
2022年F1第19戦アメリカグランプリ、金曜日のプラクティス1は現地14時より1時間行われました。
天候は晴れ、気温28℃⇒30℃、路面温度38℃⇒39℃となっています。
サージェント、プルシェール、ジョビナツィ、パロー、シュワルツマンが出走しています。
ジョビナッツィはいきなりコースアウト、リアを壊して走行出来なくなりました。
バンプが多く各車の車高は高めなセッティング、失うフロアダウンフォースを補う為にウィングは大きくなっています。
フロントが強いフェラーリはセクター3タイムで圧倒しています。
アメリカGPプラクティス1結果

ベストタイム・ベストセクタータイム(BS)など
タイヤヒストリー
ベストセクタースピード(TOP6)
アメリカGPのアップデート一覧
- メルセデス:フロントウィング、フロアフェンス&エッジ、リアウィングエンドプレート
- アルピーヌ:フロアエッジ
- アルファ ロメオ:フロアボディ
New front wing on the Mercedes at the #AustinGP. There are 5 additional slot gap separators mounted between the two upper flaps, that act as flow diverters to produce outwash effect and move away tyre wake (to protect floor). #F1 #TechF1 pic.twitter.com/Gld2rtf2gh
— nicolas carpentiers (@NicolasF1i) October 21, 2022

メルセデスの小型ボルテックスジェネレーターは上図の説明の通り合法となるようです(ブラケットは合計8個)
※FIAからダメ出しが入った。その形状ではなく大きすぎるとの理由で・・・。
メルセデスはこのタイミングでアップデートを入れてくるということは来年もゼロポッド継続ですかね
どうでしょう?継続したらチャンピオンにはなれないのは確実です。
来年はフロアサイドエアシールが今年より重要になります。
デメリットはフロアサイドボルテックスの強さを維持できない事にあります。
フロアエッジ上にサイドポッドの壁がある事によって、安定してリアタイヤ内側へエネルギーを供給出来る。
フレキシブルテストの強化によって、フロアをボディ内部から支えるバーなどの重要度が増します。
フロアを厚く硬くする事は重量面のデメリットが大きすぎるのでサイドポッドのロングは必須です。
そうすると来年に活かせないこのアップデートが謎に。
是が非でも今シーズンの優勝がほしい?
無駄にはなりません、エアロレイクを使って圧力データをとってますし、変更に対しての相関度の向上を見極めれます。
最終的な流れを強引に作っているのが今なら、来年はドラッグを減らして同じ流れを再現出来ればいい。
最大のチャンスであるメキシコに向けてのものだと思います。
ドラッグ上等のダウンフォースが必須です。