2022年F1第7戦モナコグランプリ、金曜日のプラクティス2は現地17時より1時間行われました。
天候は、気温30℃⇒30℃、路面温度53℃⇒47℃となっています。
残り45分、リカルドがターン13でクラッシュして赤旗となっています。
再開後はソフトタイヤを投入するドライバーが多くなり、アタックラップが始まる。
フェラーリが12秒台、レッドブルは13秒台フラット、中団はノリス、ラッセル、ガスリーの調子が良い。
フェラーリが別格の速さを見せたFP2です。
モナコGPプラクティス2結果
ベストタイム・ベストセクタータイム(BS)など
タイヤヒストリー
ベストセクタースピード(TOP6)
メルセデスはまた跳ねまくって苦しんでいますが、車高上げて、足がちゃんと動くようにすれば治るという、そんな単純な話ではないですね。根が深そうです。
メルセデスは、元々めちゃくちゃ相性が良く、データも豊富にあり、フラットな路面でバウンシングしにくく、さらに満を持して大型アップデートを投入、PUのモードを解放と、あらゆる好条件が揃っていたにも関わらず、戦闘力としては3番手。
恐らくこれで来年の開発に向けて、内部的にはゼロポッドコンセプトには見切りを付けたのではないかと思います。
メルセデスは良かったりボロボロだったり乱高下になりそうですね
今後カナダ、バクー、シンガポール、アメリカなど路面がスムーズでないサーキットは厳しそうですね。
フェラーリ爆速!
フェラーリのマシンならコース上でも抜ける?とはならないモナコですが、頭2つくらい抜けてる印象ですね。
メルセデスはロー(車高)・ハード(サス)で走り出してバウンシングしすぎた。
新パッケージのダウンフォース増加量、サスペンションの硬さ、車高のバランスが掴めていません。
今後も言える事ですが、バンプの高さでパフォーマンスが変化します。
基本的にバンプの影響を大きく受ける高速コーナーのダウンフォース量に合わせて、路面との距離が変化しないバネレートを選びます。
何事も無ければフェラーリが1,2です。
レッドブルは2位を狙う事が出来るかどうか?
今回はフロントのバタつきが目立ちますので、フロントが硬いです。
フェルスタッペンはアンダー・オーバーだと言っていますので、全体的に硬い方向性なのかもしれません。
最大ダウンフォースに対抗するサスペンションの硬さ、メカニカルグリップを上げるには柔らかい方向性が必要、そうすると高速域で車高が下がる量が増える、車高をその分上げる、フロアダウンフォースが少し減る。
こんな流れになります。
最低重量がレッドブルより軽くバラスト配置に余裕あるフェラーリ。
シナリオ的にはポール獲得したルクレールが、スタートも上手く決めて逃げられるだけ逃げてリードを拡げる?
マックスが3番手スタートの場合には、スタートで2番手にポジションアップ必須(2番手スタートが誰であろうと)
逃げ切るルクレールに、いつ異変が起きても良いようにリードを一定に保ったままシッカリとマークする?
サインツにオープニングラップで2番手取られるとルクレールに逃げ切られて追い付くのは厳しくなりそう?
予選でマックスがフロントローの2番手獲得出来たら凄いですが?