2019年のF1はレッドブルのエンジン変更、ドライバーの移動、新車両規定など変化が激しいシーズンスタートとなります。
車両規則は2017年に変わって、たったの2年で変えるって中々ない事で、予算の少ない下位チームにとっては辛い曲面です。更に2021年にも変わるので益々トップ3チームとそれ以下のチーム差は開くでしょう。
ハース、ザウバーがフェラーリからパーツの大部分を供給してもらう事の利点が、大きく際立ってくるような気がします。パワーユニットを軸とした連合が今後増加するのは間違いない。
ホンダ&レッドブル連合の誕生

ホンダ復帰5年目のシーズンが始まります。そしてとうとうトップチームであるレッドブルとのコラボがスタート。復帰当初マクラーレンと組んでこれはこれはと思っていたけど、マクラーレンはいつの間にかトップチームでは無くなっていた。
チーム予算約500億円以上とも言われるレッドブルは、色々な局面でホンダを助けるだろう。しかしながらパワーと共に信頼性を示さなければすぐにお払い箱となる可能性もある。4年連続チャンピオンを獲っておきながら2015年に勃発したレッドブルとルノーの大喧嘩!あれは酷かった・・。
そんな危ないコラボだという事は頭にいれておきましょう。何が起こるかわからない!F1サーカスの契約とはそんなもんです。
レッドブルがホンダに対して見ているところは、はっきり言ってお金です。約300憶円と言われるホンダの予算に着目して今後の伸びしろを計算しているのです。ルノーがチーム運営全て含めて300憶程度と言われています、そしてその開発の停滞ぶりは皆さんも知るところでしょう。
2年目でトップチームドライバーに二人昇格

レッドブルに乗るガスリー、フェラーリに乗るルクレール、トップチームドライバーが二人も入れ替わるなんて事は、ここ最近では考えられない出来事。しかも参戦2年目ですから二人にかかるプレッシャーは相当なものです。
この二人はかなりの逸材です。共にF1直下のGP2(2016),F2(2017)チャンピオンでガスリーに至っては、SFでチャンピオン争いをするほどでしたし、ルクレールはぶっちぎりのチャンピオン。ザウバーのマシンが安定してきた中盤戦以降は、そのドライビングでベテランエリクソンを軽くひねっています。
ガスリーもトロロッソのマシンが思うように走らない中で、時々見せる速さは印象的だった。
パドックでの二人の対応は正に正反対、ガスリーはその発言で自分にプレッシャーを与えて糧とするスタイル。ルクレールは物静かで行動で示すタイプです。ブラジルの予選アタックでチームの戻れとの指示を覆し、もう一度行かせてくれとタイムアップしたあの走りは圧巻だった。
現時点で優越を付けるのは難しいけど、ガスリーはフェルスタッペンに、ルクレールはベッテルに何処まで迫れるのかが焦点となる。二人とも今後のF1を引っ張っていくスタードライバー(容姿も伴った)なので、プレッシャーで潰れない事を祈っています。
新空力規則の機能

新空力規則はFOMがCFD実験により解明したマシンサイドに発生させているボルテックス(渦流)を減らして後方を走るマシンの空力を安定させようと言うものだが、果たしてうまく機能するだろうか?
主にはフロントウィングの大幅な機能制限にあるが、各チームは既にそれを解明してダウンフォースレベルは変わらないとの発言が見受けられる。実験に頼らなくとも空気の流れを想像できるニューウェイ先生もこの規則には疑問を感じているとの事。
ウィングをフロント・リアとも拡大させる事に疑問を感じる人も少なくないだろう。私もその一人であり、物凄く単純に考えても拡大したウィングにより、空気がマシン上部へ多く移動する事で後方の空気が薄くなる、その空気を受ける後方を走るマシンには正常な空気が届かないと思うんですけどね。
それとバージボード周辺の空力パーツが野放しな点も疑問である。
DRS時のリアウィングの空間を20mmアップさせる事でのドラッグの減少が大きく作用してDRSゾーンでのスピード差は増し、それによるオーバーテイクは増加する。
結局のところ通常の走りでのテールトゥノーズ・サイドバイサイドバトルよりも、DRSゾーンの活性化のみが生きてくる、そんな予想が見え隠れしている。
まとめ
大きく3点のこの注目ポイントはF1ファンなら知るところでしょう。
マシンに注目している人、ドライバーに注目している人、F1全体に注目している人など色々なファンが存在するけど、どの項目に注目しているかは人それぞれで、すべてに精通する必要はありません。
典型的な例で女の子がイケメンドライバーに憧れる事だけでも全然問題ない。
どれか一点でも今のF1関わる事を知っている事がファンであり、ちょっと昔の話題を持ち出して今のF1は面白くないとか、そんな事も知らんのかと煽るような人は何もわかっていないと私は思う。
無料放送がなくなりF1ファンは減る一方ではあるが、お金を払ってでも見る真のF1ファンがいる限り、今後も続いていくと私は確信しています。
SNS・ブログ・動画などネット系の無料で手に入る情報が多くなってここ数年は楽しいF1ライフだと思う、昔は雑誌でしか手に入らなかったものが簡単に手に入る事が非常にありがたい。
テストまであと1か月ちょっとですが、この期間でF1に対するあなたの思いを見つめなおす絶好の時間であると思う。
私は一ファンとしてチームやドライバーと共に前進して、2019年もより良いF1ライフを送れる事を強く思っています。Jin
ホンダエンジンがいまだに振動の問題を引きずっていて、それでまだ出力があげられないなんて噂が出てますね。 仮に事実だとすると、「振動問題」そのものは技術の素養がある人間なら「解決法」はたいてい知ってる、つまり普通ならあっさり解決されるべき問題なわけで、よほど根の深い、通常の対策では手に負えないような振動が出てるんでしょうか。 以前あった「単気筒の実験エンジンではうまくいっていた」発言とも符合しそうなのが気になります。
ガスリー、確かに早いけどちょっと脆い印象だね。
シーズン終盤、やけに中段のドライバーやら、はてはハートレーをライバル視した
ような言動が多かったけど、お前が噛みつくべきはもっと上だろって思った。
マシン自体が噛みつくレベルじゃないという事情があったにせよ、同列の「雑魚」
どもを無視できないところに、あせりや限界が見え隠れする感じ。。。
レッドブルへの昇格が決定した事で、周囲から言われたんだと思いますよ。
「なんでお前が昇格するんだ?」と。
ガスリーは中団のドライバーの中でも優れていることを証明しなければならなかった。
ハートレーに対してもそう。
そのプレッシャーだと思います。
噂のサイドストーリーに登場する「AVLのプロジェクトリーダー」ってどんな人物か興味津々。
フェラーリ(フィアット)やらホンダみたいな大企業が、一社員の感情で簡単に企業間の提携を破棄する訳がないでしょうから、よほどのパーソナリティーを持った人物なのか?
#一個前のコメントは付け場所を間違えました。。。
ドライバーに関しては復帰組かな。 クビアトは精神的に落ち着けば十分速いドライバーだけど、昇進→更迭→クビ→フェラーリで下積み→トロ復帰でどうなってるか。 クビサは例のケガ以降まともにF1でレースをしていない、個人的にはこの二人が気になりますね。
AVLダイナミックテストベンチの情報ですね。
https://www.autobild.de/artikel/formel-1-wie-stark-wird-red-bull-honda–10924171.html
ホンダとは提携をやめたにしても、レッドブルもこのベンチ持っているので問題にはならない気がします。
そもそもドイツの1記者がどうやってホンダの内情を得られるのかが疑問で、これを話題にすることすら時間の浪費かと思うわけです。
今までのホンダの実情からすれば2019年も開発に対して順調に行くはずはないと思いますよ。
先月はメルセデスのPU開発がうまくいってないという内容の記事がありましたね。
去年の今頃はメルセデスのPUは千馬力超えて、フェラーリとの差はますます開くという記事読みましたが結果はそうでもない、と。
そもそもオートビルドの元記事にも何月ごろの情報か載っていないから、今どうなのか全く推定できない記事ですね。スペック3の話にも聞こえるし。どうせ裏取れないし、2月に答えが出るから飛ばしとけってことかな?
この時期の風物詩的なものとして、楽しんでおく位が丁度いいんですかね?
チームのほうで言うと注目は旧名門組かな、ウイリアムズとマクラーレンがどこまで復活、あるいは没落していくのか。 ロータスの二の舞なんてのは見たくない気もするが……
旧インド(名前どうなるんだ?)の優秀なチームが、それなりの安定した資金を得てどう化けるかも見もの。 ただ計算できるドライバーが一人ってのは痛い
ドライバーで言うと、ハートレーがフェラーリのシミュレータ担当になるって噂が出て本人が速攻で否定してたけど、腕前はそれなりに評価されてたってことなんかね、よくわからんけど
2人のドライバーにはビアンキの加護が有るでしょう。
トロロッソで大分ハラハラしつつも、最後はハートレーが残念な形でしょんぼりな所も有りますが
今年も見所が多く、大いに感情的に楽しんでいけそうです。