、Lap2終了時点から続々とドライタイヤへのピットインが始まる。
フェルスタッペンはトップになりインターで4周目に入っていった。その周の終わりにピットインしてMへ、全車がドライタイヤへ交換してポジションが目まぐるしく変わる。
Lap5終了後
フェルスタッペンは一気に2位へ、ハースの2台にはストロールが襲い掛かる。
Lap7:ストロールがグロージャンをパスして4位
Lap10:ボッタスがルクレールをパスして6位
オーバーテイクするためにライン外すと濡れているためになかなか前に出れない状況です。
Lap12:ボッタスがグロージャンをパスして5位、ルクレール、アルボン、ベッテルが3つ巴のバトル中
Lap16:ストロールがマグヌッセンをパスして3位
Lap17:ボッタスがマグヌッセンをパスして4位
Lap18:アルボンがルクレールをパスして7位
Lap21:ルクレールはSがダメになりHへ15位で復帰
Lap26終了時点
雨が来そうで来ない状況がタイヤ交換判断を鈍らせる。
Lap30:アルボンはグロージャンをパスして6位、ベッテルはHへ12位
Lap33:ルクレールはノリスをパスして13位
Lap34:ボッタスはMへ4位そのままで復帰、オンボードカメラに水滴がつき始めました。
Lap36:アルボンはHへ10位、ストロールはMへ4位、マグヌッセンはHへ8位
Lap37:フェルスタッペンはHへ2位そのままで復帰
Lap38:ハミルトンはMへ、アルボンはマグヌッセンをパスして8位
ボッタスが1秒以上速いハイペースでフェルスタッペンに迫りつつあります。
Lap45終了時点
7位のペレスが周回遅れになりそうです。ハミルトン速すぎ。
Lap50:ボッタスはHへ
Lap53:ストロールはHへ
Lap58:フェルスタッペンとボッタスの差は10秒になっています。
Lap62:ボッタスとフェルスタッペンの間のバックマーカーいなくなりペースアップ1.5秒以上速いラップです。
Lap67:ハミルトンはSへ、アルボンはベッテルをパスして5位
フェルスタッペンにボッタスが追い付くが最終ラップのターン1で並べなかった。
Lap70終了、ハミルトンがファーステストでトップチェッカー!フェルスタッペンが2位を死守。
ハンガリーGP決勝結果
まとめ
なんて言うかフェルスタッペン劇場でした。
Disaster for Max Verstappen as he goes into the barriers on the way to the grid 😮#HungarianGP 🇭🇺 #F1 pic.twitter.com/VqOSEzbHwD
— Formula 1 (@F1) July 19, 2020
レコノサンスラップ、まさかのスピンクラッシュで左フロントを少し壊し、グリッド上で修理を完了、スタートで一気に3位へ、タイヤ交換のタイミングで2位へ、予選でまともに走らないマシンを何とか2位表彰台へもってくる底力。
アルボンも5位まで上がってきてるし、硬めのタイヤだとなんだが調子が良いような気がします。
なんだがよくわからないマシンだ、チームも頭抱えるよね。
ハミルトンはパーフェクトウィン!言うことなし。
とりあえず性格のちがうサーキットを二つ走って、どっちもぶっちぎりに速い、メルセデスの正常進化論は想像を遥かに超える完成度を誇っています。
昨日の予選、誰よりも路面のトラックエボリューションを捉え、タイヤを作動ウィンドウに留める能力が凄すぎる。
次のシルバーストンの2連戦は、レッドブルにとってかなりきついけど、1週空けての開催なので、なんとか改良してほしいです。
ガスリーのPUトラブルは一体なんだったんだろうか?
拍手!拍手!拍手!
梅雨の晴れ間だ!でもその一時の歓喜をありがとう。
マルコがシャーシ開発が失敗だったとコメントしてますね。
何とも厳しい現実。
それでもレースはこの結果。
メルセデスが断トツで速いが、レッドブルは2番目に速いマシンだった。
それにしても凄い修復劇でしたね。
あれが諦めムードからフェルスタッペンを甦らせたように見えました。
今回は、ボッタスを押さえられて2位獲得良かった。
ドライバーランキングも3位にアップ(^.^)
アルボンもベッテル抜いて5位フィニッシュも同様に。
コンストラクターも2位にアップ(^.^)
失敗とは言え、引き続きRB16を改善していくしかないので、
次のイギリス、シルバーストーン2連戦まで
2週間のインターバルあるので
レッドブル、ホンダ共にトラブルシューティングに追われますが、
レースに何が起こるか?わからないので頑張って欲しいです。
映画のシナリオみたいなVERのアップダウンの週末でしたが結果オーライ、次戦までの2週間は余韻に浸って過ごせます。
※みんなでRB16不調の原因を考えながら過ごしましょう
RB16は空タンでの一発の速さは無いけど、レースペースはそんなに悪く無い(ドライバーの力量も有るけど)ところが、決勝の結果に繋がってるのかも。
しかし黒の軍団は非の打ち所が無いですね~、レースペースでもコンスタントに1秒速い!
でもこれからの夏場の連戦で何処かに付け入るスキは有ると信じて応援します。
面白い決勝でしたね。
マックスのスタートは良く、序盤ハース勢がうまく後続をブロックしてくれました。
スタート前にハラハラしましたが、望外の結果に満足です。
次戦も運を味方に付けたいところです。
F1はシーズン最初にシャシーがタコと分かってから巻き返すのは至難の業ですが、また後半エンジン交換ペナルティーを受けてもいいのでパワー優先で何戦か勝ってくれればと願っています。
ガスリーのトラブルはPUではなく、
その先のドライブトレイン(デフ、トランスミッション、シャフト)が原因と判明しました。
それならPUパーツ全交換しても改善しないのは納得ですね。
レッドブルテクノロジー製のギアボックスかぁ。
ケース含めて本家もおかしいんじゃないか?
グリップレベルが上昇すると、想定外のヨレがあるとか?
アルファタウリのギアボックスは型落ちRB15の流用じゃなかったでしたっけ?
昨年の実績があって枯れてるはずなのに…
新しいエンジンとのマッチングとかなのかな?
ケースは型落ちで、カートリッジはRA620H用の新造になるはずなんですね。
RBRはどちらも新造になる。
ケースはリアの骨格みたいなものなので、もし工作精度に不具合があり、たったの3戦でトラブルがでたカートリッジと同様ならば・・・
ちょっと疑ってみた次第です。
ギアボックスの耐久性を決めるのは難しそうですね。
頑丈に作り過ぎると重くなりそうですし、規定内の交換で済むように耐久性決めて軽く作るって大変ですね。
後はレッドブルリンク走った後で縁石の振動でギアボックスのセンサーが故障しかかってたのかも。
今のF1は0.5秒ぐらいでシフトチェンジするみたいなのでセンサー故障しただけでも一瞬で壊れますね。
機械構造に大変興味があって、お聞きしたいのですが、
グリップレベルが上がったと言う事は、
ホンダRA620Hのパワーが昨年度よりも向上してトラクション性能も上がったが、ミッションケーシングが剛性不足でパワーに負けてしまった(受け止め切れてない?)と言う可能性でしょうか?
よく何々のチームは、ここが弱いとか苦手な箇所とか言われたりしますが、レッドブルがミッション系弱いと言うのは聞かないですね。
堅牢に出来てると思っていますが、繊細なんですね。
昔、2輪の世界GPでE・ローソン選手がホンダNSR500を車重が重くなるのを承知で、フレームをガチガチに補強して曲がらないジャジャ馬マシンを捩じ伏せて世界チャンピオンになったのを思い出しました。
トップチームに限って構造的な、たわみ数値を間違うなんて事は無いとは思うんですがね。
例えば、リアのギアボックスケースはPUに連結されリアサスペンションやリアウィングを支えています。
路面から受ける力の変化で、たわみ量が急激変化した場合、予測不能なグリップの変化が起こる可能性があります。(ほんの少したわんだり、ねじれる事で曲る)
まぁでも、多分空力だろうとは思いますよ。
ホンダPUについては、何も検証していないのでわからないんですが、昨年は高回転パワー型だったので、今年はコンプレッサーサイズを含めて、その発生回転領域を下げていると勝手に思っています。
トルク発生領域がテスト時よりも変わっているのではあれば、トラクションに影響を与えます。
ガスリーの内部ギアトラブルが今後の鍵だと思います。
一周一秒以上速いマシンを抑えて二位!
普通に考えたらレースにならないはずがこれ!
やっぱマックスはメンタル強いわ。
F1モータースポーツGP管理者様
変な質問になってしまうのですが、
昨年使用のRB15に、今年のRA620Hを搭載してレースするのは可能なのでしょうか?
レギュレーションは昨年度からの継続なので、RB15を使えるかと思いました(レッドブル以外のチームがRB15を使えば当然違法ですが)
ただし、RB16の設計ミスでRB15よりも明らかに劣ると言う前提(マックスとアルボンの両ドライバーがRB15の方が扱い易いと言った場合も)
RB16の問題点が見つかって改善もされれば、RB15再使用の必要ないですが
ホンダPUは外観をほぼ変えていないので、少しの改造で載るでしょう。
ただ前年度のマシンは新たにクラッシュテスト受ける必要があると思う。パーツも新造しなければならないし、現実的では無い。
ありがとうございました。参考になりました。
フロントのサスペンションのジオメトリ、ステアリングギヤボックスの配置など明らかにRB15から変わってるRB16なのですが、
何故このような事態にハマったのか素人には不明です。
普通の考え方なら、RB15の長所をより伸ばし、短所は改善して直していったのがRB16のはず?だったのがバランスを崩してしまったのか?
来年2021年も現行レギュレーションの継続(最後の?)ですが、
例のフロアパネルの後端部分(エアーシール用意のスリットが刻まれてる)がカットされてしまうので、
ハイレーキ角マシンには、さらに厳しい条件となる?
RB16B?となって改善されて、翌年RB17?にポテンシャルアップして欲しいです。
アメージング!!こんな展開、レース前に想像出来ませんよねw
レース終了後マックス、アルボンから不満が大噴出。レッドブル幹部からも責任転嫁でカオスになる未来しか想像してませんでした(・・;)
レッドブルはレースになったら安定してたけど、予選のような限界域だとピーキーになるんでしょうか?
全く期待していなかっただけに、ハラハラドキドキ面白いレースでしたね。
プレシーズンテストでC4,C5をしっかり確認しなかったのが原因だと思う。
レッドブル、予選の速さはないがレースペースはまぁ良い。
セッティングの変更はできないから、ガス重量だろうか?
重量が増してリアが安定するとか?
ただ単に限界域でピーキーすぎるだけかもしれませんが、予選でピンクに勝たないと苦しい展開になりますね。今回ドライスタートだったらソフトのタッペンは厳しかったでしょうし、イギリスまでになんとかしてほしいなぁ。
ともあれ、タッペンとボッタス・アルボンとフェラーリなどなど、なかなか見応えあってよかった。