コースレイアウトの変わったアルバートパークサーキットは、ダウンフォースバランスが難しくなっています。

ダウンフォースがなければセクター3を速く走れず、つけすぎればストレートが遅くなる。

 

FP3ではアルピーヌやマクラーレンが速さを見せました。

フェラーリ対レッドブルに絡んでくるチームはあるのだろうか?

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オーストラリアGP予選レポート

天候は晴れ、気温24℃、路面温度32℃で予選はスタートしました。

 

Q1

サインツ19.1、ペレス19.3、ルクレール19.3、フェルスタッペン19.4、ノリス19.7、リカルド19.7と1回目のアタックタイムが続いています。

1セット目2回目のアタックでフェルスタッペン18.5、ペレス18.8でレッドブル2台が1,2体制です。

 

残り2分、ストロールとラティフィが接触して赤旗。

https://twitter.com/F1

ラティフィは一度ストロールにポジションを譲った、ストロールは抜いた直後が遅く、ラティフィは遅いストロールを抜きにかかったが、ストロールがイン側に寄せたタイミングと重なり、ドン!

どっちもどっちであります。

 

中断のおかげでベッテルの修理が間に合いました。

 

時間ギリギリに間に合わせる為、アウトラップレースが展開されマグヌッセンがトップでコントロールラインを通過。

Q1突破をかけた1周だけのアタックとなりました。

 

後方に遅れてコースインしたメルセデス2台は、アタックラップに入れませんでした。

チェック走行だったのかな?

Q2

フェルスタッペンが先頭でコースインしています。

ペレス18.3、フェルスタッペン18.6、サインツ18.7、アロンソ18.8、ルクレール19.0、ノリス19.0となっているトップ6です。

 

路面温度が28℃まで低下しています。

フェラーリのポーパシングが酷いです。でもタイムが出ます。

 

アルファタウリ2台が敗北、ボッタスどうした?

Q3

路面温度は27℃、かなり日が傾いています。

 

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ペレス18.3、フェルスタッペン18.3でレッドブルが先行する展開、フェラーリは2周のアウトラップでアタックへ入る。

 

残り6分58秒でアロンソがクラッシュして赤旗、ルクレールはギリギリ通過していて18.2でトップタイムを更新。

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現地17時25分頃から再開、気温22.5℃、路面温度26.9℃になっています。

メルセデス2台がコースイン、ペレスもコースイン、ルクレールがコースイン、各自バラバラでアタックに入るようです。

 

ペレスが18.240でギリギリ2番手タイム、フェルスタッペンが18.154でトップタイム。

そこへ、ルクレールが17.868でトップタイムを更新!

 

サインツはアタック失敗で9番手。

オーストラリアGP予選結果

No. ドライバー チーム Q1 Q2 Q3 Gap
1 16 C.ルクレール フェラーリ 1:18.881 1:18.606 1:17.868
2 1 M.フェルスタッペン レッドブル 1:18.580 1:18.611 1:18.154 0.286
3 11 S.ペレス レッドブル 1:18.834 1:18.340 1:18.240 0.372
4 4 L.ノリス マクラーレン 1:19.280 1:19.066 1:18.703 0.835
5 44 L.ハミルトン メルセデスAMG 1:19.401 1:19.106 1:18.825 0.957
6 63 G.ラッセル メルセデスAMG 1:19.405 1:19.076 1:18.933 1.065
7 3 D.リカルド マクラーレン 1:19.665 1:19.130 1:19.032 1.164
8 31 E.オコン アルピーヌ 1:19.605 1:19.136 1:19.061 1.193
9 55 C.サインツ フェラーリ 1:18.983 1:18.469 1:19.408 1.540
10 14 F.アロンソ アルピーヌ 1:19.192 1:18.815 DNF
11 10 P.ガスリー アルファタウリ 1:19.580 1:19.226
12 77 V.ボッタス アルファロメオ 1:19.251 1:19.410
13 22 Y.角田 アルファタウリ 1:19.742 1:19.424
14 24 G.ジョウ アルファロメオ 1:19.910 1:20.155
15 47 M.シューマッハ ハース 1:20.104 1:20.465
16 23 A.アルボン ウィリアムズ 1:20.135
17 20 K.マグヌッセン ハース 1:20.254
18 5 S.ベッテル アストンマーチン 1:21.149
19 6 N.ラティフィ ウィリアムズ 1:21.372
NC 18 L.ストロール アストンマーチン DNF

まとめ

赤旗続きの波乱の展開、現地16時スタートの遅い時間帯が更に遅くなっていく。

下がる気温と路面温度、そんな中でもフェラーリ対レッドブルの対決図式は変わらない。

 

最後の最後、気迫のアタックが決まって、ルクレールがポールポジションを獲得!

 

レッドブルは路面温度の低さが足かせになったのだろうか?

再開後のQ3で、フェルスタッペンのドライビングが精彩を欠いていた。

 

マクラーレンが復活、フロントウィングフラップを削りドラッグが少し改善されたか?

ノリスがメルセデスを上回るタイムで4番手になっています。

アルファタウリは何かがおかしく遅い、Q2クリア出来ない厳しいマシン状況です。

 

 

アロンソは最速ラップを刻んでいる時に、油圧が落ちてクラッシュしてしまった。

ルノーPU関連のトラブルと思われるが3基目が入ったばかり、信頼性の向上が急務です。

 

ハイスピードコース、タイトコーナー、バンピーな路面など、あらゆる要素がマシンを苦しめた。

バランスの良いマシンが上位に名を連ねています。

 

 

決勝レースは、フェラーリのルクレール対レッドブル2台の争い。

レッドブルとしては2対1の有利な展開で、フェラーリを逆転したいところです。

 

オールラウンダーなマシンであるフェラーリF1-75、今期2勝目なるか?!