3年ぶりの開催となったオーストラリアGP決勝です。

新しいレイアウトになったアルバートパークサーキットは、全開率が増加しています。

 

予選では、大きな差がついたルクレール対フェルスタッペン、レースでの好バトルに期待です。

アルボンは燃料サンプルが不足して予選失格最後尾、ストロールは3グリッド降格になっています。

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スタート順とタイヤ

ピットインロスタイムは、約19秒です。

オーストラリアGP決勝レポート

天候は晴れ、気温27℃、路面温度40℃でスタートしました。

スタート:綺麗なスタート、ハミルトンが3位、ラッセルが5位へ上がる。

ペレスは行き場なくターン1,2全体で遅れました。

https://twitter.com/F1

ハードスタートのサインツはスタートを大失敗、温まらないタイヤで次々とポジションダウン。

 

Lap2:サインツはターン9でミックにアウトから並びコースアウト、ターン10のグラベルトラップにはまって動けません。

https://twitter.com/F1

リタイアとなり、SCです。

SC中は、前走者に並ぶ事が出来なくなりました。

フェルスタッペンはピットから覚えてるか?と言われてました(笑)

 

Lap7:レース再開、ルクレールがトップを守りました。

Lap10:ペレスはハミルトンをパスして3位

Lap10終了時点

路面温度37℃まで下がっています。

Lap14:ラティフィはハードへ19位

Lap16:ボッタスは角田をパスして11位、角田に仕掛けたマグヌッセンはコースアウトしています。

Lap18:オコンはハードへ17位

 

Lap19:フェルスタッペンはハードへ7位、アロンソはガスリーをパスして8位

ペレスはハミルトンに追いつかれ、攻められています。

 

Lap20:ペレスはハードへ9位

Lap21:ノリスはハードへ12位

Lap22:リカルドはハードへ10位、ガスリーはハードへ15位

 

Lap23:ハミルトンはハードへ5位、6位ペレスの前に戻りました。

ベッテルはターン5でスピンクラッシュ、SCになりました。

ここでピットへ入ったラッセルは2位から3位で復帰、超ラッキーなSCでした。

Lap25終了時点(SC中)

Lap27:レース再開、フェルスタッペンはターン1でルクレールに並ぶが無理、ターン3では並べなかった。

Lap30:ペレスはアロンソをパスして4位

Lap31:ハミルトンはアロンソをパスして5位

 

Lap34:ノリスはマグヌッセンをパスして7位

Lap35:リカルドはマグヌッセンをパスして8位

ハードスタート勢のタイヤはそろそろ限界なようです。

 

Lap39:フェルスタッペンが止まりました。油圧系トラブルとの事です。

VSCになりました。

 

アロンソとマグヌッセンはピットへ向かいました。

アルボンはまだハードで走り続けています。

 

9位ストロール以下はトレイン状態、ガスリーが抜けません。

ペレスは2位をキープ、ラッセルとハミルトンのコンマ何秒差のラップタイムバトルが起こっています。

Lap45終了時点

Lap50:ガスリーはストロールをパスして9位

Lap52:ボッタスはストロールをパスして10位

Lap53:アロンソは、ジョウとマグヌッセンにパスされて14位まで転落。

ミディアムタイヤが10周で終わったようです。

 

Lap54:ガスリーはコースアウト、ボッタスが9位に上がる。

 

Lap58:アルボンはソフトへ、ジョウの前ギリギリ10位で戻る。

ハードスタートのアルボンは、SCでステイアウトを続けポジションアップ、最後の1周でピットイン義務を消化しました。

ウィリアムズが10位です。

 

ルクレールがファイナルラップでファーステストを更新、余裕のチェッカーフラッグを受けました。

オーストラリアGP決勝結果


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まとめ

ルクレールが一度もトップを譲ることなくポールトゥウィン!

ファーステストも記録して最大26ポイントを積み上げました。

 

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フェラーリとルクレールは、圧倒的なペースを持っていました。

追いつこうとするレッドブルは早々にタイヤを痛め、タイム差がどんどんついていきました。

1回目SCからレース再開して10周で8秒差・・・これは無理。

 

そしてトラブルリタイアのフェルスタッペン、きついきついシーズン序盤戦となっています。

 

ルクレールは、これで勝てるドライバーとして自信になったでしょう。

マシンが良い、チームの雰囲気も良い、勝てば勝つほどにその力が高まっていきます。

これを逆転するには、それ相応のエネルギーが必要となる。

 

対抗するレッドブルとフェルスタッペンの今後の頑張りに期待です。

 

メルセデスはレースになると好調でした。

ドラッキーだけど強いダウンフォースは、全体を通してタイヤを労わる好材料になっています。

ラッセルはSCラッキーもありましたが、実力でハミルトンを突き放し3位表彰台を獲得しています。

 

 

スタートでメルセデス2台に抜かれてしまったマクラーレン2台。

こちらもレースペースが良く中団チームだけで見れば1,2フィニッシュです。

やっと、フロントブレーキを起因とした問題が解決に向かっているようです。

 

そして気が付けば入賞しているボッタス。

ガスリーは何とか粘ってポイントを獲得しています。

 

予選失格のアルボンはハードスタートでタイヤを労わり続け、あれよあれよと入賞圏内まで上がってくると、最終ラップで初ピットイン。

どうしようもないと思われるマシンで値千金の1ポイントを獲得しました。

 

終盤のペースはマクラーレンに匹敵、そこまでタイヤを労わったアルボンのドライビングにあっぱれです。

 

次はイモラでスプリント決戦、高速サーキットとなります。

レッドブルは是が非でも勝ちたいだろう。