ミディアムからハードへが定石となるバクーです。
SC=タイヤ交換となるため、序盤でのSCは無い方が面白い。
フェラーリは連勝なるか?レッドブルの逆転は?
スタート順とタイヤ
ピットインロスタイムは約19秒です。
アゼルバイジャンGP決勝レポート
天候は晴れ、路面はドライ、気温28℃、路面温度46℃でスタートしました。
スタート:ルクレールがホールショット、ペレスがターン2で3位へ、ノリスは13位
Lap2:ストロールはパンクでハードへ20位
Lap2終了時点
Lap3:ノリスは角田をパスして11位
Lap4:角田はトラブルを抱えているようでどんどん抜かれています。
オープニングラップでストロールに突っ込まれていました。
Lap8:ノリスはベアマンをパスして10位
Lap9:ルクレールとピアストリの差は3秒
Lap11:コラピントはハードへ15位
Lap11終了時点
Lap12:アロンソはハードへ14位、ボッタスはハードへ20位
Lap13:フェルスタッペンはハードへ、ラッセルはハードへ、ハミルトンはハードへ
Lap14:ペレスはハードへ6位
Lap16:ピアストリはハードへ4位、ペレスはノリスをパスして5位
角田はピットインしてリタイア(判断遅すぎ・・・)
Lap17:ルクレールはハードへ2位
Lap18:サインツはハードへ6位、ピアストリはアルボンをパスして2位
Lap19:ペレスはアルボンをパスして3位、ハードへ変えたルクレールのペースが悪い
Lap20:ピアストリはルクレールをパスして1位
Lap22:ピアストリ、ルクレール、ペレスが僅差のトップ争いです。
Lap23:サインツはノリスをパスして5位
Lap24:サインツはアルボンをパスして4位
Lap24終了時点
Lap28:アルボンはノリスとフェルスタッペンを抑えてます。
Lap29:ルクレールはピアストリに再三仕掛けていますがいま一歩足りません。
Lap32:アルボンはミディアムへ10位
Lap34:ラッセルはフェルスタッペンをパスして6位
Lap36終了時点
Lap37:アルボンはコラピントの前へ10位
Lap38:ノリスはミディアムへ7位
Lap39:ピアストリとルクレールはDRS圏内バトル、ペレスは3秒後ろ、その後ろ3秒差サインツが近づいてくる。
Lap41:ハミルトンはベアマンをパスして12位
Lap42:ピアストリは右フロントがグレイン、ルクレールが迫る、ペレスも近づく
Lap45:ルクレールはピアストリに並べない
Lap48:ルクレールが2秒遅れる、ペレスが攻めます
Lap49:ノリスはフェルスタッペンをパスして6位
Lap50:ペレスがターン1のアウト側でルクレールに並びブロックされ、サインツが前へ
サインツとペレスが接触してクラッシュ、2台ともリタイア、VSCです。
Lap51終了:VSCフィニッシュ、ピアストリがトップチェッカー、ルクレールが2位です。
アゼルバイジャンGP決勝結果
まとめ
序盤からビタビタのバトルが展開され目が離せないレースでした。
ハードに合っていなかったルクレール、その隙を見逃さず果敢に突っ込んだピアストリがトップに立ってそのまま1位を守りきり優勝!
ミディアムのペースを見る限りルクレールのレースかと思われましたが、ハードで苦労していた。
ターン1で少し気を抜いていたところへインに飛び込まれトップを奪われる。
ハードでのトラクションが少し不足しておりピアストリを攻略出来なかった。
ラスト5周からレースが動く、ルクレールがピアストリから離れ、ペレスが追いついたところから2位争いが激化
ペレスはターン1アウトからルクレールのラインを潰そうとするが、逆に潰されてサインツを前にだしてしまう。
サインツが壁から離れるようにインに寄っていきペレスと接触クラッシュ。
良いレースが最後の最後で大惨事になってしまった。
この上位2台のリタイアに助けられた後方のドライバー
ノリスは4位とファーステスト、フェルスタッペンは5位になっている。
コラピントは10位のところが8位入賞、そしてベアマンは10位入賞を手にした。
コラピントは2戦目で結果を出し、ベアマンは代役出走=入賞という偉業を2連続で達成している。
新人二人の活躍は非常に嬉しい限りです。
コラピントの来季シートは何とかならないものか?
角田は2戦連続でサイドを壊し、運が無いリタイアでレースすら出来なかった。
ピアストリが2勝目で混沌としてきたシーズン、フェルスタッペンとノリスのポイント差は59です。
フェルスタッペンがチェッカー後のVSC中に2台をパスしていてペナルティは確実か?
チェッカー後なので次戦ペナルティになるかもしれない。
ウィリアムズ調子よくなって来ましたねー
ウィリアムズの大量10得点本当に凄い。
アルボン7位だけでなく解雇されたサージェントに代わって新ドライバー凄いです。
フランコ・コラピント8位初入賞。
アルゼンチン人ドライバーでしたね。
昔ウィリアムズに所属していたカルロス・ロイテマンもアルゼンチン人ドライバーでしたので因縁を感じてしまいましたね。
レース後にドライバー6名とマクラーレンがスチュワードに召集されました。
マックス、ヒュルケンベルグ、ガスリー、オコンはチェッカー後ではあるが、VSC中に他車を抜いた事に対して。
サインツとペレスはクラッシュの件。
マクラーレンは競技規則第34条13項への違反の疑いで召集されました。
この規則は「チーム関係者がピットレーンに入ることが許されるのは、ピット作業の直前からであり、ピット作業が終了次第、退去しなければならない」と定められてますが、マクラーレンはピットストップ以外でも機材とピットクルーをピットレーンに配置していたとの事。
結論としては罰金や戒告はありましたが、順位に影響はありませんでした。
VCSの件は過去にもレース後のVCSやSC中での追い抜きがあり、それを見過ごしていた事があったから、今回厳しくは出来なかったようです。
次からは厳しくやるそうです。
マックスラッキー
ベレス無惨
せっかくの高ポイント獲得を自ら放棄手放す?ところに今のレッドブルの低迷状況物語っています。
それにしてもビアストリには感服します。
予選悪かったノリスを尻目にキッチリと2勝目上げてマクラーレンのランキングトップ引き上げに貢献しましたから。
ノリスもマックスよりも前でフィニッシュしてファステストラップも獲得したから3ポイント短縮出来た。
チームランキング首位を維持しながらドライバーランキング首位も引き続きマックスから奪えるようにポイント差を縮めて欲しい?
これからノリスは各レースで8ポイント以上縮めないといけません
後半全勝する前提でも皮算用でした
そんな中フェルスタッペンが不調になりチャンスが来たかと思ったが、ここ2レースでは11ポイントしか縮めていません
今回ペレスがまともにレース出来ていた事、フェルスタッペンの不調がセッティングだった事を考えると今後マクラーレンがレッドブルに対して楽にポイントを縮めていけるかは疑問です
さらにノリスとルクレールのポイント差も縮まりました
フェラーリ、メルセデスは今後も速いでしょうし、チームメイトのピアストリもどんどんF1に慣れ強くなっていく
ノリスは今後全てのレースで完璧でないといけないのであまり余裕がない様に思えます
ウィリアムズ大量10得点獲得見事でした。
アルボン7位と新しいチームメイトのコラピント8位でゴール。
コラピントはアルゼンチン人ドライバーですが、過去にウィリアムズで初めてドライバー王者獲得したアラン・ジョーンズのチームメイトでジョーンズともタイトル争いしたカルロス・ロイテマンがアルゼンチン人ドライバーだった事を思い出しました。
来年ウィリアムズにサインツ加入が決まっているのでリザーブドライバーやサードドライバーとして契約するのでは無いでしょうか?
前年のコンストラクター順位による風洞制限って来年も適用なんですか?
適用されるなら26年車両開発に向けて あえて コンスト3位狙いとかしてそう…
あからさまにやるとアレなので 追い上げられた~ 逆転された~と
ショウプロレス状態… と 勘ぐってみたり
すみません 妄想です…
CFDと風洞制限はずっと適用です。レッドブルの失敗は脳内風洞ニューウェイの忠告を無視してRB20を作った事にあります。
ハンデの中、ニューウェイの助言は方向性を決める上でCFDモデル制限を補うものでした。
本当に3位狙いの方が2026年有利になります。
そもそもPUが……
PUの戦闘力不足から批判を交わすために「風洞制限でシャシーを煮詰められなかった。PUの戦闘力不足では無い。ダイナモでは十分な馬力を出している」とかホーナーなら言いそうです
前評判通りマクラーレンが20ポイント差を付けてレッドブルをランキングで抜いてトップに踊り出る事に成功しました。
これから更にポイント稼いで最終戦までに首位キープ出来ると良いですね?
フェラーリもルクレール連勝かないませんでしたが2位フィニッシュ出来たので良かったでした。
次のシンガポールもフェラーリ向きなので
好成績収めてレッドブルに迫って欲しい。
ノリスも後方から挽回してマックスよりも上位フィニッシュ出来て良かったでしたが3ポイントしか短縮出来無かったのは仕方無いので、次は予選からシッカリ準備して3勝目を?
ウィリアムズはコラピント効果がどれくらい続くか。
VCARBはビスターからミルトン・キーンズに稼働を移してるけど、まだまだ使いこなせてないってコメントが出てきてるぐらいだからしばらく浮上しそうになさそう…
ハースはハマったら速いんだろうけどねぇ。ザウバーは今年・来年は空気でしょう。
ベレスが予選、決勝共にマックスよりも上位で走行出来たのはアゼルバイジャンのコースが好きで得意だったからでしょうか?
それともマックスがドライバータイトルを考えて無理に上位ポジション狙うリスクを取ら無いように控えめなドライビングしたからでしょうか?
マックスの事ですからノリスとのポイント差だけ考えてリタイアノーポイントは絶対に避けて無理をしない?
ノリスは後方から挽回してマックスの前でゴールしましたが3ポイント縮められたのが精一杯?
このままだと最終戦でドライバータイトル逆転出来るだけのポイント足りるかどうか?
マクラーレンのミニDRSが話題になっているそうですね。高速になると、上部フラップとメインプレーンの間の隙間が大きくなりドラッグを低減するようです。
https://www.motorsport.com/f1/news/did-mclarens-mini-drs-rear-wing-trick-help-piastri-keep-leclerc-at-bay-in-baku/10654884/
勿論、FIAの検査で問題無しとされているので、問題は無いはずですが”フレキシウィング”が再び問題になり、イライラしそうです(笑)どのチームもFIAの検査をパスできる硬さを保ちつつ空力的なメリットを探しているのに他チームが撓むと文句を言う。これは仕方がないことですが・・