2月9日、VISA CASH APP RB F1チームは、「 VCARB 01」を発表しました。

 

昨年からカレンダーに加わったラスベガスでラウンチイベントを行った。

現地のマシンは昨年型でカラーリングのみ2024年バージョンとなっています。

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VCARB 01

 

 

 

AT03

 

 

https://www.autosport.com/

まとめ

フロアやサイドポッドなどは、ほぼ昨年終盤のデザインになっています。

フロントサスペンションとステアリングシステムは、予告通りレッドブルから購入してプルロッドになっています。

アーム類の配置も同じとなれば、フロントで上昇する気流を上手く抑える事ができるでしょう。

 

ノーズが最下点まで下がっているのは、それらの空力ソリューションによってフロアに気流を届ける事が出来ると実験結果が出ているのかもしれません。

(昨年はフロアに必要な空気量が届かずフロントウィングを数センチ上げる事で対応していました。)

 

 

昨年終盤に好結果を出せた空力パッケージを壊さずにフロント周りを再構築した、そんなマシンです。

取り組むべきはドラッグ、DRSデルタが大きいリアウィングの開発と言ったところでしょう。

 

ドラッグに関してはリア周りが重要なポイント、ディフューザーとビームウィング以外の気流を上げる様なパーツを下げる方向性にする必要があります。

今年の注目すべし点はそんなところかな。

 

角田君の4年目マシン、開幕時点で好材料が揃ったのは2021年デビューイヤー以来です。

我慢強い走りで常に入賞圏内の争いを見せてほしいと願っています。