スプリントは大荒れの展開でした。
本戦へ向けての予選、風やトラフィックが最大の敵となるアタック勝負です。
アメリカGP予選レポート
天候は晴れ、気温34℃、路面温度48℃で予選はスタートしました。
Q1
開始早々にS字のバンプでハジャーがスピンクラッシュ、赤旗です。
フェルスタッペンが中古で33.5、ルクレールが新品でトップタイム
アロンソ、ヒュルケンベルグはSPと同じく速い、マクラーレンはバンプで思うように走らない。
角田は33.9で危ない位置にいます。
アルボンは33.6がトラックリミットで取り消され敗退
Q2
フェルスタッペン32.7、ノリス32.8、アントネッリ33.0
フェラーリが速くなっている、ルクレール32.8、ハミルトン32.9
ラッセル33.058でアントネッリに届かない6番手
角田は33.466の自己ベストを更新出来ずに13番手
風が強くなっているようで、ほとんどのドライバーがタイム更新できていません。
Q3
アントネッリ33.1、ラッセル32.959でトップへ
ノリス32.904、フェルスタッペンが32.510でトップ更新!
ルクレールは最終でスピンしています。
ルクレール32.8で2番手、ハミルトン32.9で5番手
フェルスタッペンはギリギリでコースインしていましたがアタックに入る前にチェッカー
ノリスが32.801で2番手を取り返す!
アメリカGP予選結果
まとめ
フェルスタッペンの快進撃が止まらない!ポールポジションです。
別格なドライビング、ステアが早く、切ったら固定してスロットルワークで綺麗に曲がる。
バンプを利用して向きを変える、もう惚れ惚れする様なアタックラップでした。
ライバル達は気まぐれな風に翻弄され、セクター1でタイヤを使い切ってしまうような状態。
ノリスは跳ねるマシンながらアジャストして何とか2番手をキープ、ピアストリはリズムが無く6番手に沈んだ。
ルクレールはQ3の1回目で大スピンしながらも2回目ではきっちり走り3番手です。
角田はセクター1からライバル達に及ばず、Q2で敗退している。
タイヤの消耗勝負になる決勝レース、戦略の予想が難しいです。
多分ハードのC1は使われるでしょう。
ポイントトップ3の順序が逆転された様なグリッドになっており、チャンピオンシップはまだまだ決まらない混戦状態へと進んでいる。
既にコンストラクタータイトル決めたマクラーレンは乱れてきましたね。
「パパイヤルール」のもとでビアストリとノリスは2人だけの駆け引き別レース展開しているように見えました(リスク追ってまで優勝または表彰台圏内を狙わ無い?)
そんな中でレッドブルのマックスは少しずつポイント詰めてビアストリとノリスに狭っていますね(ドライバータイトル5連覇を諦めていない)