プラクティス3ではレッドブルホンダのフェルスタッペンがトップタイムを記録した。トラブルで走れなかったルクレールは中古エンジンに乗せ換えています。
ぺレスは金曜日に車検を受けずにタイヤ交換してしまい、ピットレーンスタートが確定している。P3では新規5基目のPUを投入していいます。
アメリカGP予選レポート
天候は晴れ、気温21℃、路面温度27℃で予選はスタートしました。
Q1
クビサが一番でコースインしていきました。ルクレールが早くからコースインしています。
トップ3チームが33秒台で上位を独占する中に、サインツが5番手で割り込んでいます。時間ギリギリのアタックをする中団グループのタイムが異様に速くなり。
ノリスがトップタイム33.3秒台、15位カットラインまでは0.808秒となっています。
GIO,RAI,RUS,PER,KUBが敗退。
Q2
トップ3チームはアルボン以外Mでコースインしています。
1セット目のアタックでは、アルボンが32.8秒台でトップタイム。2セット目のMを投入したフェラーリ2台が1,2タイムを記録。
トロロッソはガスリーが10位で通過した。
HUL,MAG.KVY,STR,GROが敗退。
Q3
1セット目のアタック、ボッタス・ベッテル・フェルスタッペンがトップ3となっています。タイムは一気に32秒フラットまで伸びました。
2セット目のアタック、トップ3チームではフェルスタッペンのみがタイムアップをしましたが3番手で変わらず。7番手以降ではマクラーレンが速い。
ボッタスがポールポジションです。
アメリカGP予選結果
順 | NO | ドライバー | チーム | Q1 | Q2 | Q3 | GAP |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 77 | V.ボッタス | メルセデスAMG | 1:33.750 | 1:33.160 | 1:32.029 | |
2 | 5 | S.ベッテル | フェラーリ | 1:33.766 | 1:32.782 | 1:32.041 | 0.012 |
3 | 33 | M.フェルスタッペン | レッドブル | 1:33.549 | 1:33.120 | 1:32.096 | 0.067 |
4 | 16 | C.ルクレール | フェラーリ | 1:33.988 | 1:32.760 | 1:32.137 | 0.108 |
5 | 44 | L.ハミルトン | メルセデスAMG | 1:33.454 | 1:33.045 | 1:32.321 | 0.292 |
6 | 23 | A.アルボン | レッドブル | 1:33.984 | 1:32.898 | 1:32.548 | 0.519 |
7 | 55 | C.サインツ | マクラーレン | 1:33.916 | 1:33.422 | 1:32.847 | 0.818 |
8 | 4 | L.ノリス | マクラーレン | 1:33.353 | 1:33.316 | 1:33.175 | 1.146 |
9 | 3 | D.リカルド | ルノー | 1:33.835 | 1:33.608 | 1:33.488 | 1.459 |
10 | 10 | P.ガスリー | トロロッソ | 1:33.556 | 1:33.715 | 1:33.601 | 1.572 |
11 | 27 | N.ヒュルケンベルグ | ルノー | 1:34.092 | 1:33.815 | 1.786 | |
12 | 20 | K.マグヌッセン | ハース | 1:33.812 | 1:33.979 | 1.783 | |
13 | 26 | D.クビアト | トロロッソ | 1:34.138 | 1:33.989 | 1.960 | |
14 | 18 | L.ストロール | レーシングポイント | 1:33.921 | 1:34.100 | 1.892 | |
15 | 8 | R.グロージャン | ハース | 1:34.161 | 1:34.158 | 2.129 | |
16 | 99 | A.ジョビナッツィ | アルファロメオ | 1:34.226 | 2.197 | ||
17 | 7 | K.ライコネン | アルファロメオ | 1:34.369 | 2.340 | ||
18 | 63 | G.ラッセル | ウィリアムズ | 1:35.372 | 3.343 | ||
19 | 11 | S.ペレス | レーシングポイント | 1:35.808 | 3.779 | ||
20 | 88 | R.クビサ | ウィリアムズ | 1:35.889 | 3.860 |
まとめ
ボッタスが通算11回目のポールポジションとなった。
ターン6~10での風向きと強さが大きくタイムに影響したようだ。
Q3の1回目のアタック、HAM,BOT,VET,LECの順でアタックしてボッタスとベッテルだけがセクター2で36.7秒台、他のドライバーより0.2秒速い事が大きく響いた結果です。
Q3でレッドブルはフェルスタッペン・アルボンの順でコースインしていた、アルボンを前にしてセクター2のストレートでトウを与える事は考えなかったのだろうか?上手にコントロールすればポールは獲れていたと思う。
マクラーレンは4列目が定位置になっている。中団勢最強チームなのは間違いない。
ガスリーは本当に良く頑張っている。この10位でのSスタートでは序盤のマネージメントが鍵を握る、メキシコのラッキー入賞では無く実力での入賞に期待したい。
何にしてもフェルスタッペンが接触無く1周目を走り、レースを作ってくれる事に期待したいです。
FP3、予選と今見てきました。マクラーレン速いですね!風洞も良くなって来年どこまで強くなるか楽しみですね。
MAXここんとこ早々レースが終わってるので今回は頼んます
フェラーリの予選ハイパワーモードの秘密ではないかと思われる抜け道を、名指しこそしていませんがレッドブルからFIAに提起されクロ判定でしたね。
燃料流量センサーが常時監視ではなく一定周期で計測している事を利用して燃料ポンプをシンクロさせ、計測点と点の間に余分な燃料を送る事が技術的に可能との事です。
確かにこの方法なら予選でゲインを得られるが決勝では多用出来ない(燃料が足りなくなる)ので、フェラーリの今年の傾向にも当てはまります。
FIAのクロ回答がUSGPの予選前で、その直後の予選結果も興味深いです。圧倒的に差を付けると思われたS2でフェラーリはメルセデスの後塵を拝しており、PUを載せ替えたルクレールに至っては”0.24S”の遅れ(旧スペックの為?)。真偽の程は・・・ですが、ルールの範囲で技術を競うのと、ルールを掻い潜るのとではやはり違うと思います。
ん?
これって、こうやってるのでは?とレッドブルが仮定したものは黒だって事を言っているのであって、その仮定の方法をフェラーリがやってるかどうかはまだ判らないままでは?
この問題に関するフェラーリは完全に合法だったと言う記者もいます。
さーて真相はいかに??
燃料タンク(フローメーター)⇒1.8ℓ⇒流量センサー⇒0.2ℓ⇒高圧ポンプ
燃料ラインには柔軟な素材は許されない、アキュムレータは高圧ポンプ手前しか許されない。
フェラーリが何をやってるかはわかりません。
レーシングポイントとルノーのブレーキ問題のときのような、エンジニアのリークでもないかぎり知りようがない。
エンジン見せてくれってわけにはいかないし・・。
なので、可能性のある抜け穴をFIAに問い合わせてクロ判定を出していけば、いつかフェラーリがやってるグレーゾーンに当たる。で、当たればフェラーリはこそっとそのシステムを外す流れになるでしょう。
FIAはレギュレーションに明記されていないグレーゾーンは、センサーに検知されなければ何やってもスルーしてる感じだから、「この方法はシロかクロか?」って問い合わせてくしかない。
もーちょっと細かく抜け穴のパッチ当てやってくれればいいんだけども・・。