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2022年3戦目オーストラリアGPでは、アルピーヌのアロンソが予選で素晴らしい速さを見せた。

マクラーレン2台も開幕からの不信を払うかのような速さを見せた。

 

両チーム共に同じようなアップデートをしている。

これによって、今年の空力を攻略する為の方向性が見えてきます。

確認してみましょう。

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アルピーヌA521のアップデート

リアドラムディフレクター

https://twitter.com/NicolasF1i

リアドラムディフレクターを大型化、ウィング部分の角度が大きくなっています。

垂直版は階段状にカットされており、安定したボルテックスを発生させます。

 

アルピーヌはテストから開幕までにサイドポッド後方の端を上げて、上面の気流を守るアップデートをしています。

速いチームの良いところをどんどん取り入れていく様は、これぞF1の開発って感じがします。

 

よくよく見ると、フロアフェンスとサイドポッド前方下側がレッドブルっぽいですね。

マクラーレンMCL36のアップデート

リアドラムディフレクター

https://twitter.com/NicolasF1i

リアドラムディフレクターを大型化、ウィング部分の角度が大きくなっています。

垂直版は綺麗な曲線を描いています。

まとめ

速くなった二つのチームのマシンが同様のアップデートを施していた。

このリア・ドラム・ディフレクターは、呼び方が定まっていないようで、ウィングレットや今までの慣例でブレーキダクトフィンなど呼ばれています。

 

このディフレクターで発生するダウンフォースはリアタイヤに直接供給すると共に、リアタイヤの乱流を遠ざけディフューザーの効率を向上させます。

ここが小型なチームはもうほとんどないかな?

アルファロメオだけが若干小さいような気がします。

 

マクラーレンはこのアップデートでかなりダウンフォースが改善したようです。

重くなったフロントブレーキに関する改善はスペインGPになるとの事、徐々にバルセロナテストで見せた速さを取り戻しそうな気がします。

 

アルピーヌはルノーPUの問題が解決するまでは、結果が伴わないかもしれないが速さはある、そこだけが救いです。