2月14日メルセデスAMG F1は、「W11」を発表しました。
フィルミングデーを利用したシェイクダウン前に、レンダリング画像、実車画像を公開しています。
2019年のチャンピオンチームはいつも通り、冒険せず堅実に己を高めるためにマシン作りをしており、とりあえず昨年より速くなっているのは見ただけでもわかってしまうオーラを纏っている。
メルセデスAMG W11の画像
フロントウィングは昨年同様の高ダウンフォース型、ナローノーズ、うねってるブーメランウィングがあるバージボード周辺。
シェイクダウン前にガレージのマシンをオンライン発表会でチラ見せ。
シェイクダウン時の画像と動画
Treat your loved ones to the ultimate #PETRONASmotorsports Valentine’s Day! 🥰
Combine in equal parts:
– 1 x @ValtteriBottas
– 1 x @MercedesAMGF1 #W11
– 1 x Open @SilverstoneUK CircuitThat’s one sweet recipe 👌 pic.twitter.com/7Xc4AzJpcR
— PETRONAS Motorsports (@PET_Motorsports) February 14, 2020
メルセデスAMG W10(比較用)
まとめ
昨年、成功しているマシンであって大きくコンセプト変更する必要はないメルセデス。
大きな変更としてはサイドポッドの前端が後退し、クラッシュブルストラクチャーが剥き出しになった事。2017年にフェラーリが初めて採用したものを、ここにきてやっと導入している。燃料タンク形状を見直し内部パーツを車体中心に押しやった事で、サイドポッドはどこよりも小さい。
昨年は冷却に問題を抱え、改善したらドラッグが上昇し最高速が伸び悩んだ。今年は冷却問題を解決しつつ、ドラッグを低減する事だろうが、おそらく解決しているはずである。
基本的な低重心化を追求し、ローレーキ角で車の動きが少ない安定した走りは今年も際立つと思われます。
先日のカラーリング公表した時のマシンは去年の初期マシンですかね?
今回のマシンとはフロントウィングもノーズもサイドポッドも多くの部分が違いますね。
あれは新スポンサーを加えたカラーリングのみのW10、イネオスのための発表会でした。
かなりレーキが付いてるように見えますけど・・・フロントウィングも、昨年型と比べると、翼端板近くがかなり角度が寝ているように感じます。やはりアウトウォッシュを意識した形状に感じます。昨年型がかなりドラッグが強めだったのかその反省を鑑みた物なのか?何となくフェラーリとレッドブルの良い所をうまく取り込んだ様に感じます。なんだかんだと攻めたマシン作りに感じるのは僕だけだろうか?