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【マシンデザイン】ザウバーC45:スペインGPアップデートは効果絶大!

【マシンデザイン】ザウバーC45:スペインGPアップデートは効果絶大!

ザウバーは来季のアウディ移行に向けての準備期間、今年は全く期待していなかったのですが、スペインGPで導入されたアップデート以降入賞を積み重ねています。

イギリスGPでは雨による大きなポジション変動の幸運に恵まれてヒュルケンベルグが3位表彰台、注目度が増しています。

予選では奮わないが決勝のレースペースが良く、チームが進めた「均一なダウンフォースを生み出す事」は達成されています。

ザウバーC45のフロントウィング

テスト以降、細やかにアップデートをしていましたが、全てが繋がったのがスペインGPのアップデートです。

フロントウィング荷重テストに対応したアップデート、フロア、エンジンカバーが導入されています。

 

フロントウィングは外側の負荷低減のために形状変更、元々フレキシブルを最大限活用している訳では無かった為に影響はほぼ無いらしい。

 

ザウバーC45のフロアとサイドポッド

フロアはフェンスの外側が低くなり、クラッシュブルストラクチャーの出っ張りが大きくなっています。

エッジディフューザーの変更、サイドポッド側面上部はテスト時のように下がる形状に戻されています。

ザウバーC45のエンジンカバー

エンジンカバーはコクピット乱流やルーバー排熱を、強めの曲線で流れを下げる形状を採用しています。

後部を大きく開けるスタイルでは無くルーバーに頼る設定ですが、流れは上手く分割されているようです。

ザウバーのフェンス後方フロアは低い

アルファロメオ時代からフロアが低いのですが、今もその形状は生かされています。

フェンス後方のトンネルがないんじゃないかってぐらい低くて平面に近いです。

これが良い悪いではなく、コンセプトを維持しているところが面白いですね。

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コメント Comments

コメント一覧

  • じゅんた がコメント

    2025-07-15 00:38

    そのコンセプトを維持しつつ、最適化したって事ですね。
    色々いじり過ぎて何が何だか解らなくなっているTOPチームより腰を据えて開発してますね。
    TOPチームはザウバーと同じレベルの結果では足りないので焦るのも判りますけど。

  • がコメント

    2025-07-15 03:42

    ザウバーはアルファロメオ時代からフェラーリPUカスタマーチームですがフェラーリワークスとは違う独自の車体アプローチを採用してきましたね?
    フェラーリよりも早くプルロッド式のフロントサスペンションを使ったりセンタークーリング方式を使ったりして
    マクラーレンと同じでカスタマーチームで独自のギヤボックスケーシングを設計して使っている点も評価されます

  • 通りすがりのタコ がコメント

    2025-07-17 14:17

    サイドポッド上部なんか 旧のなだらかな方が奇麗に流れそうなもんですが…
    なぜへこました方が良くなるんだろう…
    空力ってのは良くわからんです (;^_^A

  • がコメント

    2025-07-21 04:50

    ザウバーC45を設計デザインしたのは2023年シーズン途中までマクラーレンに在籍していたジェームズ・キーですね。
    マクラーレンMCL36、MCL60まではキーがデザイン手掛けてましたが、今のMCL39はロブ・マーシャルによって完全にリニューアルされたマシン。
    キーがマクラーレンに留まり続けてMCL39をデザインしていればザウバーC45と同じ形になっていたかも知れ無いですね?
    ブルロッド式フロントサスペンションとプッシュロッド式リヤサスペンションの組み合わせが2チーム共通だからと言う訳では無いですが。

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