3年ぶりの開催となっているシンガポールGP決勝です。
非常にオーバーテイクがしづらくパレードラップが延々と続くレースが多いです。
しかしそれは過去の事、新規定マシンでバトル活性化に期待です。
フェルスタッペンが8番手からどこまで上がってくるのか?
PU新規投入ペナルティでピットレーンスタートを選択したラッセルの追い上げにも注目です。
スタート順とタイヤ
ピットインロスタイムは約28秒です。
シンガポールGP決勝レポート
開始時間前に降った大雨でスタートが1時間5分遅れました。
天候は晴れ、路面はウェット、気温26℃、路面温度30℃でスタートしました。
スタート:ペレスがホールショット、ハミルトンはサインツと接触して4位、フェルスタッペンはスタートでミスして12位
Lap2:フェルスタッペンはマグヌッセン、ストロールを連続パスして10位
Lap3:フェルスタッペンは角田をパスして9位
スタートミスも関係なく上がってくるフェルスタッペンなのです。
Lap3終了時点
ラッセルは17位までポジションアップしています。
Lap7:レースは硬直状態、マグヌッセンにはオレンジボールがでています。
ターン5でラティフィとジョウが絡んでジョウがリタイアです。
Lap8:マグヌッセンはフロントウィングを交換、ジョウのマシン撤去の為のSCが遅れて出ました。
Lap9:ラティフィはピットインしてリタイアです。
Lap11:レース再開、フェルスタッペンはベッテルをパスして8位、フェルスタッペンはガスリーをパスして7位
Lap19:トップのペレスは58.9でファーステスト、アロンソ対フェルスタッペンが延々と続いています。
Lap21:アロンソがエンジントラブルで停止、VSCとなりました。
Lap22:ラッセルはミディアムへ17位の最後尾、スリックは早すぎた・・かなり滑っています。
Lap23:レース再開、フェルスタッペンはファーステストでノリスを追う。
Lap26:アルボンはターン8で突っ込みフロントウィングを落としました。
フロントウィング撤去の為VSCになりましたが、突き刺さって取れない、手間取る間にグリーンへ。
Lap28:オコンがターン15で白煙を上げて停止、VSCになりました。
ルノーPUはヤバいです。来年までにどうにかなるのかい?
Lap30:レース再開
Lap31終了時点(Top6)
Lap33:ハミルトンがターン7でフロントから突っ込みました。
コースへ復帰、5位まで落ちてフェルスタッペンの前に入りました。
ハミルトンはフロントウィングを引きずり火花を散らしながら走っています。
オレンジボールが出やしない・・・。
Lap34:ガスリーがミディアムへ、続々とドライタイヤへ交換しています。
Lap35:ルクレールはミディアムへ3位、ハミルトンはミディアムへ、角田はミディアムへ
Lap36:ペレスはミディアムへ、フェルスタッペンはミディアムへ
角田はターン10で突っ込んでリタイア、SCになりました。
Lap37終了時点(SC中)
Lap40:レース再開、フェルスタッペンはターン7でノリスのインに突っ込み直進、8位までポジションを落としました。
Lap41:フラットスポットが出来たフェルスタッペンはソフトへ。
ラッセルは右リアがパンクしてスロー走行、ミックと接触していました。
Lap42:ペレスはセーフティカーとの距離を多く取りすぎて審議になっています。
Lap43:DRSが解禁になりました。
Lap44:ペレスとルクレールとの差は0.7秒
ルクレールがペレスに追いすがるが、仕掛けるところまではいけない、熾烈なトップ争いが続いています。
Lap47:フェルスタッペンはマグヌッセンをパスして11位
Lap48:ペレスとルクレールの差は1秒以上になっています。
ペレスには5秒ペナルティを見越して、差を付けろと指示が飛んでいます。
Lap50:フェルスタッペンはボッタスをパスして10位
Lap50終了時点
Lap51:フェルスタッペンはガスリーをパスして9位
フェルスタッペンはハミルトンに追いつきそうです。
Lap57:ベッテルにハミルトンが仕掛けてオーバーラン、フェルスタッペンは8位に上がりました。
Lap58:ペレスとルクレールの差は6秒まで広がっています。
Lap59:2時間経過のファイナルラップに入りました。
フェルスタッペンはベッテルをパスして7位、ペレスは7.5秒差をルクレールに付けてトップチェッカーを受けました。
シンガポールGP決勝結果
まとめ
ペレスがモナコ以来の今季2勝目を上げました。
市街地に強く荒れたレースで何かを成し遂げるベテラン、1周目から全てのラップリードを記録しています。
ここ最近フェルスタッペンとの差が心配されていましたが、それを吹き飛ばす優勝だったと思います。
終盤のルクレールを引き離したハイペースな走りはお見事でした。
A sweet, sweet moment for Checo 🏆#SingaporeGP #F1 pic.twitter.com/nIdwKGrvrz
— Formula 1 (@F1) October 2, 2022
追うルクレールはタイヤがもたずに終盤ペースダウンせざるを得ない状況、サインツは序盤からペースが無くフェラーリとしては苦しい展開にまたもなっています。
とにかくタイヤ摩耗が抑えられない、夏休み明けからずっと続いています。
フェルスタッペンは順調にポジションアップしていましたが、40周目のリスタートでノリスをオーバーテイクしようとして失敗。
ポイント圏外に落ちたにも関わらず、終盤に7位まで挽回する鬼人っぷりを見せた。
とにかくレースを掻き回してくれました。
角田はミスでポジションダウン、ドライタイヤのアウトラップでクラッシュとミスが重なっています。
何かが空回りしている、地元の日本GPではミスなく完走してもらいたい。
※ペレスは、セーフティカーから車長10台以内にとどめることに関するFIAフォーミュラワン・スポーツ規則第55.10条に違反したとして、5秒加算のペナルティになりましたが順位は変わりませんでした。
角田と似たようなクラッシュが多発しましたね。
ナイトレースなので乾きかけの路面の判断の見誤り&直ぐにロックするフロント。
残念ですが仕方ない。
フェルスタッペンは珍しく気の焦りのようなものを感じました。
鈴鹿で優勝&ファステストなら文句なくチャンピオン決定です。
是非とも鈴鹿で決めて欲しい。
フェルスタッペンはレース中盤、気の焦りというよりも
・スタートでアンチストールが働き失敗した
・DRSが解禁されない
・なかなかノリスをかわせない
と結構フラストレーションが溜まっていたのだと思います
あのミスがなければ、勝つのは難しいとしても3位争いくらいまでは出来たでしょう
今回はSCのタイミングや周りのアクシデントに振り回されツイてなかったと言えますね
隊列が落ち着いたとこで着実に順位を上げていく冷静さはもっていたのに
荒れたレースでしたね~
(昨日はお昼に行われたモトGPも似たような路面で予測不能)
先ずはペレ助優勝おめでとー! 終盤は速かった~!!
たっぺん君が居ない時は全力で勝ちに行かないと今年はもう
ご褒美ないかも!?ですよ~
その上で
「つーちゃんは、また要らん事しやがってぇえええーー!!」
たしか似たような前科があるでしょー!(イギリス)
アレが無ければ、終盤の展開は大きく違ってたはず!って言うか
少なくてもワクワクして見れたはず~ もぉぉおおーーー!!ばかぁ~
日本で応援してあげないぞー!!(って事はないけど)
表彰式にて
今回はタッペン君がお立ち台に居ないので「例のカメラ」は
シャルロッテちゃんをがんがん写していましたね~
シャルルあんどシャルロッテ
今夜中に日本に来日する選手が多いのでひょっとこして
このまま一緒に日本に来るのかな?うぇるかーむ!
しかし
なかなか抜けそうで抜けなかった今回のレースは
やはり・・・オーバーカットされたジャダちゃんの呪いかしら・・・www
フェラーリのタイヤへの攻撃性はもう致命的かもしれないですね。
そうですね。
速く走るために、フロントを使うそしてリアを少し滑らせて向きを早く変える。
かなりタイトロープです。
アルファタウリはタイヤギャンブルするとだいたい失敗してるイメージが
ドライバーからにフィードバックあまり重視されてない気がするします
たらればの話になっちゃいますが、もう少し見極めが出来る人物が指示すれば順位は落とさなかったはず!
角田君は冷静さを欠く事が多いけどエンジニア責なところが多いと思う。
相性は最悪、ドライバーを気持ちよく走らせようとする気概もない。
角田は体力的に問題があるように思うんですけど…それからくる集中力破綻とか?
それか典型的な「車乗ったら人格変わる人」なのか??
ちなみに来期ガスリーが抜けたとして角田のガレージは
ガスリー側のガレージに移動するのでしょうか?
っで、エンジニアも今のスピニからガスリー担当のエンジニアに代わるとか?
出来れば…スピニから解放されれば良いなぁ~っと思ってますがこればかりは。
チェコが、シーズン2勝目を上げてくれたので何故か?ホッとしています。残り6レースをマックスが総舐め(全勝)すると思っただけに?
フェラーリのルクレールとサインツも、それぞれ2位と3位をゲットした事でコンストラクターランキング2位確保に近づく。
メルセデスは引き離されてしまいました。
マクラーレンもノリス4位とリカルド5位で、アロンソとオコンの両名がリタイアした事でコンストラクター4位に上がったのも特筆した出来事でした(まだまだ最終戦まで4位争い続きますが)
日本GPでマックスのドライバータイトル決定を決める舞台は万全?
本当にチェコ優勝おめでとうございます。
フェラーリはシーズン序盤から抱えていたリアタイヤの摩耗の問題が未だに解決出来てない上にAOMでセッティングの幅も狭くなってしまいましたね。現状、リアウイングのDRSデルタを改善させた以外は開幕時点と対して変わらないパフォーマンスなのでは思ってしまいます。
途中ペレスのエンジンの調子が悪いと報告があった理由をホーナーがSky-TVの中継で尋ねられた際に空気の湿度が高すぎて調整する必要があったと言っていました。O2センサーはあっても湿度センサーは無いようです。
湿度が高いとノッキングが増加しますね。
F1の場合、気温や湿度にピンポイントで対応するものなのでセンサーによる自動制御はほとんどありません。
エースがトラブルの時にしっかり勝つというのは立派です。ペレスさん。
しかも難しいコンディションであのルクレールを抑え切っての勝利。
ただ、ペレスはピットストップは上手いが何故だかセーフティーカーの対処は非常に拙い…今回も危うく命取りになるところでした。
そしてふと思ったのは、フェラーリは最近故障しないなと。そのかわり遅くなってしまった。不思議です。
アルピーヌのアロンソとオコンのリタイアですが、ルノーPUのトラブルが原因なのでしょうか?
今シーズン、ルノーPUは新しくセパレート式ターボを導入しましたが
初めての割には初期トラブル少ないかなぁ?と思いましたが負荷を掛けてないだけで実際は耐久性が無いかと?
マクラーレンとのコンストラクター4位争いが楽しみです。笑
タービン系では無く、エンジン自体の方に問題があります。
ブロック直付けのウォーターポンプが壊れるなど、今回は前兆無くブローしておりピストンやバルブが疑われます。
ペレスがドライバビリティで苦労していると無線がありましたが、湿度が高いと空気の質量が増加、圧縮した時の圧力が若干上がります。
これにより意図しないノッキング(圧縮着火)が発生します。
ルノーPUに当てはめてみれば、シリンダー内圧力が意図せず増加して耐えられなくなったと考える事が出来ます。
モタスポGP管理者様、誠に有り難うございます。
タービン系統(ターボ+MGU-H+コンプレッサー)のトラブルでは無かった訳ですね。
ウォーターポンプがブロックと一体構造と言うのは勿体ないですね?
冷却系統のウォーターポンプ部品がやられるとオーバーヒートして他部品パーツがやられてしまう。
アロンソがマクラーレン時代のホンダPUにクレーム付けた様にルノー新型PUにも苦言を言ったので大変気になりました。