3月2日、アルピーヌは新マシン「A521」を発表しました。
エンストンのチームは、新規一転ブランド変更となった。チーム代表にはMotoGPスズキのタイトルに貢献したダヴィデ・ブリービオが新たに就任。
ドライバーには共に2年連続チャンピオンを獲得したフェルナンド・アロンソが復帰する。エステバン・オコンは2年目、リザーブにはダニール・クビアトが加わった。
アルピーヌ A521
レギュレーションによる主要コンポーネントの変更不可のため、あまり変わってないように見える。
ノーズは変わっていない。
サイドポッドは、なんか大きくないかな?上面を下方に傾斜させるダウンウォッシュを使うトレンド型では無い。
バージボードは、エレメント数がわりと少ない方。
リアサスペンションアーム関連は、オーソドックスなもの。
エンジン上部のボディが肥大化している。何か大きな変更をしたのだろうか?
RS20(比較用)
インダクションポッドが異様なくらい大きくなっているのが、非常に気になる。
まとめ
RS20でもインダクションポッドには大きめのERS用クーラーが収まっていた。ここまで太く大きくなる理由は何だろうか?
もしかして空冷インタークーラーを上部配置にしたのか?サイドポッドの幅自体は狭くなっているし、空気口も狭くなっている。
軽い空冷インタークーラーなら、上部配置でも重心は水冷ラジエーターよりは上がらないだろうけど、ここまで太いと空力的損失が多い気がするんだけど。
コクピットの後ろは、ヘイローがついてから空気の流れが悪くなっているから、影響は少ないのかもしれない。
リアにトークンを使ったらしいが、進化しているようには見えない。実車画像じゃないから隠してる部分があるのだろうか?
まぁしかし、ここまでトップ2チームと違う思想なところが面白いね。残念ながら速そうには見えないが!
PUは昨年型のBスペックだと公表されているようです。
セパレート式では無いのでしょうね。
となると、上部の膨らみは何なんでしょう?
なるほどBスペックですか、となるとプレナムチャンバーの新機構か?
センタークーリングの新配置となりますね。
いずれにしても豚ってますね
RB16BやW12と較べるとスッキリしてない感じ
>エンジン上部のボディが肥大化している。
やっぱり気のせいでは無かったんですね…
前上方からのアップ画像だと気持ち悪いくらい。
カラーリングはスマート感あっていいのになぁ
アルピーヌA521のモノコックは、ルノーRS20と同一ですね。
そのRS20も、2020年モノコックがクラッシュテストに不合格だったので、2019年RS19モノコックにナローノーズを付けてRS20とした。
2019年のレギュレーションが3年目(細かい部分の変更あった)で、
ルノー(アルピーヌ)は同一モノコックを3年間継続した。
巨大インダクションポッドが、
1980年代後半の大容量燃料タンクを搭載していたターボF1マシンを彷彿とさせます。
一瞬タイムスリップした気分になりました。