2025年現行レギュレーション最後の年が開幕します。

パワーユニット、マシンは安定期に入り、本当に差の少ない戦いが繰り広げられるでしょう。

予選結果には少々不満が残る差でしたが、ここは特殊サーキットである事を頭に入れておきましょう。

Sponsored link

スタート順とタイヤ

ピットインロスタイムは約19秒です。

オーストラリアGP決勝レポート

天候は小雨で風が強い、路面はウェット、気温15℃、路面温度18℃でスタートしました。

フォーメンションラップのターン1でハジャーがクラッシュ、リアウィングが壊れリタイアです。

ストロールはインターへ変更しています。

 

スタート:ノリス、ピアストリがポジションを守る、ターン4でフェルスタッペンが2位へ、角田は6位

ターン6手前でドゥーハンがクラッシュしてSCです。

 

最終ターンでサインツもクラッシュ、既に3台がいなくなってしまいした。

 

Lap8:レース再開、ノリス、フェルスタッペン、ピアストリが一歩抜け出すペースで走っています。

 

Lap8終了時点

トップ3が速い、4位ラッセルより1秒速いペースです。

Lap12:DRSがOKになりました。

Lap14:アントネッリがヒュルケンベルグをパス12位

Lap16:アントネッリがスピンしてヒュルケンベルグが前へ

 

Lap17:フェルスタッペンがターン11でターイン出来ず、ピアストリが前へ

フェルスタッペンはタイヤが終わり大きくペースダウン

 

Lap20終了時点

Lap23:アルボンにハミルトンが迫るが、ウィリアムズはストレートが速い

Lap25:マクラーレン2台はFLを出し合ってタイムバトルです。フェルスタッペンはもう11秒も後ろになりました。

 

Lap29:ピアストリがノリスに接近してDRS圏内です。

マクラーレンはドライになるまではポジションキープだと無線指示あり

Lap30:角田にアルボンが迫りそう、アルボンはハミルトンに押されています。

Lap30終了時点

Lap34:アロンソがターン6でクラッシュしてSCです。

縁石に砂利があったような・・・。

 

続々とドライタイヤへ変更、フェルスタッペンはミディアム、アルボンはミディアム、ハードへ交換するドライバーが多いです。

Lap38(SC中)

雨が一時だけ強く降るとの情報があります。

Lap42:レース再開

Lap43:角田はルクレールをパスして5位、空が暗くなってきました。

Lap44:ノリス、ピアストリがターン12の雨で突然コースアウト、ピアストリはスタックして最後尾

 

ノリスはインターへ、ラッセルはインターへ、大多数はインターへ

順位はもうガチャガチャ、フェルスタッペンはステイアウトしていましたが、ノリスがとんでもない速さでドライ勢を蹴散らしています。

Lap45:角田はピットインしようとしたところ内側でハミルトンに並ばれ入れず??そのままステイアウトしてギャンブルになりました。(チーム指示のステイだったようです)

Lap46:フェルスタッペンはインターへ、角田とフェラーリはステイアウト・・・

Lap47:ローソンとボルトレートがクラッシュしてSCです。

SC中にドライだった面々はインターへ

Lap52:レース再開

 

ルクレールはハミルトンをパス9位、ピアストリはオコンをパスして12位

Lap53:ピアストリは角田をパスして11位

Lap53時点

 

Lap54:ガスリーがコースを外して、ルクレールとハミルトンが前へ

DRSが解禁

Lap55:ピアストリはガスリーをパスして10位

Lap56:アントネッリはアルボンをパスして4位

アントネッリにはアンセーフで5秒ペナルティです。

 

Lap57:ピアストリはハミルトンをパスして9位

Lap58終了:ノリスがトップチェッカー、フェルスタッペンは0.8秒差で2位

オーストラリアGP決勝結果

※アントネッリは5秒ペナルティがなくなり4位になっています。


Sponsored link


まとめ

雨で大変なレースになりました。

クラッシュがフォーメンションラップから多発、赤旗ではなくSCで全て対応するレース運営でした。

 

マクラーレンはノリスとピアストリが1,2体制でレースを作り、最後の雨で足元をすくわれた。

ノリスは直後にピットインを選択、ピアストリは芝生にスタックして万事休す。

 

ピアストリは果敢に脱出を試みバックでコースに戻る事に成功して大歓声を受けていました。

その後は怒涛の追い上げで9位ポイントフィニッシュしています。

 

ノリスは正しい選択をチームがし続けてポールトゥウィンを飾る。

 

圧巻はフェルスタッペンのミディアムタイヤステイアウト作戦、見た目には滑っていない様な走りだがペースは凄く遅い、ギャンブル戦略だけどしっかりとポジションキープして2位になっています。

 

 

角田は最後の雨でピットタイミングをミス・・・と言うか運悪く入れなかった?

そして次の周もステイアウトをチームが選択して順位を落とす。(いらん事すんなや・・)

実に勿体ないレースだったと思うけど、この高速サーキットで戦えた事はマシンの素性が間違っていない事の証明になるだろう。

 

アントネッリはルーキーとして初レースで5位入賞は見事でした。

時折アグレッシブすぎて危ない場面もあるが、持ち前のセンスでクラッシュせずに済んでいます。

末恐ろしいドライバーがやってきましたね。

 

 

雨で大荒れとなる中、トップ3フィニッシュは実に堅実なレースをしていたと思います。

冒険はほぼ成功しないのがF1と言うものです。