2023年夏見休み前の最後のGPとなったベルギーです。
スプリントフォーマットを初開催、レースは15周の戦いとなります。
開始直前に雨が降ってきました。
さぁレッドブルが負ける事はあるのか?
スタート順とタイヤ
ピットインロスタイムは約19秒です。
ベルギーGPスプリントレポート
天候は雨のち晴れ、路面はウェット、気温19℃、路面温度26℃でスタートしました。
スタート:SC先導でフォーメンション+4周でローリングスタートになり、11周の戦いになりました。
フェルスタッペン、ノリスはステイアウト。
チームによって片方のドライバーがインターへ交換しています。
Lap2:もう片方のドライバーがインターへ
ピアストリがフェルスタッペンをアンダーカットしました。
Lap2中間時点
Lap3:フェルスタッペンはピアストリの後ろにピッタリ付きました。
3位ガスリーはペースが遅く、後続に大きなブレーキをかけています。
Lap4:アロンソがターン11でコースアウトしてリタイア、SCになっています。
Lap6:再開、フェルスタッペンがケメルストレートでピアストリをパスして1位、角田はシケインでスピンしています。
ペレスはハミルトンと接触しています。
(イン側のハミルトンが膨らんで左フロントがペレスわき腹に当たる)
Lap7:ペレスはハミルトンに抜かれた後どんどんポジションダウンして17位、サイドポッドが壊れています。
Lap9:ペレスはピットインしてリタイアです。
ハミルトンには5秒ペナルティが出ています。
Lap9中間時点
Lap10:ラッセルはリカルドをパスして8位
Lap11終了:フェルスタッペンがトップチェカー、ピアストリは2位です。
ベルギーGPスプリント結果
まとめ
フェルスタッペンがピットインタイミングで一時前にいかれたピアストリを、SC明け簡単にパスして優勝!
タイヤ交換で夢を見たピアストリはスターティンググリッドを守る2位です。
ガスリーは久しぶりに3位になり吠えていました。
しかし、意味のないウェットタイヤ君ですねぇ。
本当のウェットレースはもうやらないF1なのかもしれない、スパはタイヤ交換タイミング1周の違いで勝敗が決まるような差が出来る。
そういった醍醐味が無くなったスパウェザーは、ただただ邪魔な存在です。
オールージュ&ラディオンのクラッシュでは死者が出るほどの事故が後を絶たない、安全性を重視した采配は一部の魅力を削ぐ。
こんな事ならオールージュを真っすぐにして、スピンしないようにしてもいいのじゃないかな?
あれがなければスパじゃないなん事も重々承知です、しかし雨は絶対に降る、高い速度によるTボーンクラッシュで死者が出る。
だったら無くしてしまえとの苦渋の提案・・・。
そんな思いでSC先導のレースを眺めたスプリントでした。
ウエット君は、コース上の水を飛ばす為に使いましたとさ。
そういえばサイドポッドに穴開けて弱体化させるというのは
ラッセルが見つけたRB攻略法ですね。
未だにこれ以外の攻略方法が見つかっていない。
スプリントシュートアウトとスプリント決勝は実験の場で使えばいいのではないでしょうか
新構造タイヤやウォーマーなしタイヤを先に使って試してみたり、ワンラップ予選を試してみたり
良かったら本戦でも採用ということで
I hope Max Verstappen can reach the record for the most consecutive wins in F1. Max選手がSebastian Vettel氏9回のF1ドライバー最多連勝記録に到達してほしいです。また、おめでとう Congratulations Pierre Gasly 選手 久々の表彰台。
前回コメントに続き Oscar Piastri 選手について、McL60が競争力のある状態を得たこともあり、現段階では順調に頭角を現してきた印象です。このまま、Leclerc選手 や Norris選手レベルであることを証明できる展開が続けばF1界として楽しみが増えると思います。個人的には本来のQF&Raceに強い興味があり、正直なところ依然として Sprintへの興味は低いです。
“Max選手とCheco選手サイドポッド破損によるその後の走行の違いは?”
Sprint で接触によるサイドポッドの破損が、以前 Max選手、今回 Checo選手にありました。この2ケースともにターンインでサイドbyサイドに持ち込むドライブとその意思、また、結果接触してしまったことは故意ではないのでこの場合の接触は仕方ないと私は思います (破損なのでペナルティーのジャッジも仕方ない)。そして、比較するとMax選手のケースの方が破損部が大きかった印象ですが、彼は Dry路面で特にボジションを落とすことはなく3rd.フィニッシュ、Perez はそうはなりませんでした。この違いは滑りやすいWet路面の場合ダウンフォースを失った影響がとても大きいからなのでしょうか?
あのフォーメーションラップ中にインターに交換するのはNGだったんですかね?
ウェット宣言されてたから?
フォーメーションラップ中だったから?
よくわかりませんが、SC先導でスタート宣言されていない場合、入ったところでピットクローズになっているので出られません。
その場合、そのまま周回遅れになります。
競技規則 第30条5項
強い雨によりフォーメーションラップがセーフティカー先導でスタートした場合(第49条参照)、または第58条10項a)に従ってスプリントセッションまたはレースが再開される場合、ウェット天候用タイヤの使用が、セーフティカーがピットに戻るまで義務付けられる。
このような状況でセーフティカーが走路上に出動している時に、ウェット天候用タイヤを使用していないドライバーには、第54条3項d)に規定されるペナルティが科せられる。
これでした。
今回のようなケースだと、これが逆に悪い影響となってしまいますね。
ちゃんと書いてあったか。
いくら車体やタイヤで雨対策しても路面に水が残る以上、やれることは限られているし、ダウンフォースが増えるたびに飛沫の量は増えるので、雨の多いサーキットは路面に水が残らない舗装の研究するしか無いですね。知らんけど。