雨の予選によって本来上であったであろうドライバーのグリッド位置が下がった。

サインツがポールスタート、スピンまで最速だったルクレールは3番手、そのスピンでタイムロスしたフェルスタッペンは2番手となっています。

 

F2のレースでは押し出したマシンが自分に返ってきてクラッシュしており、まさに因果応報です。

F1でそんなレースは見たくないぞ~!

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スタート順とタイヤ

ピットインロスタイムは約21秒です。

イギリスGP決勝レポート

天候は晴れ、路面はドライ、気温18℃、路面温度28℃でスタートしました。

 

スタート:フェルスタッペンがホールショット、後方で大クラッシュが発生、ラッセル、ジョウ、アルボンはリタイア。

ジョウが逆さになってバリアへクラッシュしてしまいました。

https://www.auto-motor-und-sport.de/

2年連続オープニングラップで赤旗です。

ジョウはモノコックとヘイローに守られ無事だった、中継でクラッシュした先を写さないから冷や汗かきましたよ。

 

スタート順は最初のグリッド順に戻された、気温18℃、路面温度32℃で再スタートです。

再スターティンググリッド

 

サインツとフェルスタッペン、ペレスとルクレールが熾烈なバトル、ペレスとルクレールが接触しています。

https://twitter.com/F1

Lap5:ペレスはピットイン、フロントウィングを交換してミディアムへ17位

Lap6:ハミルトンはノリスをパスして4位

 

Lap8:サインツとフェルスタッペンとの差は1秒以内になっています。

Lap8終了時点

Lap10:サインツがターン14でコースアウトしてフェルスタッペンがトップへ

Lap11:ガスリーのインに飛び込んで仕掛けた角田がスピン、ガスリーも避けてスピン、仲良くきれいなスピンの共演でした・・・・。

 

Lap13:フェルスタッペンはパンクでミディアムへ6位

タイヤ交換したがペースが上がらない、パンクでは無く、リアダウンフォースを失っているようです。

フェルスタッペンはトップから1.5~2秒遅いラップを刻んでいます。

 

Lap15:ペースが上がらないサインツにルクレールが詰まっています。

ハミルトンがルクレールの後方3.5秒に迫っています。

https://twitter.com/F1

 

Lap20:ラティフィはミディアムへ13位、ミックはハードへ14位

Lap21:サインツはハードへ3位、ボッタスはリタイア、リカルドはハードへ13位

 

Lap23:オコンはハードへ10位、マグヌッセンはミディアムへ12位

Lap24:フェルスタッペンはハードへ7位、ベッテルに抜かれて8位に下がる。

 

Lap25:ルクレールはハードへ3位

Lap28:ガスリーはピットへリタイアしました。

サインツにルクレールが追いついています、ハミルトンはミディアムでロングラン中。

 

Lap31:サインツはルクレールにポジションを譲りました。

遅い判断でしたね・・・。

Lap31終了時点

Lap33:ハミルトンはハードへ3位

 

Lap37:オコンはフェルスタッペンをパスして8位

Lap39:オコンの速度が落ちる、パワーダウン?ドライブトレイン系なのか?、ターン9手前のコース上で停止してSCです。

 

サインツとハミルトンはソフトへ、ペレスはソフトへ、アロンソはソフトへ、後続も続々とピットへ

ルクレールは一人ハードでステイアウトになってしまいました。

Lap41終了時点(SC中)

Lap43:レース再開

サインツはルクレールをパスしてトップへ、ペレスはハミルトンをパスして3位

 

Lap46:ルクレールにペレスが仕掛ける、粘るルクレール、ラインが交錯しトラクションが悪い二人、その間隙をついてハミルトンが前に出る。

https://twitter.com/F1

Lap47:ペレスがハミルトンのインをつく、ルクレールも前に出る。

メルセデスの低速ターンが遅くて、ものすごいライン交錯バトルが発生しています。

 

ペレスはトップのサインツを追います。

ルクレールは巧みなブロックラインでハミルトン以下を抑え込んでいます。

 

Lap48:ハミルトンはルクレールをパスして3位、やっとオーバーテイクできました。

サインツは3秒以上逃げています。

 

Lap49:フェルスタッペンにミックが迫っています。

Lap52:ミックがフェルスタッペンに並ぶがラインをつぶされました。

危ないなぁ、チャンピオンを狙っている人と初入賞を狙う人のバトルじゃないなぁ・・。

 

サインツがトップチェッカーを受けました。

イギリスGP決勝結果


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まとめ

サインツが初優勝をポールトゥウィンで決めました。

おめでとうカルロス!

 

スタートはハードでトラクションの無いラッセルがガスリーに幅寄せ、ガスリーの回避ブレーキが間に合わず接触してラッセルがスピン、ジョウを吹っ飛ばしてしまう。

2年連続でオープニングラップ赤旗、はぁ~って感じでした。

 

 

序盤は完全にフェルスタッペンのものかと思っていたが、まさかのトラブルが発生、フロアの一部が壊れたと思われます。

サインツのペースが遅く、ペースの速いルクレールが抑え込まれる、そこに迫るハミルトン。

 

フェラーリはなぜにチャンピオンを狙えるルクレールを前に出さないのか?

ルクレールもバトルする事を躊躇している・・優等生です。

 

サインツは後ろから攻められるとペースが遅くなる、追っている時や離せる時は問題ないのですがね。

まぁ今日に限って言えばフェラーリのピット判断の遅さに助けられたかな。

 

 

メルセデスのレースペースは良いという発言は本当だった。

ハミルトンは母国の応援も大きく力強い走りでした。

高速なら高速、低速なら低速などセッティングを寄せられるコースではそこそこ戦えそうです。

 

 

ドラッグが多すぎてダメだろうと思っていたハースが2台共に入賞できたのは意外、リタイアが多く荒れたレースを物語っています。

 

アルファタウリにおいては角田に喝です。

折角の入賞のチャンスを逃した・・・それにしてもガスリーの回避テクニックは凄かったですね。

 

 

フェルスタッペンが序盤で沈み、フェラーリにとっては最大のチャンスだった。

サインツの初優勝に霞んでしまっているが、ルクレールを勝たせるべきレース、17周目ぐらいに判断していればこうはならなかったと思う。

 

ルクレールの戦うべき相手は、チームの戦略担当なのがモナコから続いている。

フェルスタッペンのチャンピオンシップ独走を抑える為にも、ルクレールファーストが絶対に必要です。