フリー走行3回目まで好調だったフェラーリのベッテルがまさかのQ1落ち。ハミルトンはこの予選で堂々とした走りを見せ復活しポールポジションを獲得しました。
フェラーリで孤軍奮闘だったライコネンが2位に入り、2列目はレッドブル、ボッタスは空力新パッケージが機能せずに5位に沈んでいます。
マレーシアGP予選結果
順 | ドライバー | チーム | Q1 | Q2 | Q3 | ギャップ |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | ルイス ハミルトン | Mercedes | 1:31.605 | 1:30.977 | 1:30.076 | |
2 | キミ ライコネン | Ferrari | 1:32.259 | 1:30.926 | 1:30.121 | 0.045 |
3 | マックス フェルスタッペン | Red Bull | 1:31.920 | 1:30.931 | 1:30.541 | 0.465 |
4 | ダニエル リカルド | Red Bull | 1:32.416 | 1:31.061 | 1:30.595 | 0.519 |
5 | バルテリ ボッタス | Mercedes | 1:32.254 | 1:30.803 | 1:30.758 | 0.682 |
6 | エステバン オコン | Force India | 1:32.527 | 1:31.651 | 1:31.478 | 1.402 |
7 | ストフェル バンドーン | McLaren | 1:32.838 | 1:31.848 | 1:31.582 | 1.506 |
8 | ニコ ヒュルケンベルグ | Renault | 1:32.586 | 1:31.778 | 1:31.607 | 1.531 |
9 | セルジオ ペレス | Force India | 1:32.768 | 1:31.484 | 1:31.658 | 1.582 |
10 | フェルナンド アロンソ | McLaren | 1:33.049 | 1:32.010 | 1:31.704 | 1.628 |
11 | フェリペ マッサ | Williams | 1:32.267 | 1:32.034 | 1.958 | |
12 | ジョリオン パーマー | Renault | 1:32.576 | 1:32.100 | 2.024 | |
13 | ランス ストロール | Williams | 1:33.000 | 1:32.307 | 2.231 | |
14 | カルロス サインツ Jr. | Toro Rosso | 1:32.650 | 1:32.402 | 2.326 | |
15 | ピエール ガスリー | Toro Rosso | 1:32.547 | 1:32.558 | 2.482 | |
16 | ロマン グロージャン | Haas | 1:33.308 | 3.232 | ||
17 | ケビン マグヌッセン | Haas | 1:33.434 | 3.358 | ||
18 | パスカル ウェーレイン | Sauber | 1:33.483 | 3.407 | ||
19 | マーカス エリクソン | Sauber | 1:33.970 | 3.894 | ||
20 | セバスチャン ベッテル | Ferrari | DNF |
予選レポート
マレーシアGP予選は気温30℃、路面温度45℃で始まりました。ベッテルはFP3後にエンジントラブルが発覚、PUを乗せ換えたがQ1の走行に向かったアタックラップでパワーダウンしピットインそのままノータイムでQ1落ちとなってしまいました。
ハミルトン、ボッタス、ライコネン、フェルスタッペンはソフトタイヤでQ1をクリアしています。
Q2では全車SSにてアタックし1回目ではライコネンが悠々とトップタイム記録し、2回目のアタックをしませんでした。Q2トップはボッタスでした。
Q3ではハミルトンが先行しライコネンが食い下がる展開、最終アタックではハミルトンがタイム更新できませんでしたが、ライコネンが自己ベスト更新も0.045秒及ばず2位となっています。
まとめ
FP3までマレーシアGPを完全に支配していたベッテルが、予選前にPU全交換となった事がQ1のパワーダウントラブルにつながった。最後尾スタートが確定してるのだからここはPUストックを作るいい機会になったと思えばいいでしょう。
ハミルトンは予選になるとやっぱり強かった。ライコネンに期待したが及ばずベッテルなら間違いなくポールだっただろう。
レッドブルはここのところフェルスタッペンの方がリカルドより速い、決勝結果がでていないのでなんとか3位スタート生かしたいところだろう。
マクラーレンホンダはバンドーンがなんと7位、アロンソは新空力パッケージが機能せず10位となりました。
スムーズな路面で車がダンプしないので持ち前の空力性能が安定した事でいい結果が出た模様。決勝ペースは多少落ちるのでどうなるかわからないが2台ともに入賞に期待できそうです。
決勝は10月1日(日)の16:00となっています。
F1.com動画リンク
予選ハイライト⇒https://www.formula1.com/en/video/2017/9/Qualifying_highlights_-_Malaysia_2017.html
Mc HONDA
「日本GP鈴鹿に向け、×2台完走・入賞に期待!」
Pierre Gasly
「Toro Rossoからの参戦、来季シート⁉︎に繋がる結果に期待!」
以下、「ピエール.G氏とストフェル.B氏、GP2とスパーフォーミュラ結果」です。
○ピエール.G (仏)
スーパーフォーミュラ鈴鹿最終戦残し、2017年現2勝・33ポイント(1位と0.5差)、ランキン現2位。Team無限は(HONDA供給)、4点差の現2位。
GP2、2015年フル参戦で初年度8位(タイトル:ストフェル)、2016年2年目タイトル獲得。
2017年、F1の初参戦入賞は…。
○ストフェル.B
スーパーフォーミュラ、2016年2勝・27ポイント、ランキング4位。
GP2、2014年初年度2位(タイトル:ジョリオン.P)、2015年2年目でタイトル獲得。
2016年、F1一戦のみの初参戦で10位入賞。
・ストフェル、ピエールともにGP2参戦の2年目でタイトル獲得。スーパーフォーミュラは、ピエールが好成績。F1初参戦はどうでしょうか?。ちなみに、ジョリオン.P氏より知る世界最高峰FORMULA 1の厳しい世界ですね!(ジョリオンも頑張れ!)