2月13日、マクラーレンF1チームがMCL60を発表しました。
MCL37では無く、MCL60となったのはマクラーレン60周年を記念するものです。
新人ピアストリを迎え、エースのノリスとのコンビは熱いです。
マクラーレン MCL60
![](https://f1-motorsports-gp.com/wp-content/uploads/2023/02/MCL60_front_on.jpg)
フロント周りはMCL36とほぼ変わらないです。
アッパーアーム前の取り付けが側面では無く、上部に移動しています。
稼働距離を増加させる為とアッパーアーム後ろとの取付位置に角度付ける為でしょう。
![](https://f1-motorsports-gp.com/wp-content/uploads/2023/02/MCL60_three_quarters.jpg)
サイドポッドの全体像はレッドブルですね、上面から側面への凹みも模倣してきました。
アウトボードフロアの凸状になったデザインも模倣ですが、これはクラッシュブルストラクチャーがある位置です。
![](https://f1-motorsports-gp.com/wp-content/uploads/2023/02/MCL60_side_profile.jpg)
コクピット後方から始まるデッキ型エンジンカウルは変更なく採用しています。
メルセデスPUの大きなエキゾーストの張り出しが、これ以上のシェイプアップを阻んでいます。
![](https://f1-motorsports-gp.com/wp-content/uploads/2023/02/MCL60_rear.jpg)
フロアエッジは昨年の進化版です。
フロアフェンスとフロアエッジウィングの間が面白い事になっているようです。
![](https://f1-motorsports-gp.com/wp-content/uploads/2023/02/MCL60_above.jpg)
マクラーレン MCL36(比較用)
![](https://f1-motorsports-gp.com/wp-content/uploads/2022/10/FfoPXY-WAAEA2lG.jpg)
去年レッドブルが勝ちすぎたから仕方ないですが、なんかどこも似たり寄ったりのデザインですなあ
かつてはレッドブルのお下がりパーツを使うのが嫌でトロロッソを出ていったジェームス・キー、なのにやってる事がレッドブルのパクりとかちょっとガッカリです
もうメルセデスに期待するしかないですね。メルセデスには独自路線を今年も是非とも貫いて頂いて、8年連続コンストチャンピオンを達成した意地と矜持を見せつけて欲しい
レッドブル型が多く見られますが、サイドポッドの縁を盛り上げるて溝を作るかそのまま落とすかで変化がありますね。
その意味ではアルピーヌ型とレッドブル型を融合した感じなのでしょうか。
当のレッドブルは、サイドに溝があるので縁を盛り上げるサイドポッドは作らないと思いますがどうでしょうかね
マクラーレンも、フロントがプルロッド、リアがプッシュロッドにしてきましたね。
2022からです。
サイドポッド周りは昨年のレッドブル型を参考に模倣してますが、メルセデスPUのせいかエンジンカウル周りがでっぷりしているのが気になりますね。
昨年レッドブルはサイドポッドとエンジンカウルの境目の形状をちょくちょく変えてた気がするので、この辺も空力的に重要なエリアな気がします。
ゼロポッド用に中央が太くなるようにされているメルセデスPUのパッケージングだと、このあたりの自由度が少なくて苦しいかもしれませんね。
ドラッグも大きいように感じます。