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ポール・リカールはストレートラインが長いためロードラッグが有利な状況となっているがタイヤの作動温度とのバランスが難しい。

路面温度の差で形勢逆転となる可能性もあります。

 

FP3では、サインツとマグヌッセンがエンジン周りを一式新規投入して最後尾が確定しています。

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フランスGP予選レポート

天候は晴れ、気温31℃、路面温度56℃で予選はスタートしました。

Q1

路面温度は高いままです。

ルクレールが31.7で幸先よくトップタイムを記録。

フェルスタッペン31.8、ペレス32.3、ノリス32.6、アロンソ32.8、ボッタス33.0、ハミルトン33.0となっています。

 

サインツが32.2で3番手タイムをだしました。

 

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残り3分、マグヌッセンが出てきました。

最終アタック合戦、アルボンがスピンして、ハミルトンとガスリーはアタックを諦めた。

 

マグヌッセンが6番手、ベッテルが11番手に上がり、ガスリーは地元の大応援団の前でQ1敗退となってしまった。

Q2

ハミルトン、ラッセルが直ぐにコースイン。

レッドブル2台は新品ソフトでフェルスタッペン31.9、ペレス32.1です。

 

サインツがアタックして31.0でトップタイム、速い速すぎるぞ。

 

残り3分、ハミルトン、ラッセル、アロンソ、角田、マグヌッセンがタイムアップ。

リカルドが11番手で敗退、角田がQ3進出です。

Q3

サインツはルクレールの引っ張り役で出走しています。

ルクレール31.2、フェルスタッペン31.6、ペレス31.6となったトップ3です。

他は中古ソフトでのアタックでした。

 

残り3分、8台が新品タイヤでコースイン。

ペレスからアタックに入っていきました。

 

サインツはターン10の全開区間でルクレールを引っ張りました。

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ペレス31.3、ルクレールが30.8でトップへ

フェルスタッペンが31.1で届かず2番手。

 


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フランスGP予選結果

まとめ

サインツのトウを使ったルクレールがフェルスタッペンに0.3秒差つけるポールポジションを獲得!

今シーズン7回目です。

ステアリング抵抗でスピードが落ちるミストラルストレートエンドでトウを使っていたが、ゲインは0.1~0.15秒程度であり、はっきり言って必要なかったでしょう。

 

フレッシュエアーでアタック対決したとしても、セクター1は互角、セクター2は0.2秒フェルスタッペンが速い、セクター3は0.3秒ルクレールが速いという感じです。

 

ペレスは予選が進むごとにフェルスタッペンとの差を埋めていきました、0.16秒差は許容範囲かなぁ。

ノリスがアップデートされたマシンで5番手に入り、メルセデス2台を分断。

 

角田はQ3進出しましたが、マシン的にはやや力不足です。

ポイントを取るためには、ポジション維持が絶対条件、今回はC2ハードを2セット残しているので大丈夫だと思います。

(タイヤを機能できれば・・・。)

 

 

トップ3ではルクレールだけがハードを1セット残し、レッドブル2台はハード2セット残し、タイヤ戦略次第で勝敗は決するでしょう。

ルクレールのペースはセクター3が速い事にあるが、レースペースにおいてはセクター3でタイヤを使わないかがポイントとなるはずです。

 

レッドブルは2ストップのスピード戦略に持ち込むはず、ルクレールはミディアムとハードで対抗できるか?

 

さぁ~てどうなるか?

ギリギリの勝負となる決勝レースに期待します。

セクターと最高速比較

Q3 ドライバー S/F S1 T8 T10 S2 S3 タイム Gap
1 ルクレール 298 22.660 331 308 27.960 40.252 1:30.872
119 280 299
2 フェルスタッペン 303 22.821 338 311 27.878 40.477 1:31.176 0.304
123 283 303
4 ハミルトン 300 22.686 329 302 28.224 40.855 1:31.765 0.893
123 278 297
8 角田 300 23.336 333 304 28.354 41.090 1:32.780 1.908
119 279 299