フェラーリのルクレールがポールからスタート、ハミルトンとフェルスタッペンが後ろから追いかける。

予選では赤旗4回、決勝ではSCが発生すると、再スタートのターン1,2,3での接触アクシデントが増える。

 

荒れる傾向だが、前回2019年は全く荒れず淡々と走行が続いていた。路面抵抗が少ない市街地サーキット、タイヤはC3へ一度の交換で問題がないはずです。

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スタート順とタイヤ

ピットインロスタイムは約21秒です。

アゼルバイジャンGP決勝レポート

天候は晴れ、気温25℃、路面温度41℃でスタートしました。

スタートでは、ペレスがサインツとガスリーをかわして4位まで上げる。角田はアロンソにかわされ8位となっています。

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Lap2:ラッセルはハードへ交換

Lap3:ハミルトンはルクレールをパスして1位、ジョビナッツィはハードへ19位

Lap4:オコンはピットへリタイアしました。

Lap5終了時点

Lap7:DRSを失ったルクレールをフェルスタッペンがパスして2位、角田はアロンソをパスして7位

Lap8:ペレスはルクレールをパスして3位、ノリスはハードへ17位

Lap10:ルクレールはハードへ10位、角田はハードへ12位

Lap11:サインツはハードへ11位、ターン8を直進15位までダウン。

Lap12:ハミルトンはハードへ4位、ガスリーはハードへ6位

Lap13:フェルスタッペンはハードへ3位

Lap14:ペレスはハードへ3位、レッドブル2台がそろってハミルトンをオーバーカット

Lap16:トップのベッテルはまだソフト、自己ベストを更新しています。

Lap19:ベッテルはハードへ7位、角田はオーバーカットされました。

Lap23:サインツはジョビナッツィをパスして13位

ボッタスのアンダーはどうしようもないようです、10位を守れるかどうか?

Lap25終了時点

Lap27:サインツはアロンソをパスして12位

Lap30:レースは淡々と進み、フェルスタッペンはペレスに6.5秒差、ペレスはハミルトンに2.2秒差となっている。

Lap31:ストロールはピットレーン入り口手前でクラッシュ、SCとなりました。

ピットレーンクローズのため、タイヤ交換できません。

ピットレーンオープンとなり、アロンソはソフトへ、ジョビナッツィはハード、ラッセルはハードへ交換しています。

Lap36:レース再開、ベッテルが5位へ

Lap37:ベッテルはガスリーをパスして4位

ボッタスはタイヤの温まりが悪く、どんどんポジションを落として14位まで後退している。

レッドブルはフェルスタッペンが逃げ、ペレスが余裕でハミルトンを抑えています。

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Lap43:角田の後ろのノリスは、右フロントタイヤが変な転がり方をして、大きな振動が発生している。

Lap43終了時点

Lap47:トップ走行中のフェルスタッペンの左リアタイヤがバーストして、ホームストレートでクラッシュしてしまいました。

なんてことだ!SCです。

Lap49:赤旗が提示されました。

Lap49:フォーメーションラップ

Lap50:再スタンディングスタート、ハミルトンがスタートダッシュ決めたがターン1でオーバーシュート最下位転落

ペレスがトップをキープ、ガスリーはルクレールに抜かれる4位、アロンソがスーパースタートで6位まで上げる。

Lap51:ガスリーはルクレールをパスして3位に返り咲き!

Lap51終了:ペレス、ベッテル、ガスリーの順でチェッカーを受けました。

アゼルバイジャンGP決勝結果


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まとめ

ペレスがレッドブル移籍6戦目で優勝!

フェルスタッペンがタイヤトラブルでリタイアする中、2台がしっかりと前をキープした事で優勝が巡ってきた。

レッドブル2台のレース運びは完璧でした。

ペレスがスタートを決めて、フェルスタッペンの後ろ4位まで上がった。

ルクレールのタイヤが垂れるのを待ち、次々にオーバーテイク。トップのハミルトンがピットへ入るのを待ち、ソフトタイヤをもたせてオーバーカット、2台が悠々と前に出て1,2体制をきづいた。

ペレスはタイヤをもたせつつハミルトンを完璧に抑え込み、優勝に値する仕事をきっちりとこなしています。

 

モナコで掴んだRB16Bの乗り方、金曜日から速かった事、今後も期待できる最高の結果です。

2位ベッテルも同様に、モナコできっかけを掴み、マシンを乗りこなし始めた。2戦連続でドライバーオブザデイを獲得、ファンに愛されるベッテルが帰ってきました。

 

3位ガスリーも最高の仕事をやってのけました。ハードのレースペースではちょっと悪かったが、ソフトに交換した2周スプリントで、抜かれたルクレールを抜き返した。

 

ハミルトンはタイヤの温まりが悪い事が焦りを生んだ?ブレーキを温める極端なフロントブレーキバランスのスイッチを切り忘れたのか、決めたスタートダッシュをオーバーシュートしてしまう大きなミス。

さすがの皇帝もマシン優位性が無くなって、焦りからのミスが目立っている。

 

リタイアしたフェルスタッペンは助かったけど、本来は余裕で11ポイント差つけれるところ。今後のチャンピオンシップに影響しない訳がない。

ピレリタイヤはマジでやばいよね。強くしたトレッドとタイヤ表面の間が壊れるって、ありえんよ。結局のところ内圧あげあげでやりくりするしかないんじゃないかな。

来年の18インチホイール用タイヤも心配だわ~。

 

 

角田は嬉しい7位入賞!昨日の失態を取り返した。

  • ピットイン前にエンジニアにプッシュと言われ、「シャラップ」だけ抜き取られた無線
  • フェルスタッペンがクラッシュした脇(黄旗)を、スロットルをバックオフしたルクレールのスリップに入り全開で通過

それに対して管理人Jinは、お叱りモードになった。

完全に私的見解なので、角田ファンの方、ごめんね。

 

結果としては、苦労人ペレスが報われた優勝にほっと一安心でした。