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カナダGP決勝は晴れ予報の為、各車ドライセッティングで挑むウェット予選となります。

路面コンディションとタイヤ温度とトラフィックタイミングが最も重要です。

 

タイヤの温まりが良いマシンが良いタイムを出しやすく、グリッドはシャッフルされるでしょう。

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カナダGP予選レポート

天候は雨、気温12℃、路面温度18℃で予選はスタートしました。

Q1

全車ウェットタイヤでコースインしています。

フロントダウンフォースが多いマシンが速いです。走り続ける事で路面が少しづつ良くなっています。

 

角田はタイム計測して直ぐにピットへ、ルクレールはQ1突破しています。

FP3インターで調子の良かったアストン2台、ガスリーがQ1落ちとなってしまいました。

Q2

ウェットとインターに分かれてコースイン、インターの方が直ぐに速いタイムが出ています。

 

残り9分、ペレスがフロントから真っ直ぐバリアに突っ込む、フロントウィングが壊れてしまう。

リバースギアに入らず、動けないため赤旗です。

 

ノリスはミスファイアでカウルを外しています。

再開、全車インターでコースイン、フェルスタッペンとサインツの速さが一歩抜け出ています。

 

ノリスは残り3分ぐらいでコースインしましたがタイムは上がらず。

 

アロンソが一時トップでしたが、フェルスタッペンが大幅に更新してQ2トップタイムです。

Q3

雨は上がっていますが路面はウェットの為、全車インターでコースインしています。

フェルスタッペン22.7、サインツ22.9、アロンソ23.0、ミック23.4、ラッセル23.5、ハミルトン23.7となった1セット目のトップ6です。

 

全車一度ピットイン、燃料は走り切れる量を積んでいました、タイヤ交換して直ぐにピットを離れています。

ラッセルだけがソフトでギャンブルに出ました。他は新品インターでコースインしています。

 

ラッセルはソフトでコースアウト、もう1周温めてほしかったなぁ。

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ラストアタック、フェルスタッペンとサインツがセクター2までほとんど変わらないタイムで走っていたが、サインツは最終シケインで失敗。

アロンソが2番手に飛び込んだ。


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カナダGP予選結果

まとめ

トリッキーなウェットコンディションで、フェルスタッペンとアロンソの走りが光りました。

 

フェルスタッペンは別格な走り、対抗するサインツが失敗した事で余裕のポールポジション。

今シーズンはやっと2度目です。

 

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FP3で少し心配なタイムだったフェルスタッペンですが、予選が始まると危なげない走りを見せた。

Q1の雨量が多い状態では、フロントが入りにくいマシンに苦戦したが、雨量の減りと同時に速くなり別格なスピードでした。

 

 

FP3のウェットコンディションから元気だったアロンソ、完璧なスライドコントールでチャンピオンズウォールを攻めます。

久しぶりのフロントローに大観衆からアロンソコールが沸き上がっていました。

 

 

ハース2台がなんと5,6番手、未だに高速サーキット専用のリアウィングが無くダウンフォースが強かった為、ウェットコンディションでその力を発揮しました。

決勝ではどこまでポジションを守れるか?編隊を組めるならDRSトレインを作れそうです。

 

 

ラッセルのソフトタイヤギャンブルは成功しなかったが、そのチャレンジ精神は褒めてあげたい。

もう1周温めて走ったらポールは無理でも、タイムは上がったでしょう。

 

 

角田は最後尾が確定な為アタックしなかったが、ガスリーは雨量の多い状態ではフロントが食いつかずまさかのQ1落ち。

アストン2台も同じような状況となってしまった。

 

アストンもアルファタウリもフロントウィングが高いので、ウェットタイヤで10mm上がったらダウンフォースが減少。

タイヤの熱入れも上手くいかず、アンダー原因が増加、それでQ1敗退って感じだと思います。

 

 

晴れ予報の決勝レースは、ストレートの速いマシンが追い上げてくるでしょう。

波乱はある、それを予想するかのような予選結果となっています。