
2021年のF1シートは、コロナウィルスパンデミックによるシャットダウン期間に早くも動き出し、7月開幕前に上位チームのいくつかは、ドライバーラインナップを決定してしまった。
分配金が大幅に減っている2020年、大きな資本金を持たないチームの経営は逼迫している、そのため高給なベテランから、スポンサーなどを持ち込める新人系ドライバーに替わるのは必然か・・。
2021年F1ドライバー契約状況
チーム | ドライバー1 | ドライバー2 |
---|---|---|
メルセデス | ハミルトン | ボッタス |
レッドブル | フェルスタッペン | ペレス |
フェラーリ | ルクレール | サインツ |
アストンマーチン | ベッテル | ストロール |
アルピーヌ | アロンソ | オコン |
マクラーレン | リカルド | ノリス |
アルファタウリ | ガスリー | 角田 |
アルファロメオ | ライコネン | ジョビナッツィ |
ハース | シューマッハ | マゼピン |
ウィリアムズ | ラッセル | ラティフィ |
※契約ドライバーは緑色
メルセデス
ボッタスと単年度契約を終結、ハミルトンは4年契約を交渉中と噂される、残留は確定でしょう。
レッドブル&アルファタウリ
フェルスタッペンは複数年契約済み、ガスリーは発表されていないがほぼ確定でしょう。問題はあと2人のドライバーとなるが、アルファタウリには、レッドブルジュニアNo.1でホンダの後押しがあるF2ランキング暫定3位の角田が有力。
レッドブルのシートはどうなるのか?候補はアルボン、クビアト、ヒュルケンベルグ、ペレスなどの名前が挙がる。レッドブル育成外からありえるのか?
フェラーリ・アストンマーチン・アルピーヌ・マクラーレン
この4チームは、契約ドライバーの入れ替えは無いだろう。
アルファロメオ
ライコネン、ジョビナッツィの残留が決定!ザウバーとアルファロメオの提携も継続になった。
ハース
総入れ替えを正式発表、資金力のあるマゼピン、アイロット・シューマッハなどフェラーリアカデミー系を受け入れてフェラーリPU減額などを引き出すだろう。Telmex,telcelの支援を持っているペレスも候補の一人だろう。
ウィリアムズ
早々にラッセル&ラティフィの残留を発表していた。だがしかし、ラッセルのシートをお金でこじ開けようとペレス、マゼピンが触手を伸ばしているらしい。
まとめ
ベッテルの加入で契約を買い取られたペレス、Escudería Telmexを率いるカルロス・スリム氏はストロール氏に泥を塗られた格好になる。是が非でもペレスのシート確保に乗り出すと思う。Ferrari Driver AcademyとEscudería Telmexは提携関係にあり、フェラーリの影響力があるチーム、アルファロメオとハースの4シートは狙いどころだ。
このような経済状況下、予算制限の影響を受けるのはメルセデス、レッドブル、フェラーリぐらいなもの、その他のチームは分配金に頼り切っている経営であり資金不足となっている。
F1に関わる世界的な富豪の息のかかったドライバーがシートを確保するのは必然、それと一つ気になるのはロシアGP、ロシア人ドライバーは今まで途切れた事は無く、ソチはプーチン氏もたまに出向く場所である。
ロシア人ドライバーが必ず居る事は、F1と密約でもありそうな気がする。クビアトoutとなればマゼピンinは確定事項なのかも?スーパーライセンス発給条件が緩和された事にも関係しそうな・・・。
アルファロメオはフェラーリ、ハースはジーン・ハースの意向が強く反映される。ウィリアムズはファンドの考え次第、契約解除金との兼ね合いで簡単に覆るシートである。
資金面とドライビング能力で優位なのはペレス、次に資金面でマゼピン、この二人の動向次第でシートが埋まっていくのかもしれない。
※追記事項
- 2020.10.29:アルファタウリは、ガスリーと2021年の契約を発表
- 2020.10.30:アルファロメオは、2021年ドライバーラインナップをライコネン、ジョビナッツィに決定
これで残るはレッドブル①、アルファタウリ①、ハース②のみになった。ラッセルは契約通りに2021年もウィリアムズで走る事が決定的。さぁ本当にわからなくなってきたなぁ・・。
- 2020.11.26:レッドブルは、関与している慈善団体であるWings For Lifeの新アンバサダーにアルボンの就任を発表。(残留へ一歩前進か!?)
- 2020.12.1:ハースはマゼピンの起用を正式に発表。
- 2020.12.2:ハースはシューマッハの起用を正式に発表。
- 2020.12.16:アルファタウリは角田の起用を正式に発表。
残るシートは、レッドブルのみ!ペレスなのか?アルボンなのか?
- 2020.12.18:SPEEDWEEK(Red Bull Media House GmbH)に、レッドブルがペレスと契約完了したとの記事が公開。
- 2020.12.18:レッドブルはペレスの起用を正式に発表。
最後の最後で、速さも資金力もあるペレスが、トップチームの一角、レッドブルのドライバーとなった。
フェルスタッペンとの対決、一発の速さじゃ勝てないだろうけど、落ち着いたレース運びで、トップグループの争いにもっと厳しさが生まれそう。楽しみだわ~!
金は有るけど、腕は今一、人間性に至っては最低なマゼピン。
先にここの記事で書かれていたように、昨年まで特例でも21ポイントしか獲得しておらず、今年F2で5位以上にならないとスーパーライセンスポイント未達だと思うのだが、某Gateでは7位以上で権利獲得という記事が出ていた。
果たして真実は如何に?
2020年はチャンピオンシップ自体の開催数が減少、参加人数が減少(2020:最初のレースで10名参加でSLP100%)
1.自身が制御できない状況、不可抗力など
2.シングルシーターカーで一貫して卓越した運動能力を示してきたドライバー
1と2をFIAが認めればSLP30でスーパーライセンスを発給する。
https://www.fia.com/sites/default/files/appendix_l_2020_publie_le_21_octobre_2020.pdf
マゼピンは19ー20シーズンに「F3 Asian Championship」で3位になってるらしく、去年は12ポイント獲得してるっぽいです。マゼピンのロシア語のWikipediaを見ただけの情報ですが。。。
2019年12月~2020年2月まで行われているみたいですね。
最初のレース出走16名なのでSLP100%適用で、12p獲得してる事になるのか?
ガスリーのアルファタウリ残留が正式に発表されましたね
あと2席、アルファタウリは角田のライセンス次第
レッドブルはイモラでアルボンが良い結果を残せるかで
トルコGPあたりで確定が出そうです
「世代交代の時来たる」と言うテーマで、コメント参加失礼します。
ライコネンもアルファ継続決まったので、
これで、アロンソとライコネン(第1世代)、ハミルトンとベッテル(第2世代)、フェルスタッペンとルクレール(第3世代)と
現役のワールドチャンピオンと未来のワールドチャンピオン候補が、
一斉に揃う2021年F1が、始まろうとしています。
さらに第4世代が現れる?
ガスリーですが、
昨年からの目覚ましい活躍で、自身がレッドブルへの再昇格を熱望しているかと?思いますが、
2021年のアルファタウリAT01Bには、今年のレッドブルRB16の要素が取り入れらて、またレッドブルの方も2021年引き続きRB16Bとなるので、
AT01BとRB16Bの差が少なくなる(完全に同一では無くRB16Bの方が先行しているとは思いますが)
慣れ親しんだチーム、マシンで自分の力量を発揮出来るような気がします。
それでもトップチームの1つであるレッドブルでフェルスタッペンと組みたいのが本音ですね(^.^)
え~い、面倒くさい。
この際レッドブルもアルファタウリも全て同一マシン4台揃えて(ホンダPU最後なので)一騎討ち、と活きたいところですが、
レギュレーションで、そんな事をすると怒られてしまいますね。