昨日行われた予選ではベッテルが久々のポール、フェルスタッペンがフロントローを獲得しています。チャンピオンが決定的なハミルトンは3番手スタート。表彰台に上がりチャンピオン決定となるか注目の決勝がスタートします。
グリッドダウンペナルティはバンドーン35、アロンソ20、ガスリー20、ハートレー20、リカルド20となっています。
スタート順とタイヤ
メキシコGP決勝レポート
気温21℃、路面温度41℃、周回数は71周となっています。
スタートではやっぱり譲らないで突っ込むフェルスタッペンとベッテル、ターン1かるく接触してベッテルは後退、そこにハミルトンが先行しようとするが、ターン3でベッテルのフロントウィングがハミルトンの右リアに大きく接触。
ハミルトンはパンクで、ベッテルはフロントウィング交換で2周目で早くもピットインしタイヤ交換Sへ
6周目9位まで上がっていたリカルドがPUトラブルでリタイア、交換したのにこの始末。
混乱が落ち着いた9周終了時点
サインツ、マッサ、ウェーレインも早くもピットインを終わらせている。Sタイヤは最後までいけるとの事。
ベッテルが追い上げを開始、次々とパスしていく中、ハミルトンはペースが上がらない。
上位陣のピットは、19周目ぺレス、20周目ヒュルケンベルグ・オコン
20周終了時点
22周目最後尾ハミルトンは周回遅れになってしまった。
26周目ヒュルケンベルグはリタイア、これでベッテルは10位
29周目エリクソンがピットへ
30周目ハミルトンがやっとウェーレインをパス、マグヌッセンをぺレスがパス、ベッテルがアロンソをパス
32周目好走していたハートレーが炎をあげるほどのPUトラブルでリタイア、VSCとなりほぼ全車ピットイン
34周終了時点
ベッテルとアロンソはUSです。
36周目レース再開ハミルトンがグロージャンをパス
38周目ベッテルはマグヌッセンをパス、ハミルトンはウェーレインをパス
43周目ハミルトンはガスリーをパス
46周目ハミルトンはエリクソンをパス
52周目ベッテルはぺレスをパス
53周目ぺレスはピットへUSへ、ハミルトンはバンドーンをパス11位
55周目ベッテルはストロールをパス
57周目ハミルトンはマッサをパス10位
58周目ベッテルはオコンをパス4位、エリクソンはリタイア
8位マグヌッセンを抜けないアロンソにハミルトンが迫っています。
62周目サインツはピットへリタイア
マグヌッセンの後ろアロンソはDRSを使えるため、DRSのハミルトンに抜かれない。
68周目ハミルトンはアロンソをパス9位、接触がありパーツが飛びました。
71周終了フェルスタッペンがぶっちぎりで優勝!今シーズン2勝目(3勝目)
ハミルトンは9位チェッカーで4回目のチャンピオン確定となりました。
メキシコGP決勝結果
まとめ
スタートでチャンピオン争いの二人が最後尾まで落ちるなんて最悪のレーススタートだった。
ベッテルはまたフェルスタッペンの前をふさぎにラインを大きくイン側に変更、危ないな~と思っていたらターン1,2で接触して失速。ターン3で前に行こうとしたハミルトンにも接触してパンクしたハミルトンは大きく遅れ、ベッテルはフロントウィング交換へ
なんで退けないんだよベッテルよ!緊迫したトップ集団の争いを期待していただけにがっかりでした。
フレッシュエアーで走り続けるフェルスタッペンはとにかく速かった。後ろのボッタスやライコネンじゃ全く歯が立たないわ、役者が違うね。
ハミルトンは速さはもちろんの事、展開を見守る冷静さをも持ち合わせ、今シーズンのチャンピオンに相応しい結果だったと思います。ベッテルは・・・シーズン後半自ら自滅しただけ。
アロンソがギリギリ10位入賞でマクラーレンホンダは久々のポイント。ペースが速くとも抜くことが出来ないマクラーレンはつらいレースの中、頑張りましたね。
ルノー勢は何してんだがトラブルだらけで、主要なドライバーが次々と脱落。
あと2戦は本当の速さ勝負が見れる訳ですが、レースを壊すような不用意なスタートだけは何とかしてくれい。
まずハミルトン、チャンピオンおめでとう!
ベッテルの焦りは、チーム内環境やマシンの戦闘力の無さ(PUパワー不足)、自分達の開発ペースより良いレッドブルが良い勝負しだしたりと、何とか勝てないマシンで何とか勝とうと無理くり限界を超えてやってるからでしょうね…アレ、この展開ここ数年どっかで見たよーな…
レースその物は前三台以外は動きがあって良かったよーな…けど六台中四台撃沈のルノーPUは何とかしてほしい。
50周ぐらいからかオコンに対してストロールが少しずつ近付いてるのを見て最後の最後でバトルか!?と思ったけど一回一秒以内に入った後は引き離し、ちょっと残念、抜けなくてもバトルが続いてほしかった…確か流石オコン?
まあ、そんなレースでした。さてくの狂った体内時計どーしてくれよう?
気がつけばストロールがいい走り。
ここまで化けるとは開幕時からは思えなかった。
オコンは素晴らしい。最近じゃぺレスに負けてない。
ハートレーが意外と良い!きっちりタイムをそろえる耐久走りは来季のトロロッソホンダにはいいかも。
メキシコGP終わりましたね。ハミルトンはチャンピオンに相応しい走りでした。メルセデスカスタマーも含め、PUの恩恵を受けたレースでした。標高の高い今回のレースでは、MGU-Hによる加給圧の増加とその副作用からの対策がポイントとなった様に思います。ホンダは良くやった。と思います。ストレートの遅さはMCLシャシーの問題もありますが、TCの性能改善が来シーズンは望まれます。がんばれホンダF1!
来年のホンダはどうだろうか・・。
来年3基をクリアするには正確な耐久テストが必要になるので、
ベンチテストシミュレータが完璧にならないとお話にならないんですが。
マクラ分の1億ドルを開発に回すみたいだし2018年後半は期待していいのかも。