タイヤ交換が強制的に2回になったとしても予選の重要性は変わらないモナコだと思います。
ルクレール、フェルスタッペン、ノリス、ピアストリのポール争いが始まります。
モナコGP予選レポート
天候は晴れ、気温21℃、路面温度42℃で予選はスタートしました。
Q1
アルピーヌはミディアムで出走しています。
マクラーレンとウィリアムズはトップ4になった所に、フェラーリが1,2を奪う。
フェルスタッペン11.9、ノリス11.5、ピアストリ11.3、ルクレール11.7
燃料を多く積んで何度もアタックを繰り返しています。
トラックエボリューションを考えての戦略です。
ルクレールは10周使ったタイヤで11.2のトップ
最後のアタックラッシュ、角田は11.8で10番手
アントネッリはシケインでフロントタイヤをバリヤにひっかけて壊れクラッシュ、赤旗で終了です。
Q2
ミディアムはフェラーリ2台とウィリアムズ2台、そしてラッセルもミディアムです。
ノリス10.9、フェルスタッペン11.1、ルクレール11.3、アルボン11.5、ローソン11.6
ラッセルはパワーを失いトンネルで停止、赤旗になりました。再起動出来ずにリタイアです。
メルセデスは2台ともQ3進出ならず。
ルクレール10.9、ハミルトン10.8、ノリス10.9、ピアストリ10.9
アルボン11.0、ノリス10.5でトップへ
アルボン10.7で3番手!
ピアストリは激しくテールスライドして10.8で4番手、角田は最終アタックまったくタイムアップ出来ずに敗退です。
RBは2台共にQ3へ
Q3
ノリス10.4、ピアストリ10.5、ルクレール10.6、フェルスタッペン10.6、ハミルトン10.9
全台新品ソフトアタックが始まる。
ノリス10.125、ピアストリ10.140でマクラーレンが先行で1,2です。
ハミルトン10.3で4番手
ルクレール10.063でトップ更新!
ピアストリ10.129で届かず
ノリスが9.954でトップタイム更新です!
モナコGP予選結果
まとめ
ノリスが最終Q3に2回アタック、2回とも決めてポールポジションです。
ルクレールは地元で2年連続のポールならず、2番手になっています。
フェルスタッペンは頑張りましたが、最終アタックを失敗してタイムアップできず5番手、その後ろにはRBのハジャーとなっています。
角田はQ2でのアタックに精彩を欠き12番手になっています。
トップ3になった最終アタックの3人の攻防は見ごたえあるものでした。
ノリスがとうとうコースレコードを更新した事も凄いことですね。2019年車を上回った新規則マシンです。
強制ストップレースはどのようなものになるかと言うと、アンダーカットが非常に有効なため、スペースを求めてハイペースとなるのは必須だと思われます。
上位はハイペースで走りで後ろとのギャップを広げてくるでしょう。
クラッシュによるSCも絡んでくるとなると、勝負は時の運といった所になると思います。