6月24日にフリー走行3回目と予選が行われたアゼルバイジャンGP。金曜日のフリー走行では伏兵フェルスタッペンが好調でした。予選に向けて各車セッティングの詰めに入っています。
アゼルバイジャンGPフリー走行③
順 | ドライバー | チーム | Laps | タイム | ギャップ |
---|---|---|---|---|---|
1 | バルテリ ボッタス | Mercedes | 21 | 1’42.742 | |
2 | キミ ライコネン | Ferrari | 14 | 1’42.837 | 0.095 |
3 | ルイス ハミルトン | Mercedes | 23 | 1’43.158 | 0.416 |
4 | ダニエル リカルド | Red Bull | 24 | 1’43.287 | 0.545 |
5 | エステバン オコン | Force India | 21 | 1’43.344 | 0.602 |
6 | マックス フェルスタッペン | Red Bull | 16 | 1’43.614 | 0.872 |
7 | フェリペ マッサ | Williams | 18 | 1’43.738 | 0.996 |
8 | ダニール クビアト | Toro Rosso | 21 | 1’43.908 | 1.166 |
9 | ランス ストロール | Williams | 17 | 1’44.040 | 1.298 |
10 | セルジオ ペレス | Force India | 22 | 1’44.138 | 1.396 |
11 | ニコ ヒュルケンベルグ | Renault | 16 | 1’44.312 | 1.570 |
12 | セバスチャン ベッテル | Ferrari | 7 | 1’44.344 | 1.602 |
13 | カルロス サインツ Jr. | Toro Rosso | 23 | 1’44.401 | 1.659 |
14 | フェルナンド アロンソ | McLaren | 18 | 1’44.741 | 1.999 |
15 | ケビン マグヌッセン | Haas | 20 | 1’44.926 | 2.184 |
16 | ストフェル バンドーン | McLaren | 17 | 1’45.143 | 2.401 |
17 | ロマン グロージャン | Haas | 20 | 1’45.491 | 2.749 |
18 | マーカス エリクソン | Sauber | 21 | 1’45.645 | 2.903 |
19 | パスカル ウェーレイン | Sauber | 19 | 1’45.722 | 2.980 |
20 | ジョリオン パーマー | Renault | 4 | 1’53.040 | 10.298 |
フリー走行③レポート
開始8分でパーマーがエンジンブローしてしまいました。PU全交換などが懸念され予選に間に合わない可能性があります。
フェラーリのベッテルは中々タイムを出せない何かトラブルを抱えてるようだ。
予選想定アタックではボッタス、ライコネンが好調でトップ2チームのセカンドと言うべき二人がタイムシートの上位を占めました。3位に入っているフェルスタッペンは残り10分で停止しており予選に向けて心配です。
レッドブル、フォースインディア、ウィリアムスが混戦模様で面白い。
アゼルバイジャンGP予選結果
順 | ドライバー | チーム | Q1 | Q2 | Q3 | ギャップ |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | ルイス ハミルトン | Mercedes | 1:41.983 | 1:41.275 | 1:40.593 | |
2 | バルテリ ボッタス | Mercedes | 1:43.026 | 1:41.502 | 1:41.027 | 0.434 |
3 | キミ ライコネン | Ferrari | 1:42.678 | 1:42.090 | 1:41.693 | 1.100 |
4 | セバスチャン ベッテル | Ferrari | 1:42.952 | 1:41.911 | 1:41.841 | 1.248 |
5 | マックス フェルスタッペン | Red Bull | 1:42.544 | 1:41.961 | 1:41.879 | 1.286 |
6 | セルジオ ペレス | Force India | 1:43.162 | 1:42.467 | 1:42.111 | 1.518 |
7 | エステバン オコン | Force India | 1:43.051 | 1:42.751 | 1:42.186 | 1.593 |
8 | ランス ストロール | Williams | 1:43.613 | 1:42.284 | 1:42.753 | 2.160 |
9 | フェリペ マッサ | Williams | 1:43.165 | 1:42.735 | 1:42.798 | 2.205 |
10 | ダニエル リカルド | Red Bull | 1:42.857 | 1:42.215 | 1:43.414 | 2.821 |
11 | ダニール クビアト | Toro Rosso | 1:42.927 | 1:43.186 | 2.593 | |
12 | カルロス サインツ Jr. | Toro Rosso | 1:43.489 | 1:43.347 | 2.754 | |
13 | ケビン マグヌッセン | Haas | 1:44.029 | 1:43.796 | 3.203 | |
14 | ニコ ヒュルケンベルグ | Renault | 1:43.930 | 1:44.267 | 3.674 | |
15 | パスカル ウェーレイン | Sauber | 1:44.317 | 1:44.603 | 4.010 | |
16 | フェルナンド アロンソ | McLaren | 1:44.334 | 3.741 | ||
17 | ロマン グロージャン | Haas | 1:44.468 | 3.875 | ||
18 | マーカス エリクソン | Sauber | 1:44.795 | 4.202 | ||
19 | ストフェル バンドーン | McLaren | 1:45.030 | 4.437 | ||
20 | ジョリオン パーマー | Renault | NO TIME |
予選レポート
Q1ではほぼ全車コースインする中でクリアラップを探しタイムアタックするミニレース状態になりました。
全車がまぁまぁのペースで走ったためアタックラップを邪魔されるトラフィックが発生しずらかったようです。
パーマーは走行出来ずに最下位確定しています。
Q2では特に何事も無く進行して、メルセデスユーザー6台とフェラーリ2台とレッドブル2台がQ3へ進出しました。昨年どおりメルセデスパワーは驚異的です。
Q3ではメルセデスが順当にタイムを出す中フェラーリは苦戦、リカルドが残り3分半のところで左リアを壁に接触させコース上に停止赤旗中断になりました。
最後のアタック合戦では、メルセデスが速すぎで特にハミルトンは2位ボッタスに0.4秒も差をつけたあげくフェラーリに1秒以上も差をつけてみせた。
まとめ
メルセデスがカナダに続いて速くて手がつけられません。長めのストレートがあるコースでは今後もこの強さが発揮されるとなるとフェラーリはつらいですね。
なんとか2列目を確保したフェラーリは決勝ではレッドブルやフォースインディアを抑えるのに精一杯になりそう。スタートでハミルトンに逃げられたらちょっと歯が立たないでしょう。
決勝はSSタイヤのデグラがほぼ無いのと、ソフトタイヤの温まりが悪いのでアンダーカットは難しくスタートタイヤでどこまでハイペースで走れるのかがポイント。
フェラーリの巻き返しに期待しましょう。
F1.com動画リンク
FP3⇒https://www.formula1.com/en/video/2017/6/FP3_action_from_Azerbaijan.html
予選ハイライト⇒https://www.formula1.com/en/video/2017/6/Qualifying_highlights_-_Azerbaijan_2017.html
ハミルトンポールラップ⇒https://www.formula1.com/en/video/2017/6/Onboard_pole_position_lap_-_Lewis_Hamilton__Azerbaijan_2017.html