ハンガリーのブタベストにあるハンガロリンク、決勝は70周の長丁場です。
気温が高く、路面温度も高い、タイヤはC3ハードが最適なタイヤになるでしょう。
トップを走行しようと簡単には逃げられないそんなレース展開に期待です。
スタート順とタイヤ
ピットインロスタイムは約20秒です。
ハンガリーGP決勝レポート
天候は晴れ、路面はドライ、気温29℃、路面温度47℃でスタートしました。
スタート:ハミルトンが遅れた、フェルスタッペン、ピアストリ、ノリスの順でターン2を立ち上がる。
ジョーがスタートで遅れ、リカルドに追突、リカルドがオコンに追突、オコンがガスリーに追突しています。
ガスリーはリア周りが壊れてピットへリタイアです。
オコンもリタイアです。
Lap3終了時点
Lap6:ペレスがアロンソに仕掛けるが巧みなブロックにあいます。
Lap8:ペレスがアロンソをパスして7位
ジョーには5秒ペナルティがでました。
Lap9:アルボンはハードへ18位
Lap10:ストロール、角田、ボッタスはハードへ
Lap11:ジョーはハードへ18位
Lap14:サージェントはハードへ18位
ペレスはサインツに追いついています。
Lap16:サインツはハードへ11位
Lap17:ハミルトンはハードへ8位、ヒュルケンベルグはハードへ15位
Lap18:ノリスはハードへ5位、ルクレールはハードへ遅れて11位
Lap19:ピアストリはハードへ、ピットアウトでノリスに抜かれ5位
Lap20終了時点
アロンソはハードへ10位
Lap24:フェルスタッペンはハードへ1位
Lap25:ペレスはミディアムへ7位
ハミルトンはラッセルの前へ4位(チームオーダー)
Lap27:ペレスはサインツをパスして6位
Lap28:ペレスはターン2でラッセルをパスして5位
Lap29:ラッセルはミディアムへ14位
Lap31:リカルドはミディアムへ18位
ラッセルは角田をパスして12位
Lap32:アルボンはハードへ17位
ハードのペースはレッドブルが圧倒的です。
Lap34終了時点
Lap35:ラッセルはボッタスをパスして9位
Lap39:ペレスはハミルトンまで1秒を切りました。
ヒュルケンベルグはハードへ16位、ジョーはハードへ18位
Lap41:ボッタスはハードへ13位
Lap43:ピアストリはミディアムへ6位、ペレスはミディアムへ7位(ハミルトンへのアンダーカットです。)
Lap44:ストロールは角田をパスして10位、ルクレールはハードへ8位、アロンソはハードへ9位
Lap45:ノリスはミディアムへ3位、サインツはハードへ8位
Lap46:角田はミディアムへ16位
Lap47:ペレスはピアストリをパスして4位
ルクレールにはピットレーン速度違反で5秒ペナルティ
Lap48:ラッセルはミディアムへ8位
Lap50:ハミルトンはミディアムへ5位
Lap52:フェルスタッペンはミディアムへ1位
Lap53終了時点
フェルスタッペンは20秒台のファーステスト・・・無慈悲。
Lap56:ハミルトンがピアストリに追いつきました。
Lap57:ハミルトンはピアストリをパスして5位
ピアストリは後半ペースの落ち込みが激しいです。
Lap63:ラッセルはサインツに追いつきました。
Lap65:ラッセルはサインツをパスして7位
Lap68:ルクレールとラッセルの差は5秒切っています。ラッセルは実質6位です。
Lap69:サージェントがスピンして復帰
Lap70終了:フェルスタッペンがトップチェッカー、ノリスが2位、ペレスが3位です。
ハンガリーGP決勝結果
まとめ
フェルスタッペンがスタートでハミルトンをパスしてトップに立ちそのまま独走で優勝、7連勝です。
予選をちょっとぐらい失敗しても関係ない、レースペースが異常値なレッドブルは変わらずでした。
9位スタートのペレスが3位表彰台まで戻れる事がその証明になるでしょう。
メルセデスはソフトで速い、レース前半は遅かったがタンクが軽くなった後半のミディアムは速かった。
マクラーレンはずっと良いペースで走ったがレッドブルとの差は歴然だった。
やはりと言うか予選に振るとレースペースで何かを失う。
ピアストリはバックマーカーの処理が課題になるだろう、乱流などリズムが狂いタイヤの使いどころを誤った感じです。
でもルーキーでここまでやれるのは驚異的と言える。
フェラーリとアストンは空気だった。
自らのポジションを淡々と守るのみ。
フェラーリとアストンはタイヤ構造変更による影響を大きく受けている。
元々フロントが強かった2チームだけど、フロントが強くなったタイヤでバランスが崩れている。
ピレリタイヤの温度レンジの狭さが大きく影響を与えている。
注目の角田対リカルドは、リカルドに軍配。
リカルドのミディアム40周ロングランは驚異的だった、プッシュせずにマシンなりに淡々とラップをこなす。
無理な走らせ方をしないリカルドらしいドライビング、ハードじゃ走れないマシンを丁寧に走らせていた。
速さのあるトップ5チームが生き残り入賞を総ざらい。
他のチームは本当に辛い、マシン開発のミスは本当に避けたいところです。
角田くんもスタート直後のジャンプアップからのピットミス
下位チーム同士なら抜けないけれど抜かれない感じだったので
今日は対リカルドについては普通にやってたら楽勝?と思いきや
タイヤ戦略も含めて嚙み合いませんね
PUは開発凍結で壊れない(一部除く)し
無茶するドライバーが居なくなって(一部除く)セーフティカーが出ないと波乱もない
2021シーズンのようなドキドキはしばらくなさそうですね。
結果的にリカルドはギャンブルを大成功させたわけだけど、それでもノーポイントの13位で、ポイントで大きく離されている今のタウリにはあまり意味が無い
もし角田がリカルドと同じ戦略で同じようにタイヤを維持出来れば11位前後が見えていたわけで、それはポイント獲得の大きなチャンスを引き寄せた筈
タウリは一体何をやりたいのか、二人に何をさせたいのかさっぱりわからない
わざわざデフリースと交代させたリカルドを角田と比較したいのなら、それこそレースでの僅かなポイント獲得を狙うよりも二人に似たような戦略を与えるべきで、戦略違いでの勝敗は本人の能力とほぼ無関係になってしまう
また、この期に及んでまだチームランキングを気にすると言うのなら、ポイント獲得が期待できない状態でただ完走を目指すのは全くの無意味
特に中盤の角田は、周りと同じ作戦では逆転のチャンスが皆無な状態に陥っていたのに、アンダーカットも狙わず、周回遅れにされるタイミングでもそのままタレたタイヤで走行させ続けていたのか?チームが何をしたいのか戦略目的が全くわからん
ハンガリーに関しては高い気温が全てでした。
あの時点でミディアムが持つのは誰も予想出来ずリカルド自体がギャンブルだっただけ。
新しいタイヤは何となくソフト側が持つ印象を受けています。
角田は新フロントウィングを失った影響もある。
タイヤマネジメントでリカルドに軍配でしたが、角田側の戦略はゴミでしたね。
なんか、リカルド選手が色んな意味でうま過ぎて、アルファタウリが彼のチームになってしまいそうに思います。
勿論8勝はすごいですし、戦い方も上手い。でも、単純な速さなら角田選手も負けてないと思うのですが、公平に戦わせてやってもらいたいです。
角田君はピットミスでアルボンの後ろになった時点で、嫌な予感がしました。
それにしても第一スティント序盤のマクラーレン勢の速さ、特にピアストリはノリスに見劣りしないペースで驚きました。
ピアストリが終盤失速したのはフロアが損傷してたからみたいですね。
バックマーカーの処理やそういう自損を減らして経験を積んでいけば楽しみな存在になりそうです。
かなり早い段階ですね、ハードに変えた直後かな?
そんなマシンであの走り、素晴らしいです。
〉予選に振るとレースペースで何かを失う。
〉プッシュせずにマシンなりに淡々とラップをこなす。
〉フロントが強かった2チームだけど、フロントが強くなったタイヤでバランスが崩れている。
分からなかった事がよく理解できます。管理人さまの上級者向けの空力の解説は素晴らしいですが、こういった初心者向けの解説も助かります。
レッドブル、マクラーレン、メルセデス、この3チームは高次元で予選か決勝かを選んでいる。
レッドブルは常にレース前提のセッティングを選ぶ。
リカルドはとにかくタイヤをこじらないで走るのが上手、しかしそれが災いして一発が遅かった。
今回は高い路面温度がそれを際立出せた。
アストンはアップデートの誤りもありそうで、そこにタイヤの変更で迷宮入り。
フェラーリはテストから迷宮入り。
ペレスのドライブが以前のような感じになってきたなと感じました
最後ノリスを抜けないのもペレスだなーとw
この調子で復調して欲しいです
マクラーレンでのダメっぷりから、ここまでリカルドが上手くドライブ出来るとは思ってもいませんでした
角田は彼から多くの事を学んで欲しい
高温、低速でも速くなったマクラーレンは2番手チームとして本物ですね
優勝トロフィーを壊したノリスはレッドブル強制加入という事で不問にしましょうw
タイヤへの熱入れを助長するドライビングが必要無かった高い気温。
これが今回リカルドのドライブが生きた理由です。
シルバーストーン、ハンガロリンクと対極的なサーキットでこの成績はマクラーレンのマシンは本当に良いマシンに仕上がりましたね。
ここんとこのアストンの失速はちょっと気にかかりますね。休み明けにでも多少のアップデートが入ると良いのですが。
各チーム、アプデが一通りリリースされ、序列に変化がみられてシーズン序盤に比べて楽しく見ていられますが、
それは2位以降の話で、肝心のレッドブルは相変わらず遥か遠いところを走っていますね。
タイヤの構造変更がなかったオーストリアから速いので本物ですね。
前後タイヤへの荷重(エアロ荷重含め)が均等になっている証明です。
レッドブルのようにフロアのエアロマップが均等になっているでしょう。
今回はスタート直後が一番興奮しました♪
マクラーレンのピア君は上手くやりましたね~
最初は2番手はてっきり欄怒君かと思ってました
しかし~
その欄怒君はお立ち台でシャンパンを泡立てる為に
たっぺん君の台にたたき付けた時、その振動でタッペン君の
トロフィーが倒れて落下・・・・パキィィーーーン!!(えええ!)
授与式の時に陶器製のトロフィーを片手で掲げるタッペン君を見て
こわいな~落とすなよ~なんて思っていたら
なーんと欄怒君に割られてしまいましたぁ
ちなみにあのトロフィーは特別製で製作期間は6ヶ月
お値段、なんと日本円で600まんえーん!!!!
どーすんでしょ・・・欄怒君・・・怒られるでしょうね~ww
トロフィーを作った人には気の毒ですが、割ったのがランド君で良かったです。なんか、微笑ましいやり取りが選手間でもチーム間でもあったようで。
テレビの「何でも鑑定団」で初めて存在知ったのですが
陶磁器(セラミック?)トロフィーは、ヨーロッパ最大の高級磁器メーカーブランドのマイセン製(ドイツのマイセン地方が製造地元)ですか?
もちろん世界最高峰F1の事ですから割れたセラミック製品の修復技術も一流かと?
夢のセラミック材質ブロックの内燃機関エンジンは理想だけで現実的に無理かも知れないですが、セラミックコーティング技術であれば可能ですね。笑
ハンガリーGPなのでハンガリーの老舗磁器メーカーであるヘレンド製です
有難うございます。
1826年創立ハンガリーの老舗磁器メーカー「ヘレンド」初めて知りました。
認知度合ではドイツの「マイセン」しか知らなかったので勉強になりました。
ヨーロッパ製の磁器、特にコーヒーなどティーカップの絵柄が可愛くて綺麗です。
スポーツイベント等のトロフィーも磁器で作られて格好良いですが、割れ物だけに丁寧に扱わないといけませんね。
内燃機関だと点火プラグ(スパークプラグ)の絶縁部分にも磁器のようなセラミックが使われていますね。
今F1のPUに使われているICE用の点火プラグは、どのメーカーサプライヤーが使われているでしょうね?
知っているメーカーサプライヤーでは、チャンピオンとNGKとボッシュくらいです。
優勝トロフィーがらみ出来事の事件で今でも思い出されるのは、
1989年イタリアGPでマクラーレンホンダのプロストが優勝してフェラーリの地本熱狂的ファン、いわゆるティフォシの集団に優勝トロフィーを投げ与えてしまった場面シーンが忘れられません。
プロストは1989年を最後にマクラーレンホンダを離れ翌1990年からフェラーリに移籍する事が決まっていたので、早くもフェラーリドライバーとして振る舞っての行為だったとか?
当然この行為に、マクラーレンホンダのチーム代表ロン・デニスは大激怒。
この瞬間からプロストとデニスとの関係は完全に冷え切ってしまったと言われた。
後にプロストは自費で優勝トロフィー複製を依頼してマクラーレンに贈呈したそうです。
マクラーレンのノリス&ビアストリの2レース連続(イギリスとハンガリー)大躍進とは逆にアルピーヌのオコン&ガスリー両方が2レース連続リタイアとは、レースアクシデントで不運とは言え痛いですね。
結果論ですが今のところ、
ビアストリの選択(アルピーヌではマクラーレンを選ぶ?)間違っていなかった。
アルピーヌもA523の次アップデート次第?
毎回、おこがましく特有の解釈によるコメントをさせていただきおそれいります。m(__)m
アルピーヌ関連、日本のモーター誌でも “3 マニファクチュアラー製 PUと比較し出力が 15~25Kw (20~33馬力) 劣る” への対策協議に関し RB Horner 氏が賛同とありますが、
Asked if Renault is behind on engine power.
質問: エンジン・パワーが遅れているか?に対し
Said Alpine team boss Otmar Szafnauer 氏
“All the teams do the same analysis and the FIA do the same analysis and we’re significantly down, :どのチームも同じ分析をし, そして, FIAも同じ分析をしているが, 我々は大きく交代している.” とのこと。
2026季のI.C.E. 最大圧縮比を下げる制限 18→16 もそれを示唆しているのでは?という解釈に私も同じ印象ですが、特に2021シーズンまでみられた I.C.Engine のパワー差が明確にみられたように、個人的には、燃焼方法の違いによる 基本的 I.C.E ポテンシャルには依然として違いがある印象です。しかし、カロリーが低下するグリーン・エネルギー燃料の使用の影響により、これでもまだその差が縮まっている可能性も否定できないと解釈しています。