2月17日、ウィリアムズが新車「FW43」を発表しました。

 

1974年に初めて自社製造したマシンは、今年で43台目となった。2年連続コンストラクターズ最下位の汚名を今年こそは晴らしたいだろう。保守的なマシン作りだったが、今年はちょっと違う事を印象付けるデザインになっている。

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ウィリアムズFW43の画像

https://twitter.com/WilliamsRacing

何このオーソドックスなフロントウィングは?!

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サイドポッドの上面の下がり方が凄いね、ラジエーターの分だけ横にはみ出した感じの造形。

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エンジン周りが膨れ上がって太ってる。

シェイクダウン時のFW43

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シェイクダウン時には、フロントウィングが変わっている。翼端板近くがアウトウォッシュ型になってるし、下面の隙間も違うね。

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レーキも中々に強めな設定です。やっぱりエンジンカウルが昨年より丸く浮かび上がってます。

ウィリアムズFW42(比較用)

https://www.auto-motor-und-sport.de/

 

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まとめ

サイドポッドの小型化と言うトレンドには、なんとかついてきたが、その分エンジン周りのカウルが膨張して太った印象ですね。

そして今年も、ステアリングロッドが上下のアームに重ねる事無く剥き出しになっているし、こういうところの空気の流れを邪魔しないと言う考えが毎回見当たらない。

 

今年はとにかくディフィーザーがしっかりと機能してストールしなければ、リアウィングに頼らずにダウンフォースが安定して速くなるはず、流石にそこは解決していると思いたい。

昨年は早くから今年に向けてリソースを振っていたウィリアムズ、Q1突破に向けて約2秒速くなっているのだろうか?シェイクダウンが出来ているので、マシン製作は順調だったのだろうが各部の洗練さがまだまだ足りないと思う。

 

ラッセルは良いドライバーだし、素晴らしい速さは無くてもスロットルを踏んでいけてドライビング出来るマシンになっていればいいね。