テスト初日となった2月26日、レッドブルRB21の実車の全貌が明らかになった。

パッと見はRB20最終型に似ている、似ている・・・

違いが本当に分かりずらいです。

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レッドブルRB21

 

フロントウィング1枚目とノーズは接続タイプだが、テストの動きを見る限りフラップはかなり倒れていた。

 

サイドポッドはシンプルに幅を目一杯使い壁の様な側面を形成している。

RB21の進化として注目ポイントは内部なんだけどまだわからない。

 

 

サイドポッドインレット上部のウィングはなんのひねりも無い単なる板状です。

マクラーレンなどは幅を目一杯伸ばしてめくりあげてボルテックス生成に力を入れているが、レッドブルはドラッグ抑制が目標なのかな。

 

アンダーカットには波打つ通路が形成されている。

フロアエッジは後方のスリット構造をやめたっぽい。エッジディフューザーは業界随一の複雑さ。

 

ディフューザー中心は尖ったようなキール構造になっている。

 

フロントの上昇乱流がしっかり下がっているのがわかるフロービズ。

 

RB20

まとめ

レッドブルRB21はRB20の正常進化デザインである事がわかりました。

サイドポッドを中心にフロアエッジに力を入れてきたようです。

 

その反面、上面部分はあまり手を加えず、ボルテックス生成パーツも少ない。

その分ドラッグは減るので、ロードラッグを基本としたマシンにチェンジしてきたと思われます。

 

本当に見たいのはサイドポッド内部(RB20↓)

こんな訳の分からない内部流路だったRB20です。

インタークーラーに導く流れが下に向けてっておかしいよなぁ、温められた空気は上昇するんですよ。

 

テスト最終日のタイムで実力を証明してもらいましょう。