レッドブルがスーパーフォーミュラ参戦 BSフジで無料放送

日本のモータースポーツ界にとうとうレッドブルがやってきた。

スーパーフォーミュラのチーム無限に乗る2016年GP2チャンピオンである、ピエール・ガスリーをスポンサードするために。

嬉しい事ですね！レッドブルは、世界のあらゆるスポーツにスポンサードしていて特にモータースポーツへの貢献度が非常に高い企業です。

日本の最高峰フォーミュラレースであるスーパーフォーミュラには、昨年GP2チャンピオンであるストフェル・バンドーンが参戦した。マクラーレンの契約ドライバーだった彼は昨年F1シートが無く、レース感を失わないためにホンダのおひざ元で参戦してトレーニングをしていたような感じです。

今回のガスリーも同じような感じでしょう。レッドブルの育成ドライバーである彼は今年F1シートが無い。GP2よりグリップレベルの高いスーパーフォーミュラはF1へのトレーニングに最適と判断されているのでしょう。

ガスリーは2016年度F1の直下カテゴリーであるGP2でチャンピオンをとっているが、チャンピオンドライバーは参戦できない規則がある。

ガスリーには今年F1のシートは無い。ここが一番の問題点で、ここ数年チャンピオンは翌年にF1シートが無い状態が続いている。昨年ではストフェル・バンドーンがこの状態に陥った。

F1チームは財政難で今年また1チーム減ってしまっていて、10チーム20人しか世界最高峰フォーミュラレースには出場できない。しかも財政難のために多くのスポンサー資金をチームに持ち込めるドライバーが優遇されてしまう。

才能があり、F1チャンピオンになれる器のあるドライバーがことごとく埋もれてしまっている。

レッドブルはF1に2チーム4人のドライバーを出場させている。来年このうちの誰かが去りガスリーが乗るような事は十分考えられる。トロロッソのクビアトあたりは危ないな・・・。

今年F1は世界最高コーナリング速度を誇るマシンになる。昨年までは日本のスーパーフォーミュラが世界最高のコーナリングマシンと言われていた。

F1にもっとも近いコーナリング速度を誇るスーパーフォーミュラで好成績を残せば、ガスリーの評価は間違いなく上がるだろうし、F1に向けたトレーニングの場としては格好の舞台になる。

元F1ドライバーも多数参戦しているし、長く参戦している日本人ドライバーはタイヤの使い方などの経験が豊富でレベルが高い。ここでの好成績は間違いなくガスリーの評価を押し上げる事になるでしょう。

ガスリーにとって朗報となるのが、ホンダエンジンのパワーアップだろう。ここ3年はトヨタに圧倒されてしまっているホンダエンジン勢だけど今年新エンジンが投入される。

2000cc直列4気筒直噴ターボエンジンは、スーパーGTでも使われる規格のエンジンだけど、燃焼効率を相当上げたようです。全回転域で燃焼効率が良くなったと佐伯プロジョクトリーダーが語っている。

F1も現在ターボエンジンで燃焼効率を上げるべくして開発が行われており。それらの技術がこのスーパーミュラ用エンジンに転用されている可能性は十分考えられる。

今年はホンダエンジン勢に期待していいかもしれない。

レッドブル・チーム無限ホンダのガスリーに注目な今年のスーパーフォーミュラですね。

2017年全日本スーパーフォーミュラ選手権が、今年はBSフジで日曜日決勝のみ生中継される事が決定しました。

スケジュールは以下です。

各レース放送時間は14：00から15：55の間の予定となっています。

今年のスーパーフォーミュラは、国内注目度がかなり上がりそうですね。