予選ではメルセデスとレッドブルが1,2列目を分けた。フェラーリはトラブルによりルクレールが10番手、ベッテルはなんと最後尾からのスタートなる。

レコノサンスラップが始まりコースはフルウェットです。風は無く雨は降り続いています。久しぶりのウェットバトルは見物!さてどうなる事やら。

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スタート順とタイヤ

ドイツGP決勝レポート

SC先導でフォーションラップが始まりました。コース上の余分な雨を吹き飛ばしタイヤを温める。

天候は小雨、気温21℃、路面温度26℃でスタートしました。周回数は64周となりました。

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ハミルトンとボッタスが好スタート、フェルスタッペンは4位、ガスリーは8位。レッドブル2台はホイールスピンしまくり、スタートモード設定ミスったね。

Lap2:フェルスタッペンはライコネンをパスして3位、ぺレスがターン11の先でクラッシュしてSCとなっています。

Lap3:ベッテルとアルボンはインター、その後トップチームも続々とインターへ

Lap5:レース再開しました。

Lap5終了時点

ウェットタイヤでステイアウト勢は軒並みポジションダウンしていきます。

Lap8:ストロール、ラッセル、クビサはインターへ。

Lap9:マグヌッセンはインターへ。

結局全台インターでの走行になっています。

ハミルトンが逃げる、ボッタスとフェルスタッペンは僅差でのバトルが続く。

Lap15:リカルドは白煙を上げて後退しリタイアしました。路面が乾いてきているが、雨予報があるために全車動けずにいます。

Lap16:VSCとなりました。ルクレールとヒュルケンベルグはインターへ。

Lap16終了後

Lap19:サインツがターン17でコースアウトしたが14位で復帰。

Lap22:マグヌッセンはSへ、ボッタスにフェルスタッペンが襲い掛かる。

Lap24:ベッテルはSへ11位で復帰。

Lap26:フェルスタッペンはMへ。

Lap27:ボッタスはMへ、ライコネンはMへ、各車続々とピットイン。

Lap28:ノリスはパワーダウンでストップ、VSCとなりました。

Lap29:レース再開、ハミルトンはSへ、ルクレールはターン16と17の間でコースアウト、SCとなりました。

またまた続々ピットイン、ハミルトンはフロントウィングを壊していた。ピットを占有したためにボッタスは入れずにタイミング逃したのか?この間にピットワークでレッドブルのフェルスタッペンがトップへ。

Lap32終了時点(SC中)

Lap33:レース再開、フェルスタッペン独走、一気に5秒差、アルボンが4位で頑張る。

Lap36:ハミルトンはアルボンをパスして4位。

Lap37:ボッタスはヒュルケンベルグをパスして2位。

Lap38:ハミルトンはヒュルケンベルグをパスして3位。

Lap41:ヒュルケンベルグがターン17でクラッシュ、SCです。

フェルスタッペンは最後の新品インターへトップで復帰しました、ベッテルもインターへ10位です。

Lap46:レース再開しました。

ストロールはSへ、クビアトとマグヌッセンもSへ

Lap47:フェルスタッペンはすぐさまSへ、ボッタスもSへ、全車ピットへSへ交換しています。

Lap48終了後

Lap51:クビアトはストロールをパスして2位。

Lap54:ハミルトンはスピン、ピットインして何と最後尾(15位)へ。

ストロールを攻略できないボッタス、そこにサインツが迫っている、その後ろにベッテルが来る。

Lap57:ボッタスがターン1でクラッシュ、SCとなりました。

Lap60:レース再開

フェルスタッペンは難なく逃げる、クビアトも良いペース、ベッテルが4位に上がる。

Lap61終了時点

Lap62:ベッテルはストロールをパスして3位、ガスリーはアルボンと接触し、フロントウィングを破損してリタイアしました。

Lap63:ベッテルはクビアトをパスして2位。

Lap64終了:フェルスタッペンはトップでチェッカーを受けました。ベッテルが地元で2位表彰台、クビアトが嬉しい3位表彰台となりました。

ドイツGP決勝結果

まとめ

マックス!グッジョブ!2勝目おめでとう。クビアトも初表彰台おめでとう。最後尾スタートから2位地元ベッテルおめでとう。

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いや~ここまで荒れるのか!久しぶりのウェットレースは面白過ぎて、クラッシュで叫ぶ、ピット戦略や走りに歓喜する。

疲れたわ(笑)

レッドブルのスタート失敗を見た時には、あれ?またホンダPUセッティング間違ったんじゃって思ったけど、レースが進むにつれてフェルスタッペンとレッドブルの戦略がはまり過ぎて笑いがとまらなくなってしまった。

途中のミディアムだけは???だった。ハーフスピンしたりして危ない危ない。そんな時はみんな危ないから誰かがクラッシュしてSCになりピットストップを容易していたと思う。

微妙な路面でのフェルスタッペンのドライビングの安定感、チームのストラテジストがとにかく素晴らしかったです。

 

あまりに色々あり過ぎて、何が良かった悪かったがはっきりとはわからない。ただただ前を向いて状況に応じた最速の戦略を駆使して、ミスをせずに生き残ったドライバーが最良の結果を得たと言えばまるく収まるかな(笑)

 

残念だったのはアルボンとガスリーの接触ですね、レッドブルドライバーで威厳がまだ無いガスリーはスペースを開けてもらえない。そんなドライバー間の関係性がちょっと出てしまったね。

これ結構重要な事、あいつはこんな時突っ込んでくるから避けないとヤバいって思わせる事がオーバーテイクを容易にする。フェルスタッペンは追いついたら一気に行くし、リカルドのレイトブレーキングだって前のドライバーが譲ってくれなかったら接触ものですからね。

 

最初はもうハミルトンの独走だなぁと思っていたけど、自身のコースアウトによるフロントウィング破損がボッタスのピットストップをも狂わせて、トップを明け渡す事になってしまった。戦略も消極的になり、臨機応変なレッドブルにかなわなかった。

こんなレースは年に1回あるかないかなので、メルセデスとしては痛くも痒くもないだろうけど、こういうレースを拾える位置にレッドブルホンダ&フェルスタッペンが居るって事が心強いです。

 

何してもホンダ復帰後2勝目に感無量でございます。