雨の中行われた予選ではハミルトンが驚愕の速さを見せた。フェルスタッペンが2番手になり決勝は一騎打ちの様相です。
2週連続で行われるレッドブルリンクでのレース、良いレースに期待しましょう。
スタート順とタイヤ
ピットインロスタイムは約23秒です。
シュタイアーマルクGP決勝レポート
天候は晴れ、気温21℃、路面温度40℃でスタートしました。
Lap1:ターン3でベッテルのインにルクレールが入り込みクラッシュ、同士討ちになりSCとなりました。ベッテルはリアウィングが大破してリタイアです。
Lap4:レース再開、ラッセルがコースアウト18位、ルクレールはフロアが壊れていてピットへリタイアしています。
Lap6終了時点
Lap8:アルボンはターン4でサインツをパス4位
ハミルトン、フェルスタッペン、ボッタスが後方を置き去りしていく。フェルスタッペンは孤軍奮闘になっている。
ガスリーは8位をキープしているがストロールがピタリと付いてきている。
Lap17:ストロールがガスリーをパス8位
Lap18:ペレスがガスリーをパス9位、ガスリーは10位まで後退
Lap20:リカルドがオコンをパスして6位
Lap21:ノリスがガスリーをパスして10位
Lap25:フェルスタッペンはMへ3位で戻る、ガスリーはHへ17位
Lap26:オコンはピットへ入りリタイアとなった。
Lap28:ハミルトンはMへ
Lap30終了時点
Lap32:マグヌッセンはMへ17位
Lap35:ボッタスはMへ3位、フェルスタッペンの8秒後方です。
Lap36:アルボンはMへ7位
Lap38:リカルドはSへ7位
Lap39:ペレスはMへ、サインツのぎりぎり前へ7位で復帰
Lap40:ノリスはMへ10位、これで上位勢はピットストップ終了
Lap42終了時点
Lap46:ペレスはストロールをパスして6位
レーシングポイント編隊がリカルドに迫ります。
Lap49:ペレスはリカルドをパス5位、前のアルボンとは5秒差です。
リカルドとストロールがバトル状態へ、リカルドはSの利点を生かして巧みに抑えています。
Lap56:ペレスはアルボンのDRS圏内へ
バックマーカーを処理した後、Lap60からバトル状態へ
フェルスタッペンは右フロントウィングエンドプレート下側が壊れてしまってペースが上がらない。
Lap62:ノリスはサインツをパス8位、アルボンは自己ベストでペレスから逃げるが、ペレスがここでファーステストを出し追いすがる。
Lap66:ボッタスがターン4でフェルスタッペンのインを突くが、アウトから抜き返すフェルスタッペン!上手い!
Lap67:ボッタスが再びターン4でフェルスタッペンをパス
Lap69:フェルスタッペンはSへ、ポジションダウンが無いためファーステスト狙いです。
Lap70~71:アルボンとペレスが接触、ペレスの右フロントウィングが壊れる。ストロールはリカルドのインに強引に飛び込む、その後ろからのノリスが襲いかかり5位までジャンプアップ。
ハミルトンは余裕のチェッカーフラッグを先頭で受けました。
シュタイアーマルクGP決勝結果
まとめ
ハミルトンが完全にレースをコントロールして優勝!
フェルスタッペンとのギャップを完璧にコントロール、フェルスタッペンのペースが悪くなったところで勝負あり。ボッタスが追い上げて2位となりメルセデスが1,2フィニッシュです。
フェルスタッペンはファーステスト狙いでソフトに変えたが、バックマーカーが多くて厳しかった。同じように狙ったサインツに勝てませんでした。
開幕戦とは違って、締まった良いレースでした。
トラブルを各チームは対処して完走率が大幅に上昇しています。フェラーリの同士討ちがなければ、オコンの多分ブレーキトラブルのみ、たったの1週で修正できるとは、さすがF1といった感じですね。
アルボンが心配だ、マシンに差があるのかもしれないが、このままではレーシングポイントに負けそうな予感。来週のハンガリーで、フェルスタッペンとの差がこのままならヤバいです。
アルファタウリ・ホンダは現状で7番目のチームである事がわかったけど、前との差が結構大きそうですが、クビアトが10位になってポイントを獲得できている。
PU的にはメルセデスが頭一つ抜けているが、ホンダとルノーに大きな差は無いようだ、フェラーリは・・・。
さぁ、次はダウンフォースサーキットのハンガロリンクです。色々なことを見極めるには良い連戦となっています。
思ったとおりの結果でした。
って言うか、今年は全く勝てる気がしない‥orz
中段グループは完全に上位と下位に分かれましたね。
メルセデスはやはり盤石ですが、昨シーズン当初と比較すると、まだ競えていると思います。
メルセデスとレッドブル、フェルスタッペンとアルボン、それぞれ絶望的な差を感じたレースでした。
ハミルトン独走は見飽きたし退屈すぎる。これが今シーズンどころか2021年シーズンもほぼほぼ続きそうなのがツライ。フェラーリエンジン、この状態で開発凍結なんて夢も希望も無いわな。ホンダエンジンもメルセデスに頭1つ抜けられたみたいだし。
レッドブルホンダ頑張ってくれー。
個人的に中団グループは
レーポ、マクラ、ルノー
αタウリ
αロメオ、ハース、ウイリ
という風に見えます(総合的に見て)。
(ただ一番上はアルボンとレーポのみ、タウリは1個下で
ウイリは更に下という気もしてますが…はてさて次はどうか)
レットブルはセカンドドラを、何とかしないとと思いますね。仮に速さでメルセに追いついたとしても、チャンピョンは厳しいのでは?
マシンがマックス仕様というのがあるかもしれませんけど・・・
今回ももう少しボッタスとアルボンが競ることが出来たら、2位を取れたと思うし・・・
アルボンは人はいいみたいだけど、速さが足りないような気がします。
レッドブルのマシンが進歩していなく、昨年より乗りにくいとは。
毎年毎年繰り返す序盤戦の状況は変わっていない。
ニューウェイ先生のハイレーキは潮時なんじゃないか?セッティングが出来上がるまでの時間がかかり過ぎです。
今のレギュレーションだとフロントからの整流が上手くいっていないのか、リア抜けが頻発しているように見えますね。
そのせいでトラクションのかかり方も不安定で、パワーがちゃんと伝わり切っていないようにも感じます。
そして昨年の終盤のマシンより良くない。
レギュレーションが殆ど変わっていないのに、これでは厳しいですね。
それだけに、開幕2戦がレッドブルリングで始まったのが残念です。
RB16が、ある程度煮詰まってセットアップも決まってから、
ホームレースを迎えた方が良かった(結果論なので、違うサーキットで開幕しても同じかも知れないですが)
でもハイレーキ角コンセプトは、レッドブルの個性、十八番なので、
メルセデスW11のようにフラットに近いレーキ角になった日には魅力無いです。
あの攻撃的スタイルに魅了されたファンは多いかと思うのですが、
確かに扱いは難しそうですね(マックスにしかドライブ出来ない?)
ピタッとと決まれば速い?
もしも
ハミルトンがドライブしたら、どのような感想コメントするのか?
仮にレーシングポイントRP20をメルセデスが走らせた場合、ドライバー差も含めて少なくとも、
0.5~1秒はタイムアップするのではないか?
そう考えるとRP20は、レッドブルRB16を完全に上回るだけでなく、
メルセデスW11に肉薄する能力を持つマシンであることになる。
これはレーシングポイントのリソースを鑑みれば、常識的にはあり得ない。
開幕前テストから開幕戦まで大部分の期間がファクトリーシャットダウンであったにもかかわらず、
メルセデスW11の大幅な進化、及び完成度の高さ。
昨年のフェラーリのパワーユニット不正問題が有耶無耶になった件など。
現代F1は以前にも増してかなり闇が深い。
PUは最新、ギアボックス&ケース&リアサスペンションは型落ち。
モノコックやその他のパーツは違うので、ほとんど違うマシンです。
見た目に惑わされますが、パーツ一つ一つの洗練さや重量が違うので、その差は絶対に埋まりません。
それがF1と言うものです。
開幕前には、ドライバータイトルだけでもマックスに?と期待していましたが、
現実路線で、ランキング3位もしくは2位(もしもボッタスがチャンピオン、3位ハミルトンの間に割って入って)に切り替えました。
そのために、これからのレースはノーポイント許されないのは勿論、
全レース表彰台圏内(その中で、1~2勝する?)は、必ずモノにして。そのためにも予選で、もっとフロントローのポジションも多く取って欲しいです。
ハミルトンよりもランキングで上回れば、それだけでも大殊勲(^.^)
アルボンもコンストラクター2位獲得のために、コツコツポイント稼ぐ(その中で初表彰台も目指す)のが最低ノルマかと思いますが、
マクラーレンやレーシングポイントが躍進してきてるので簡単ではないですが
せめて
メルセデスのワンツーだけでも阻止して~
残りレース盛り上げて~
ドライバーとコンストは例年通り今年もメルセデスなのは初めから分かっていたので特に驚きもなく、がっかりもしていません。彼らには勝手に走って勝手に終わってくれれば良いと思います(笑)。
それよりも今年は中団争いがとても面白くなっていて、誰が優勝するか?とかよりもむしろそこが最大の見所ですね。枕・レーポ・ルノーの三つ巴の戦いの方が観ていて熱くなります。
三つ巴の戦いが今シーズン最後まで目が離せないような展開になることを期待して、次のGPを待ちたいと思います。
もっと面白くしてほしかったな。
レッドブルはチャレンジャーなんだから2ストップやってほしかった。
残り20周でボッタスに9秒リード、ハミルトンは5秒前。
メルセデスが動けず4位以下はずっと後ろで3位以上は確定の状況。
ハミルトンはボッタスがいるから入れない、ボッタスも2位を狙うなら入れないという
好条件化でソフトに履き替えチャレンジしろよと思ったが残念なレースに。
マックスのマシンの
右側フロントウイングエンドプレートの破損の事ですが、
縁石にヒット(乗り上げ)したのが原因なのでしょうか?
今シーズンのRB16はナローノーズとなり、さらに開幕戦のアップデートでノーズコーン(先端部分)フロントウイングを取り付け吊り下げている2枚の縦方向のステー支柱の間隔ピッチが狭くなって、
フロントウイングのバタツキ(左が上がれば右が下がる、右が上がれば左が下がる)によってエンドプレートの接触度合いも多くなるかと思いました。
もともとレッドブルRBシリーズのフロントは路面高さが低い(他チームよりも)のも要因かなぁ?と
メルセデスに追いすがるために、縁石を攻め過ぎたのが原因だと思う。外れたパーツがバージボードに引っかかってしまい、かなりペースダウンしています。
対してメルセデスは縁石を使わないように走り、あのペースです。
ハイレーキはターンインの時、フロントウィングが路面に近づくし、ステーの位置が真ん中寄りになってバタつきが大きい気がする。
縁石は上手く使えばタイム向上にも繋がりますが、リスクも伴うモノなのですね?
特にウイングやアンダーパネル、バージーボードなど空力パーツなどは?
よく再生スロー画像、コーナーリングのシーンでフロントウイングが路面からの振動で、左に右にシーソーのようにバタツクのを見ます。
今のF1マシンはフロントウイングの幅も長くて広いので、余計に振動与えたり大きな負荷が掛かると破損しやすいのですね。
更に破損したパーツが、2次被害(タイヤをパンクさせたり、アンダートレイの下に巻き込んだり)に発展する事もありますね。
フロントランナーだったメルセデスも、その辺りは大変慎重だったのですね。
最初にピットした時点で結果は見えていた。TV観ながら「ウトウト」しちまったよ!
ペースを上げられないのにタイヤが保たない、メルセデスとの力の差にRBは自信喪失状態ではないのか?ファーステスト狙いは結果的にみっともなかったな。
このままでは前期同様、開催決定している10戦で大勢が決まってしまう。
いつそのこと新レギュレーションも踏まえ、アルボンも楽に走れる高レーキ抑制シャーシを開発したら?ムジェロに導入?2ケ月じゃ無理かあ…(笑)