ストップ&ゴーレイアウトのモントリオールでは、パワー&ドラッグ効率が大きくタイムに現れている。
プラクティスセッションではフェラーリが優勢となりメルセデスが追う展開。そして大きく離されてレッドブルホンダが3番手チームとなっている。
カナダGP予選レポート
天候は晴れ、気温22℃、路面温度48℃で予選はスタートしました。
Q1
1セットのタイヤで2度のアタックをしたフェラーリが1,2タイム、メルセデス2台が続く。トップ3チーム以外は2セット目で好タイムを記録して行く、ガスリーは2セット目のアタックをしていないため、どんどん順位が落ちて行く。
セッション終了となり、ライコネンがQ1落ちになってしまった。モナコのルクレールの二の舞になりそうだったガスリーは、トップから0.8秒差、カットラインまで0.1秒差となり危ない状況だった。
Q2
気温23℃、路面48℃まで上昇している。前半戦はMでアタックに入ったフェラーリとメルセデスとSでアタックしたガスリーがトップ5を形成した。フェルスタッペンはMでアタックしたがトラフィックでタイムが伸びず11位となっている。
2セット目のMを投入したメルセデスの2台が1,2タイム、時間終了と同時に最終シケインでマグヌッセンがクラッシュして赤旗となり、残り2分でコースインしていたSのフェルスタッペンはタイム更新できずにまさかの敗退となった。トロロッソ2台はマシン状況が思わしくなく敗退している。
ルノーPU勢が4台ともQ3進出を決めた。
Kevin Magnussen’s qualifying came to a dramatic end in Q2#CanadianGP 🇨🇦 #F1 (sound on) pic.twitter.com/k2mAwcIMoR
— Formula 1 (@F1) 2019年6月8日
Q3
1セット目ではガスリーが先頭でアタックに入ったが5番手タイム、トップタイムはハミルトンが記録しフェラーリ2台が追う展開となる。ボッタスはターン2出口でハーフスピンしてしまいタイムアタック出来なかった。
“Valtteri’s got his lucky underpants on”#CanadianGP 🇨🇦 #F1 (sound 🔊) pic.twitter.com/whzCJyF0OO
— Formula 1 (@F1) 2019年6月8日
2セット目ハミルトンが若干タイムアップするが、ベッテルは0.4秒と大きくタイムアップしてポールポジションとなった。ボッタスはバランスが全く取れずに6位、リカルドがなんと4位タイム。一人3セット使ったガスリーは5位タイムがやっとだった。
カナダGP予選結果
まとめ
フェラーリが完全復活となったカナダGP予選、ベッテルが今年初ポールポジションを獲得した。
久しぶりにはじけるベッテルの叫びが聞けたね(笑)
It’s the first pole of the season for Seb 💪
And just LISTEN to how much it means to @ScuderiaFerrari 😍#CanadianGP 🇨🇦 #F1 pic.twitter.com/9H6e0eQRSj
— Formula 1 (@F1) 2019年6月8日
Q3の最初のアタックでハミルトンがトップタイムを出した時は、うわぁパーティーモードはんぱねぇっと思ったのですが、ベッテルが上手にタイヤと路面を調和して逆転した。
くっそワロタ!ピースすんなや(笑)
無邪気なベッテル、好青年ルクレール、ヒットマン的なハミルトン、そんな感じの画像。優勝争いするであろうこの3人の内心を想像するだけでも面白い。
久々にベッテルの清々しい顔を見れただけで、このカナダGP予選は満足です。路面的にはフェラーリにとって都合が悪いと思っていましたが、温度が上昇する中でベッテルだけがタイヤを上手に機能させる事ができている。
そして燃費が悪いこのコースは昨年SCがあったのにも関わらず、最大限使用したドライバーは104.8kgだという事です。ドラッグ効率の良いマシンであるフェラーリはそんな事からも有利と言えるかもしれない。
惜敗と言えるホンダ勢、フェルスタッペンは仕方ないにしてもリカルドに僅差で負けたガスリーにはレースで挽回してもらいたい。トロロッソはどうした?なんでこんなに遅いのだろうか?
単純にルノーPUがホンダPUより上という訳では無いと思う。ルノーとマクラーレンの共通する部分と言えば硬い足回りだろうか、路面μは低いがバンピーではないモントリオールでは、限界点のドライバーへのフィードバックが良かったと思われる。
ガスリーはSでの1スティント目で早めに前に行くことが必要だろう。フェルスタッペンとトロロッソ2台はMスタートでオーバーカットを狙い、案外簡単に入賞圏内には入ってくると思われる。いきなり復活の兆しを見せているルノーワークスは不気味だがレースではタイヤがもつかな?マクラーレンのサインツが金曜日では良いペースだった。
※サインツは予選でアルボンのアタックラップを妨害し3グリッド降格、マグヌッセンはモノコックとギアボックスが破損しているためピットスタートとなる。
フェルスタッペン(9位スタート)とクビアト(10位スタート)はタイヤ選択できるトップ10スタートでアドバンテージが大きくなる。
レースは見逃せないが、P3とQは起きていられなかった( ノД`)
作戦としては晩酌して早めの就寝で3時起きしかないかな・・。
こんにちは
フェラーリ調子良さそうですね
この辺りで、メルセデスの独走を止めて貰いたいです
決勝はタイヤ交換1回で、M→S がベストのようですが
S→Mのガスリーにも頑張って欲しいです。
フェラーリにはそろそろ勝ってもらわないと困りますね。
ピレリによれば予選で使った3周オールドのS(C5)は5~8周がリミット。
H(C3)は金曜日のデータ上でデグラはほぼ0だと川井さんは言っていました。(フューエルエフェクトの方が上回る)
S⇒H or M⇒H の二通りの戦略ですが、Sスタートは早めのピットインでMスタート勢の渋滞にはまり分が悪い。
ガスリーとルノー&マクラーレンは厳しい戦いになると予想されます。
昨今のレースがトラックポジション選手権とようやく気が付いたのか、予選重視に戦略変更したルノー勢がQ3に4台入れてきた。
当然ながら決勝レースはガン無視なのでいかにポジションをキープできるかに注力するわけだけど、よーいドンでトップ3が逃げて4位のリカルドとの間に笑うほどのギャップができてメルセデスのボッタスとニュータイヤ9番スタートのフェルスタッペンが猛追の4,5位争い、ガスリーとリカルドの6,7位争いに。
寝ている間にこんな争いが起きるカナダグランプリでした(多分)
ハミルトンのおでこの後退が気になる。以上。
冗談はさておき、ガスリー君、Q3で3回アタックしてリカルドに負けたのは流石に首脳陣の逆鱗に触れたのは・・・。ホーナーの渋い表情が何とも言えない感じでしたねえ。
ダメな物をいつまでも擁護するチームではないのでホントやばい気がします。
ガスリーはQ2を一発で決めて、お!っと思わせたが、Q3の2回目完全なクリアラップで・・・
2年目トップチームで活躍する難しさを痛感してる。ルクレールもそんな感じだしなぁ。
ポール!ポジション!ポール!ポジション!
ベッテル浮かれすぎやろ…
まぁ今年は成績があれだから鬱屈していたんだろうなぁ…
ようやく開幕戦から夢見た展開がやってきました(笑)
フェラーリとメルセデスの争いに乗じて戦略でレッドブルが優位に立てる展開があれば儲けもんかなぁと