マクラーレンはオーストリアGPにて大規模な空力アップデートを導入する。その最大の特徴はノーズデザインでショートノーズを採用するらしい。

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マクラーレンはノーズのクラッシュテストを5回失敗してようやく合格になったそうです。どんなショートノーズデザインなのかすごく気になりますね。

先ごろショートノーズを採用したレッドブル型なのか?メルセデス型なのか?できればメルセデス型なら見た目にもカッコいいんですがね。

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オーストリアGPでのアップデート導入の訳

オーストリアGPがおこなわれるレッドブルリンクはエンジンパワーがものをいうサーキットでマクラーレン・ホンダはカナダGPについで苦戦する予想です。

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単純な直線とコーナーの組み合わせで、エンジンの加速力さえあればかなりタイムを短縮できるところです。

 

ホンダエンジンのパワーが不足しているマクラーレンのとって捨てて行くグランプリになるはずですが、グランプリ開催後に2日間のテストがあります。

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マクラーレンの新しいショートノーズコンセプトはいきなりグランプリで力を発揮できるほど簡単では無いと思います。

 

そこでマクレーレンはオーストリアGPとテスト2日間を目一杯使い新しいコンセプトを一気にものにしようとしているのでしょう。

 

ホンダのアップデートはどの程度のものか?

ホンダのアップデートはこのオーストリアGPではどの程度のものなのか気になりますが、アップデートはそれほどではないでしょう。それよりも気になるのがマノーがホンダエンジンにスイッチするというものだ。

Motor Racing - Formula One World Championship - Malaysian Grand Prix - Practice Day - Sepang, Malaysia

もちろん来年以降の話になるが、マクラーレンが多くの技術提供をしているマノーはマクラーレンに借りがある。

 

そこでマクラーレンと同じホンダエンジンを使うことやドライバーの登用でマクラーレンの融通をきかせ予算を削減することができるマノーにとってもメリットが生まれる。

 

ホンダにとってのメリットはやはりデータ取りが倍になることで、より適したセッティングや開発に生かすことができる事でしょうか。

 

供給チームの編成など問題はありますが、供給チーム拡大は積極的にしてもらいたいですね。