テスト3日目にしてホンダの名がトップへ、レッドブルではなくトロロッソのクビアトがアピールアタックを決めました。
使用タイヤは昨年HSベースのC5ですけど、同じくC5のライコネンを破ってのタイムはお見事!レッドブルもフェラーリのタイムに迫ってきており、両チームともホンダPUとのマッチング理解が進んできている感じだ。
そしてウィリアムズは予定通り午後に初走行を開始している。とりあえず良かった。
プレシーズンテスト3日目結果
順 | ドライバー | チーム | Time(tyre) | Laps |
---|---|---|---|---|
1 | ダニール・クビアト | トロロッソ・ホンダ | 1’17.704(C5) | 137 |
2 | キミ・ライコネン | アルファロメオ | 1’17.762(C5) | 138 |
3 | ダニエル・リカルド | ルノー | 1’18.164(C4) | 80 |
4 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ | 1’18.350(C3) | 134 |
5 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル・ホンダ | 1’18.787(C3) | 109 |
6 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ルノー | 1’18.800(C4) | 63 |
7 | ロマン・グロージャン | ハース | 1’19.060(C3) | 69 |
8 | ピエトロ・フィッティパルディ | ハース | 1’19.249(C4) | 48 |
9 | カルロス・サインツJr. | マクラーレン | 1’19.354(C3) | 90 |
10 | セルジオ・ペレス | レーシングポイント | 1’20.102(C3) | 67 |
11 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 1’20.693(C3) | 88 |
12 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1’20.818(PI) | 94 |
13 | ジョージ・ラッセル | ウイリアムズ | 1’25.625(C3) | 23 |
C5(HS)とC3(S)のラップタイム差は昨年のデータから約1.7秒はあると思う。燃料はショートランということでハーフ以下なのは間違いないだろう。
昨年のスペインGPはSS(C3.5)で1:18.463(GAS)です。SSとのタイム差は約1.3秒はあるので、予選と同じ環境なら17秒フラット辺りは出るはずです。仮に燃料量が+30kg(+0.75秒)ぐらいだとすれば、丁度いい感じになる。
テスト環境でこんな計算は意味をなさないが、ある程度の予測材料にはなる訳です。トロロッソはとりあえず昨年ベースの速さは超えていると思われます。
テスト3日目主な出来事
午前中にトップタイムを記録したライコネンのオンボード
Sound on 🔊
Feet up 🧦Go onboard with Kimi Raikkonen round Circuit Barcelona-Catalunya this morning 👌🏽#F1 #F1Testing pic.twitter.com/mui771s5Rb
— Formula 1 (@F1) 2019年2月20日
ウィリアムズ初コースイン
It took longer than @WilliamsRacing wanted – but here’s @GeorgeRussell63 taking his FW42 out on track for the first time 👏🚀#F1 #F1Testing pic.twitter.com/0Rw5tBP0og
— Formula 1 (@F1) 2019年2月20日
初ラップ後のラッセル
He’s behind you! 😂 @GeorgeRussell63 gets used to the media attention after his first lap in 2019 for @WilliamsRacing 🎤🙋♀️ #F1 #F1Testing pic.twitter.com/dByt5TXa34
— Formula 1 (@F1) 2019年2月20日
新人なのに、ここ2日間走れなくて大変だったろうに、ただコースインしただけの後なのに、このメディア対応は流石だねぇ。F1ドライバーになる事は、ただ速いだけではダメって事をしっかり理解している。
なんて若者だろう・・。
中身がRB14なだけに、素質がいいですね〜RB15もそうですが、空力優先でリアをあれだけ絞っているのに、オーバーヒートの兆候すらないなんて、センタークーリングてすごいなと思いました
まだ涼しいバルセロナですからね、しかしレッドブルが熱量計算間違う事も考えにくい。
インダクションポット全体が、凄く大きいので大丈夫だと思います。
テストでのタイムは、殆ど意味が無いと知ってはいるが、トロロッソ・ホンダがトップタイムと聞くと、コメントしてしまいます。
冬、レッドブルは、ホンダにはサイズは考えず最良のPUを作る様に任せていると散々言っていたが、新車を発表し、よりコンパクトになったことがばれると、コンパクトを希望したとのこと。これって、サイズ0でしょう?
レッドブルを信じた(マクラーレン曰く)素直なルノーは、PUサイズが大きくなった様な?
トロロッソも、フェラーリ程ではないが、フロントウィング「ハ」の字を採用、これが2019のトレンド?
サイズ要求しない事はありえません。ただ一方的ではなく話し合って、お互いに責任分担しようと言う姿勢がある。
そんなところだと思います。
フロントウイングは、トトがあれではダウンフォースの絶対量が足りないと言っているが?!
メルセデスのレーキ角ならそうなるよね。
トロロッソはC5のグリップでターン9を抜けてるとは言えS2最高速でトップだったのは良いですね。一応記録。
DAY3 S2 MaxSpeed
1.KVY 301 2.RAI 299 3.GRO 298 4.SAI 297 5.VER 296
6.VET 294 7.HAM 292 8.RIC 289 9.PER 288 10.RUS 271
https://twitter.com/autosport/statuses/1098324202086641665
初めまして。いつも楽しく拝見させていただいてます^^
米家さん曰く、去年から今年を比べるとカタロニアは路面が再舗装してあるのでタイムは・・ってことを言われてましたよ。
にしてもテスト楽しいですね~!
また、再舗装したんですか!
知らなかったです。情報ありがとうございます。
あと5日間楽しみましょ
また再舗装したのではなく、昨年のテスト時は再舗装したばかりだったから
路面状態が滑らかすぎてグリップレベルが低かったという事らしいです。
カタロニアサーキットについて調べても、昨年一月以降に再舗装したという情報は出てきませんし…
ピレリも同じ見解みたいですね。
昨季のテスト時、スペインGP時と比べてグリップレベルが向上しているようです。
https://www.autosport.com/f1/news/141622/pirelli-testing-time-gains-down-to-track-surface
そうでしたか、路面のμが昨年よりも粗くなりグリップレベルが向上したんですね。
そうなると、スペインGPの選択が、C3~5なのも納得か。
なるほど。自分も納得です^^
2回目のテストもホンダ勢に期待期待!
https://www.youtube.com/watch?v=evwzsZ1rO08
ここで各チームのエンジンサウンド聞くと、メルセデスとフェラーリもあのホンダの
ブロロッサウンドを出していて3社の音がよく似て聞こえます。もしかするとホンダ
しか気づいてなかった隠し技を2社も見つけ出し取り入れたのか?
一方、ルノーだけはこもり気味の幾分低めの音がしているように聞こえます。去年より
はかなり馬力はアップしてるようですが、3社からは少し離されている気がします。
メルセデスは昨年から、結構この音だしてましたねぇ。
私の勝手な見解では、ハーフアクセル時のハーベスティング回生モードが関係すると睨んでます。
MGU-K(回生)⇒MGU-H(力行)⇒MGU-H(回生)⇒ES
上の流れを断続的に行うのですが、この時タービンも同じように脈動するのでそれかな~と?!
こちらの動画を見ていると、6:00ぐらいのところ、レッドブルが2コーナーを立ち上がる時に、去年のフェラーリが発していたような甲高い音(eブースト?)が一瞬聞こえますが。。。まさか?。。。違いますよねぇ。
今年はまだフェラーリでも聞こえてきませんが。
この音はウェイストゲートを開けた時の音だと思う。
単純に圧抜いただけな感じですかな。
レッドブルがあれだけリアを絞れたのは空力的なメリット優先した以上に冷却系に相当な自信があるんでしょうねぇ
去年以上の撫で肩になったメルセデスよりも絞ってる訳ですから相当気を遣って対策しないと厄介な気もしますが、ニューウェイ先生の手にかかれば冷却と空力はお手の物なんでしょうか………
その両面を解決する策として、ロングホイールベース化があるのですが、ニューウェイ先生は拒み続けている。
あくまでコーナー勝負にこだわっている?!
2021年ホイールベースのほぼ固定化が来たら、ダントツで速くなりますね。