通常ラップのストレートスピードを高めるセットを続けるフェラーリ。
ここでもその方向性は十分に機能している、前に立てば決して抜かれないスピードをもっている。
サインツ、ルクレールのスタートに注目です。
スタート順とタイヤ
ピットインロスタイムは約21秒です。
メキシコGP決勝レポート
天候は晴れ、路面はドライ、気温20℃、路面温度37℃でスタートしました。
スタート:フェルスタッペンが好スタートでホールショット、サインツ、ノリスの順、角田とアルボンが接触して2台ともクラッシュ、SCです。
ペレスはグリッドラインを越えて停止していたため5秒ペナルティです。
Lap4終了時点(SC中)
Lap7:レース再開
Lap7終了時点
Lap9:ターン1でサインツはフェルスタッペンをパスして1位
Lap10:ターン4でノリスとフェルスタッペンがサイドバイサイド、ラインを残さないフェルスタッペン、コース外へ逃げるノリス、その後ターン7,8で接触、ルクレールが2位へ
ラインを残さないフェルスタッペンに10秒ペナルティ
Lap11:フェラーリ1,2体制
Lap19:ペレスはローソンに並ぶが抜けずにちょっと接触してペースダウン
フェルスタッペンにはターン8の件でも10秒ペナルティ、合計20秒になりました。
Lap20終了時点
Lap21:ペレスはミディアムへ、サイドポッドに穴が開いています。
Lap27:フェルスタッペンは20秒消化してハードへ15位
Lap29:ハミルトンはハードへ10位
Lap30:ヒュルケンベルグはハードへ14位
Lap31:ノリスはハードへ4位、マグヌッセンはハードへ12位
フェルスタッペは10位まで上がっています。
Lap32:ルクレールはハードへ2位、ラッセルはハードへ6位
Lap33:サインツはハードへ1位
ラッセルはピアストリとローソンを連続パスして4位
Lap34:ピアストリはローソンをパス、ハミルトンもローソンをパス
Lap38:フェルスタッペンは7位まで浮上
ラッセルは左フロントウィングフラップが下がっています。
Lap38終了時点
Lap41:ピアストリはハードへ13位
Lap45:ジョーとペレスはミディアムへ、ピアストリはガスリーをパスして10位
ペースが悪いラッセルに付き合うハミルトン
Lap48:コラピントはミディアムへ15位
Lap51:ボッタスはミディアムへ14位
Lap52:コラピントはルクレールの後ろでファーステストを記録
Lap54終了時点
Lap57:ピアストリはヒュルケンベルグをパスして8位
Lap59:ルクレールはバックマーカーで大幅にペースダウン
Lap60:ルクレールとノリスは1.3秒
Lap62:ノリスはファーステストを出してルクレールのDRS圏内へ
ルクレールは最終ターンでスライド、ノリスは2位へ
Lap65:ローソンとコラピントが接触、ローソンのフロントウィングが壊れました。
Lap66:ハミルトンはラッセルをパスして4位
Lap70:ルクレールはソフト、ペレスはソフトヘ
Lap71終了:サインツがトップチェッカー、ノリスが2位、ルクレールがファーステストです。
メキシコGP決勝結果
まとめ
サインツはスタートこそフェルスタッペンにいかれたけど、ストレートであっさりとパスして1位
圧倒的なペースで1位をキープしてポールトゥウィンです。
予選からセットは完璧、高速S字区間は劣るけどそれ以上に低速とストレートが速かった。
しなやかに動くサスペンションと高速域のドラッグの少なさを両立させています。
ルクレールはフェルスタッペンとノリスの隙をついて2位へ上がったが、サインツほどの仕上がりでは無くペースは良くなかった。
後半のノリスの速さに防戦となり、ミスで順位を譲った。
フェルスタッペンはスタートこそ決めたけど、ダウンフォース多めセットがストレートの遅さを招き。
簡単にパスされてしまう。
その後のノリスに対する並んでラインを残さないブロックラインは酷いもので、10秒ペナルティを2度ももらう事になってしまった。
角田はアンラッキーなスタートでリタイアでした。
ローソンは良いペースで走っていたがコラピントをブロックしきれずラインがクロスしたところでフロントウィングを当ててしまい万事休す。
ハース2台とガスリーがポイントゲット、ガスリーはアメリカから好調を維持している。
アルピーヌはガスリーだけが速い状況だけど、多分良いパーツは全部ガスリーに投入されているんだろう。
特に軽量化系パーツは全てガスリーが使っているような気がします。
この終盤に入ってもレッドブルの勝てないGPは続いています。
フェラーリはフロントウィングをフレキシブル規制ギリギリの設定にしたら見違えるように良くなった。
規則の範囲内を攻めるだけでここまで変わるとは・・・今のF1マシンは本当にわからない。
アメリカgpで失点したと考えると今回フェルスタッペンが失った10ポイントは許容範囲だと思いますが、普通にバトルしていれば3位もしくは4位でフィニッシュ出来たと思うので失点を3〜6ポイントに抑えられたと思います
あと4戦だけなのにわざわざ不必要なブロックで失点を増やした
相手に抜かれるのはレーシングドライバーの性としてやはり無理なのですかね…
チャンピオンがかかってるとは言え、ノリスに対する「とうせんぼ」は行き過ぎてますね。
今回のスチュワードはよくやったと思います。
並んでライン残さないのは論外だと思いますね。(今の規則がわるいけど・・・)
今回のは見てただけで「あー10秒、更に10秒」とすぐに判断出来るレベルでしたからね
本当に酷かった
カタールで新しい規則になる様ですし今回ペナが出た事で今後はやらないだろうと思いたいです
ノリスもオーバースピード気味でしたが前回の反省を活かして上手くやってしました
フェラーリがコンスト狙えそうでワクワクしてします
やっぱりフェラーリがチャンピオン取れそうなのがF1として1番盛り上がりますね
地味にドライバーズ2位争いも僅差何でノリスもうかうかしてられない
このまま行くと、コントラクター3位のチームのドライバーがタイトルを獲得するという非常に珍しいシーズンになりそうですね。近年はコンストラクター1位のチームがタイトルを取ることが多いのでファンとしては見ごたえがあって面白いですね。
シーズン前半に置けるマックスの脅威的な連勝でポイントリーダーの座を明け渡す事無く現在に至る?
シーズン後半になって全く勝てないマックス見ていると別シーズン?
いやっ全然違うドライバーのマックスに見えますね。
シーズン後半で1勝も出来ずにドライバータイトル4連覇達成をする不思議な現象が見られそうです。
やはりノリスがタイトル初制覇するにはシーズン開幕戦からポイントリードして維持する流れが必要?
来シーズンの宿題課題ですね。
2009年のジェンソン・バトンを見ている気分ですね。前半に大量リードしてしまえばあとはリタイアさえしなければタイトルは取ったも同然ですからね。シーズン後半で1勝もしないでチャンピオンになるのは何年ぶりのことなんでしょうか?
ペレスの地元メキシコ凱旋レースでは有りましたが入賞圏内10位以内にも入れずレッドブルはコンストラクターランキング3位に降下しました。
マクラーレンの新たなライバルはレッドブルでは無くフェラーリだと言う印象受けたメキシコレースでした。
フェラーリで最後のシーズンとなるサインツの2勝目は嬉しく本当はルクレール&サインツのラインナップによるフェラーリ体制が最も安定してライバルチームに対抗出来ると再認識しました。
マクラーレンのノリス&ビアストリに匹敵するだけの?
ドライバータイトルを争うマックスとノリスはフェラーリにも注意しているでしょう?
メルセデスも静かですが残り4戦で与える影響有るかも知れない?
ノリスの2位リザルトだけ見るとマクラーレンが実施したフロアのアップデート投入は特に問題無かったと言って良かったでしょうか?
レッドブルが落ち入った罠に嵌まる事に慎重でしたからね?
ビアストリの車体はアップデート版では無かったでしたが、その事で調子悪いわけでは無いですね?
次回ブラジルでビアストリ車にもノリス車と同じフロアが与えられるとは思いますが?
メキシコは空力確認には向かないです。
ドラッグが極端になくなってしまう。
今シーズンも残り4戦なのでマクラーレンを初め他のチームも現在進行中のアップグレード版フロアが最終仕様になるかも知れないですが、
マクラーレンのアップグレード版が性能を発揮せずに旧仕様のフロアに戻したりして上手くいかなければ少し不安ですね?
フェラーリは既に最終アップグレード完了しているので最終戦まで現在使用のフロアで続けるからアドバンテージが有るように思うのですが?
まだマクラーレンの新しいフロアの性能の確認これからも続くと言う事ですね?
今回の結果から皮算用すると
残りのレースでノリスがフルポイント取っても、マックスがすぐ後ろに続けられれば13pt差でマックスかWCです。
でもここでフェラーリが絡むようになったため全く分からなくなりましたね。
因みに3位をキープだと1pt差でノリスがWC
ペレスがなりふり構わずFLポイントを2回奪い取ればマックスは3位キープでもWC
マックスがピキらずに冷静に戦えばマックスの方が有利なのは明らかなんですが、自爆癖はどうにもならなさそうですね……
チームランキングでフェラーリはレッドブル抜いて2位にアップしてマクラーレンに迫っていますね。
ドライバーランキングはマックスとノリスに絞られて来ましたがルクレールも決して諦めてはいないでしょうね?
マックスには届かなくてもノリスには追いついてランキング2位は狙える?
マックスとノリス&ビアストリとルクレール&サインツの5人がタイトル勝敗を左右する構成メンバー。
ここにメルセデスのハミルトン&ラッセルも加われば良いですが?
ベレスは何かの形でマックスのドライバータイトル4連覇に貢献するか?
ミサイルだけにはならないように注意。