2023年F1第2戦サウジアラビアグランプリ、金曜日のプラクティス②は現地20時より1時間行われました。
天候は晴れ、気温26℃⇒27℃、路面温度31℃⇒30℃となっています。
アルピーヌ2台が合わせこんできて好タイムを記録しています。
フェラーリはリアが硬そうな感じで、ストレートでバウンシングが酷いです。
レッドブルが相変わらず速く、アストンマーチンは高速サーキットでも速い事を証明しています。
サウジアラビアGPプラクティス②結果
ベストタイム・ベストセクタータイム(BS)など
タイヤヒストリー
アップデート一覧
- レッドブル: ビーム ウィング、リア ウィング (フラップ & エンドプレート)
- フェラーリ: フロント ウィング (エンドプレート)、ビーム ウィング、フロア エッジ
- メルセデス: リア ウィング (フラップ)、フロア フェンス
- アルピーヌ: ビーム ウィング
- マクラーレン:リアウイング、ディフューザー
- アルファロメオ:フロントウイング(フラップ)、リアウイング(メインプレーン)
- アストンマーチン: フロント ウィング (フラップ)、リア ウィング (フラップ)、ビーム ウィング
- ハース: フロント ウィング (フラップ)、リア ウィング (フラップ)
- アルファタウリ: リア ウィング
- ウィリアムズ: フロント ウィング (ガーニー)、ビームウィング、リアブレーキウイングレット、フロントブレーキダクト(アウトレット)、エンジンカバー(ガーニー)
ストレート激遅のアルファタウリ…
ウィリアムズの壁に今回も苦しみそう。
フロアエッジ対応をミスった。
ウィングに頼るダウンフォース。
ドラッグが多い。
アルファタウリは考え方が周回遅れな感じですね。
フロント周りもフロアエッジもどうするべきか理解してない印象です。
“Max Verstappen 選手、特に速いラップ・タイム時のコース部分とそのドライビング”
私は、レースカー走行についての知識は全くありません。
その上で、‘Formula Addict’ というYouTube チャンネルを参考にした、Max Verstappen 選手の明らかに速いと思われたコース部分の印象です。勿論、他よりも優れたレースカー・パッケージがあることとその影響、また、得意&不得意のコース特性もあると思いますが、Max 選手が Charles Leclerc 選手 (Pole Bahrain-GP ’22 & ’23 )や Lewis Hamilton 選手 (QF Jeddah SaudiArabian-GP ’21) よりも明らかに速く走行した時のレーシング・ラインを比較すると、Max 選手は、特に左右の切り返しが必要な2つのコーナーを駆け抜ける部分で、表現するのは簡単ですが “より直線に近いライン”を走行実現出来るブレーキングや加減速とステアリング舵角の操作が上手いのか、その部分で明らかに速く、Time lag:遅れ があれば縮め追越し、先行していればよりTime gap:差を広げているような印象でした。
おそらく、Max選手と Lewis選手の走行ラインは似ている印象でした。また、Max 選手よりも Leclerc 選手はApexとなる地点を早く=近くとり、立ち上がりでより外へ膨らむライン印象でした。それと比較するとMax選手のコーナリングはより緩やかなトラック曲線 (いわゆる Uターン > Vターン?) という印象でした。もしかして、これも、RB18 & RB19 の Tire wear:磨損 の優位性にも少なからず影響しているのかも?
結論、Red Bull racing の速さは、RBシャシー & Hybrid PUパッケージ力だけでなく、Max Verstappen 選手のドライブ・スキルの影響も忘れてはいけない。その Red Bull and Max 選手が Made by Japan Honda-PU搭載車をセームタイムでドライビングしていてくれることに‘ありがとう!’です。