2月15日フェラーリが新車「フェラーリSF90」を発表しました。
90周年と言う事で、今年のオンラインライブ発表会は凄い凝ってましたね。90周年⇒SF90となるって事でしょう。
Mission Winnowが白から黒色に変化している。これはアレですね、赤白じゃ~Marlboro連想させるから、逃げの配慮ですかね(笑)
フェラーリ SF90 の画像
https://formula1.ferrari.com/en/
昨年型SF71Hと大きく違っている部分はあまり無いような気がします。しいて言えばインダクションポッドの吸気口が小さくなった、そしてその下に開口部を設けている。
フロントウィングはエンドプレート側を低く設定して、カスケードが無い事で失ったアウトウォッシュを極力減らさないように工夫したという事かな。
このウィング形状だと幅広になった事が、あまり強調されずにバランス良くカッコよく見えます。
レーキ角セッティングは昨年同様ぐらいの設定のようです。
サイドポンツーンをレッドブルなどに比べて絞ってこなかった、小さなインダクションポッドなどから推測すると冷却パーツは中心に集める構成ではなく、なるべく低く配置する事での低重心化路線に切り替えたのかも?
発表会での実車SF90の画像
黒いMission Winnow、黒いヘイローでぐっと引き締まったフェラーリになっています。
ノーズを細身にしてモノコックとの段差が際立つメルセデスやレッドブルと違い、フェラーリはやはりラインを意識した作りになっているところは流石だね。
比較用SF71Hの画像
この赤いヘイローより今年の黒いヘイローの方が良いね。
なんかこう、驚きが無いんですよね。他がやり過ぎ感がある中で、手堅いフェラーリと言った印象です。こういう時のフェラーリって強いんだよな。
一貫性のある信頼性の高いマシンに仕上がってると思います。打倒メルセデスを今年こそ成し遂げてくれ!
フロントウイング下側を通った空気を、きれいに内側に流せそうなウイングになってるね
今年の流儀はそのへんにあるのかな
私は結構、驚いた方です。
と言うのはフロントウィング。
内側から外側に向かって低くなってますが、アルファロメオを除く他のチームはタイヤに直接気流が当たらないように外側ほど高く、気流を上や横に流す形状になっています。
アルファロメオは外側はフィン自体がありません。
これはカスケードを失った事への対処だけではなく、タイヤマネジメントにも一躍買うような何かかも?と予想しています。
フェラーリとフェラーリのBチームが似たコンセプトのフロントウィングを採用している部分が、今年の新車発表で最も印象的でした。
ルノーもCGですが下がってましたね(^-^;)
去年までの整流はタイヤに当たる前に処理していたけど今年はタイヤ自体も整流に使ってきた感じですよね
過去にもこのデザインはあったから改めて見直してきてみます
フロントウィングは、昨日アルファロメオを見ていなかったら驚いたと思うw
結局カスケードほどでは無いにしろ、ボルテックスは作れる。
それを利用した流れをどう生かすのか?フェラーリとアルファは同じような解答を導き出している事になる。
トロロッソもフィルミングデーのシェイクダウン時にはフェラーリ型のフロントウィングを試していましたね。
どのフロントウィングが正解となるのか、バルセロナテストが楽しみですね。
トロロッソのシェイクダウンのフロントウィングは良いですね。
見た目のバランスがこの方がカッコいい。
全チーム結局この方向性で行くのかな。
一巡してみて、初心者なりの感想は結構意外でした。
レギュレーションによるフロントでの整流制限の影響は、レーキダウンフォースのほうが大きくて、全体的にロングホイールベース化すると思ってたんですが…
逆に(マクラーレン以外は)レーキを多用する方向に行ってるのを見ると、フロアダウンフォースは結構繊細なんでしょうか。見てたわけではないのですが、フロントウイングの付加物はメルセデスが始めたみたいなのをどこかで読んだ記憶があります。メルセデス流のエアロは、カスケード等の前処理があるほうが効果的なのかなと想像してます。
もしこの考え方が大間違いじゃなかったら、メルセデスとレッドブルは、レーキによるドラッグに大きくかかわる空気の出口を、確保しようとしたんじゃないかと。入り口はシーズンが始まってからでもトップチームなら何とかなる、出口は冷却等を含めて最初から想定しないと修正ができない。シーズン中も試行錯誤し、パクったりパクられたり色々あるでしょうけど、PUまわりのスペースだけは最優先だったんじゃないかと。
フェラーリは…..もしこれが完全な正解なら管理人さんがおっしゃるように強いとは思うんですけど、正常進化だけにもし修正が必要になったら手のつけようがないかも…..
初心者(ほぼ2年目)なりの心配がひとつだけ。いくらCGだからって「大嘘」はつかないですよね?
出し抜くためにCGは適当なんてこともあり得ますよ
あと、今回の外下がりや外側が無いフロントウィングはトレンドになるかと思います。
元々昨年のレギュレーションだと外10cmずつはタイヤむき出しだった訳ですから。
フェラーリも艶消しですか?
空力的に メリット有るんですか?
赤色が確かに変わってますね。
メタリック調なフェラーリレッドではなくなっている。
どっちかというとマルボロレッドに近くなったかな。
塗装による空力的メリットは特に無いですよ。
まだ発表段階なので、変わる可能性は十分あります。
追記:どうやらメタリック系は塗装の重量が多いようで、g単位の軽量化のためとの事です。
知識不足ですみません
船の塗装で サメ肌とか ゴルフのディンプルとか 最近出てきた 微小ディンプル塗装とか 想像してしまいました
F1ボディには曲線半径規定と言うものがあります。これを主にR規定と呼ぶ。
中心ボディ付近はR75規定で、半径75mm以下の曲線があってはならない。
よってボディ表面を無数の粒粒状にする事はできません。
塗装はボディ表面にあるパーツです。よってこの規定によって禁止されます。
各々の空力パーツの角は、エリアごとにR規定が存在します。フロントウィングの角はR5などですね、フロアの底面ならR25などです。
顕微鏡レベルでの凹凸はどこまで許されるのかわかりませんが、規定は存在します。
塗装は軽量化と空力の両面らしいですね。
スポンサーロゴもステッカーはやめて塗装にするそうで。
HALOのど真ん中が昨年はフェラーリのロゴだったのに、今年はスポンサーのロゴになってますね
レース中の映像でこの部分は非常に良く写るのでフェラーリらしくて良いと思っていましたが、逆に言えばよく写る箇所を売らないでどうする!てことですね
このフロントウイングのフラップ形状だと、フラップの周りの風の流れをひねって外に飛ばすように見えますがどうなんでしょうね。