ピレリタイヤは今年5種類になり、各GPには3種類持ち込まれるが、呼び方は全GPにおいて「ソフト・ミディアム・ハード」となります。

ちょっとしたF1マニアにしてみれば、どれだけ柔らかい方なのかが気になる事、この決定は混乱を招きそうな気がしてならないのです。ピレリにしてみればソフトC5、ソフトC4など同じカラーな訳で、間違って持ってきちゃったぁってな軽いノリのでは済まされないよね(笑)

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オーストラリアGPのタイヤ選択

2018年のタイヤ戦略

https://twitter.com/pirellisport

アルバート・パーク・サーキット

https://www.formula1.com/

2019年ピレリのタイヤ指標

5段階指標 AUS BHR CHN AZE ESP MON CAN FRA AUT GBR DEU HUN BEL ITA SIN RUS JPN USA MEX BRA UAE
ダウンフォース 4 2 2 2 4 5 2 3 3 4 3 4 2 1 5 4 3 3 4 4 3
路面グリップ 1 4 3 2 4 1 1 4 2 4 3 4 4 2 1 3 4 2 2 3 2
路面の荒さ 3 5 3 1 2 1 1 2 1 3 2 3 3 3 3 2 3 3 2 3 2
タイヤ横方向 2 3 4 2 4 1 1 4 3 5 3 4 5 2 2 3 5 4 2 4 3
タイヤ全体 1 3 4 3 4 1 2 4 2 5 3 3 5 5 1 2 5 3 3 3 2

まとめ

C4=USベース(2018)、C3=Sベース(2018)である。

よって、S(C4)⇒M(C3)の1ストップ作戦でほぼ決まりですよね。気温が高く、路面温度が高くなれば、何かが起こるかもしれない。

 

今年からは全戦でトレッド(タイヤのゴム部分の厚さ)を0.4mm薄くしたものを使う事になる、これは4mm⇒3.6mmとなり10%も薄いとの事です。この影響がタイヤ保ちにどのように影響するのか?

 

トレッドが薄くなると熱だまりを防ぐことができるが、逆に温めにくくなる事も意味する。そしてタイヤウォーマー温度100℃⇒80℃の影響がピット戦略に何をもたらすのか?

アルバートパークは特殊なサーキットだけに、新しいタイヤの状況をとらえきるのは無理です。3戦目以降で、タイヤを理解して活用できるチームが有利になっていくだろう。