ペレスとアロンソのフロントロースタート、渋い取り合わせですが期待は膨らみます。
後方からはルクレールとフェルスタッペンが追い上げる展開となるでしょう。
クラッシュによるSCや赤旗、そのタイミングでタイヤ交換できる運も必要。
15番手スタートのフェルスタッペンが優勝、なんて事も起きる可能性があります。
スタート順とタイヤ
ピットインロスタイムは約20秒です。
サウジアラビアGP決勝レポート
天候は晴れ、路面はドライ、気温26℃、路面温度33℃でスタートしました。
スタート:アロンソがターン1をホールショット、スタートポジションがおかしいと審議になっています。
Lap2:ピアストリはハードへ、フロントウィング交換して20位
Lap3:ノリスはハードへ20位
Lap3終了時点
Lap4:ペレスがアロンソをパスして1位、フェルスタッペンは12位
Lap5:フェルスタッペンは11位
Lap7:7位ハミルトン以下が詰まっています。ルクレールはガスリーをパスして8位
アロンソには5秒ペナルティになっています。
Lap8:フェルスタッペンは10位、アロンソはペレスのDRSに入ってストレートタイムを稼ぎ付いて行っています。
ハミルトンにはスタート直後のウェービングで審議になっています。
Lsp9:ルクレールはハミルトンをパスして7位
Lap10:フェルスタッペンはガスリーをパスして9位
ボッタスはハードへ19位
Lap12:フェルスタッペンはハミルトンをパスして8位
Lap13:ルクレールはオコンをパスして6位
Lap14:ストロールはハードへ11位
Lap16:サインツはハードへ7位
Lap17:ルクレールはハードへ8位
Lap18:ストロールはブレーキトラブル、ターン13で停止、SCになりました。
Lap19:角田は最高のタイミングでピットインして8位までポジションアップ!
他のドライバーも続々とピットインしています。
Lap20(SC中)
Lap21:レース再開
Lap22:ハミルトンはサインツをパスして5位
Lap23:フェルスタッペンはラッセルをパスして3位
Lap25:フェルスタッペンはアロンソをパスして2位、ペレスまでは6秒です。
角田はアルピーヌ勢に抜かれて10位
Lap26:アルボンはブレーキトラブルで大きくペースダウン、最後尾までポジションを落としています。
Lap28:ペレス32.891、フェルスタッペン32.838
ハミルトンはラッセルに追いつきました。
アルボンはゆっくりとピットロードへ入りリタイアしました。
Lap29:ペレスとフェルスタッペンはファーステストを更新し合い5秒差
Lap34:角田にマグヌッセンが迫る。
角田がバトルを制し、マグヌッセンは大きくラインを外して1秒以上後方へ
ペレス対フェルスタッペンのラップタイムバトルが延々と展開されています。
Lap36終了時点
Lap38:フェルスタッペンはドライブシャフトがおかしいのではと訴えています。
高速域で異音がするらしい、しかしペースは落ちない。
Lap39:ペレスはブレーキが長くなってきたと訴えています。
Lap40:角田に再度迫るマグヌッセンが攻め始めました。
Lap42:デフリースは最終ターンでサージェントをパスして14位
Lap44:ペレスとフェルスタッペンは4.8秒
Lap46:マグヌッセンは角田をパスして10位
とうとうやられた、、ペース差が大きい中よく頑張ったと思う。
Lap48:フェルスタッペンはペースを落としてチャージ、ファーステストを狙っています。
Lap49:アロンソは5秒ペナルティを消化していない疑惑があるのでラッセルに5秒差つけようとペースを上げています。
Lap50終了:ペレスがトップチェッカー、フェルスタッペンはファーステストを取りました。
サウジアラビアGP決勝結果
まとめ
ペレスがポールトゥウィン、追い上げてきたフェルスタッペンとのラップタイムバトルを制しました。
レースペースと言う点で昨年は劣る部分があったけど、今年は違うところを見せています。
セーフティカーのタイミングが上位勢と追い上げるフェルスタッペンには最高のタイミングでした。
フェラーリはピットへ入った後の最悪のタイミングでポジションダウン、その後レースペースも無くメルセデスに負ける。
フェラーリの状況は異様と言うべくものになってしまっています。
フェンス出口から始まるフロアエッジ付近にボルテックスパーツが少ない事など、レッドブルと比べると捻りが足りないと感じる部分に先ずは問題があるだろう。
この辺りはメルセデスの方が色々と細かく頑張っている。
アロンソはスタートグリッドで位置取りをミスして5秒ペナルティを貰う。
そして3位フィニッシュして表彰式が終わった直後に、5秒ペナルティを消化していない為の10秒ペナルティを貰い4位となる。
ピット作業開始前の5秒計測を始めた直後にリアジャッキがマシンに当たってしまっていた。
ラッセルに対して5秒差フィニッシュでは足りなかったのでした。
もう・・こういう後出しはやめようよ。
アロンソはレース中盤からラッセルの前で安全にフィニッシュする為のペースで走っており、頑張っていれば10秒差を付ける事が出来ただろう。
※追記:アロンソは審議の結果3位に戻った。
ペナルティ消化中にリアジャッキは接触していた、接触してはいたがマシン自体を動かす行動はとっておらず、過去にそのような事例が多く存在した。
よってジャッキが接触する事を作業に限定出来ない事になり、スチュワードはペナルティ消化を認めた。
5秒と10秒ペナルティは次のピットインで必ず消化する義務であり、それがVSCやSC中でも義務となります。
(ドライブスルーやストップ&ゴーはVSCやSCで消化出来ない)
アロンソは性格の違うサーキットで共に3位フィニッシュ出来ており、アストンマーチンが現状2番目のマシンだと言う事は証明された。
全ては安定したフロア機能、その為のフロアとサイドからリア周りの空力処理はレッドブルに次ぐ出来になっています。
角田はチャンスをものにしたかに見えたが、最後の最後にはマシン差のどうしようもない壁があり11位フィニッシュ。
悔しい悔しい2連続11位となっています。
マクラーレンはノリスの予選ミスが全てだった。
スタートポジションが混戦の位置の為、接触トラブルによって2台共にレースが始まった直後にピットインを余儀なくされた。
追い上げるストレートスピードも無く、後方でひたすら走行テストをしていた。
次戦はアルバートパーク、レッドブルとアストンマーチンの速さは揺るがないだろう。
角田は良く頑張りましたけどマシンの差はどうにもなりませんでしたね。
これ、改善するんですかね?
改善するにはモノコックのクラッシュテストからやり直しでは?
でもそれは不可能でしょ。
アロンソは10秒ペナが後からでて、さらにそれが覆り3位返り咲き。
ラッセルは後から3位表彰台に登った写真撮ってもらったのに、それも無駄になった。
二人ともヌカ喜びさせられて何じゃそりゃ!でしょうね。
アルファタウリはフロアフェンスからやり直しですね。
簡単にやるなら、先ずはサイドポッドとフロアエッジをアストン風にすれば今よりは良くなるかな。
せっかくの広いアンダーカットを生かせてない。
RB18のパーツを使えるだけ使って、ほぼRB18なら、こんなに苦労してないように感じます。
なのにAT04はRB18からの流用を増やさずオリジナルでやる。とか、レッドブルがグループとして何がやりたいのか良く判りませんね。
レッドブルがアルファタウリのチーム力を把握してないなんて有り得ないと思うんですが…
もしかして、アルファタウリをわざと悪くしてる?
あともう一つ問題があるとすれば風洞の変更です。
2022年マシンから50⇒60%への変更、風洞の癖を把握出来ていない可能性が高いです。
2019年辺りまでレッドブルでさえそれに悩まされていますから、アルファタウリにそれを加味したシミュレートが出来ているかどうか怪しい。
レッドブル、アストンは順当な順位で、去年同様安定して入ってくるメルセデスは流石です。
あのコンセプトで上位に絡んでくるのは、メルセデスの技術レベルの高さですね
フェラーリはパワー抑えて来たのかなっていうぐらい元気なかったですね
プッシュしたフェルスタッペンですら随分タイヤに余裕もあったことを考えると、異次元に居ますね。レッドブル
角田君は今のところ乗れてるので次戦のアップデートに期待です!
今回も「中の人」応援で画面を見ながら
深夜にギャーギャー言ってましたwww
しかし、最後の裁定で「ええええーーー!!!!」
何かおかしいぞF1って・・・「最低の裁定」
タッペン君は折角訪れた優勝「してもいいよ」のチャンスを
のがすまいと超がんばるペレ助との意地の張り合いで
「こわれそーだからやめて~」状態だし
終ると深夜って言うか明け方に近い時間なのでも~
クタクタで・・・・みなさんライブで見てましたぁ??
※今は中の人のJINさん情報見てほっとしてます~
素早い情報有り難う御座います。
2戦連続騒がしい中の人
角田くんは、ミディアムは他と戦えてたように思いましたがハードのペースが周りより遅かったですね。
SCで前に出られたのは良かったですが、本当はミディアム→ソフトを狙ってたのかなと思いました。
ハードに交換後に角田→エンジニアに「このコンパウンドでは何をすればいい?」て聞いていて、「全力で!マネジメントは全く必要ない!フロントをスライドさせて熱入れて!」って言われていて、メインの戦略では無かったのかなと思いました。
その後も何度も「フロントをスライドさせて熱を入れて!」と言われていました。
角田Yuki 選手はポイントという点では残念でしたが、AT04の出来からすれば2レース連続の良いドライブという印象でした。
RB19、ドライブシャフト(折れ)損傷の原因とな運動回生, シフトダウン & 油圧ブレーキのなどの協調による制動システムの統合マネジメントですが、それらの出力(回転数?)データに基づくソフト面の調整は、Honda PU側、または、Red Bullチーム側との共同作業なのだろうか?
最高速の市街地サーキット、RB19 がターンのアプローチ・ハーフウェー・アウトもベスト・タイムの部分もありながら、中間ストレート・ライン(ミニセクター)の多くのベスト・タイム、今回はRB19でした。QFトップ3並走動画を視聴しましたが、セクター3 DRS-2 & DRS-3 区間で Checo 選手ドライブのRB19の速さは明白な優位性をしめしていました。PU 電力のDeploy:展開 の最適化の上手さもあると思いますが、電力の回生or発電 & 出力の部分でさらに向上しているのでは?
去年はなんだかんだルクレールが表彰台に絡んでくる結果で2位以下のポイントが分散され、マックスがぶっちぎりの1位となりました。
一方で、今年のレッドブルのマシンの完成度でペレスが2位以上をほぼ確実とれる状況となると、マックスも意外と気が抜けないシーズンになりそうですね。
信頼性の懸念があるのはマックス・ペレスどちらのマシンも同じだとは思いますが、マックスがうっかりリタイアでもしてしまうと、チーム内の緊張感は一気に爆上げしそうです。(不謹慎ですが、ちょっと期待)
今度シーズン、レッドブルRB19しか優勝出来ないレースが続くようであればマックスとペレスのワンツーフィニッシュが多く見られる反面、逆に両者リタイアと言う危険性もはらむ?
これまでマックスと?レッドブルのために献身的自己犠牲を見せたペレスも、昨年の一件が有った事でマックスをサポートする場面は少なくなるのでは無いでしょうか?
ペレスもドライバータイトル獲得を目指すでしょうから。
レッドブル以外のチームにとってもレッドブルの2人がやり合ってくれる状況は大歓迎な事かも知れないですが?
確実にアロンソは、そんな機会を伺っていると思います。
今年はチーム内対決なので、2014~2016年までのメルセデスみたいな事になりますね。
マックス自身はマシンのせいで勝てなかった不満たらたらで、まだまだ青いし、そこがまた熱くていいですね。
ペレスは鉄の心臓を持っており、終盤までポイント的にチャンピオンシップが引き延ばされます。
最後に勝つのはマックス以外考えられません。