夏休み前の2連戦となるハンガリーGPの初日分析です。
レッドブル、アストン、ザウバーが大きめのアップデートを投入しています。
予選シミュレーションギャップ
トップタイムはマクラーレンだがAWSはレッドブルが速いと分析している。その差は無いに等しい数値になっています。
レースシミュレーションギャップ
最近メルセデスの結果が良いけれども、初日の差は歴然です。
メルセデスの凄さはここからの合わせこみ、感度の高いフロアは微妙な車高調整で変わる。
カーパフォーマンスギャップ
ターン4からターン9まではフェルスタッペンが最速です。
レッドブルは極端にパワーを落としている為、フルスロットルゾーンが異様に遅い。
レッドブルRB20のエンジンカウルとサイドポッド
今年から導入していた極端に高いエンジンカウル、通称マウンテンデッキをやめてRB18風なスラっとした形状に変わっている。
ノーズ先端がシャープになり、両脇のスロットへの導入空気量を増加させています。
ザウバーC44のサイドポッド
流行りの下方インレットになったサイドポッド、フロアエッジディフューザーがようやく他チームに似た物になってきた。
アストンマーチンAMR24のフロアフェンス
一番フェンスの下方がカットされています。
フェラーリが2022年から導入している形状ですが、ほぼ全チームが採用するソリューションです。
アンダーカットには長めのボルテックスジェネレーターが出来ている。
アンダーカットやサイドポッド周辺のアップデートが多いが、全てを統合して機能させるのに苦労している。
データが揃い微調整されるまでは今のポジションに留まるだろう。
アルピーヌのスプリントだけ遅いのは何か試してる?
マクラーレンが変態マシンなのかレッドブルが変なのかわからんけどミディアムスピードの負けっぷり凄い