雨の予選でストロールがポールポジション、レーシングポイントとレッドブルが1列目と2列目を分けた。ウィリアムズ2台はピットレーンスタート、ガスリーはPU交換で最後尾となっています。

スタート前に降った雨で路面はウェット、新しいアスファルトと水はけの悪いコースにより混乱は必至です。

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スタート順とタイヤ

ピットインロスタイムは約20秒です。

トルコGP決勝レポート

天候は曇り、路面はウェット、気温13℃、路面温度15℃でスタートしました。

https://twitter.com/F1

スタートは、レッドブル2台が全く進まず、予想通り大混乱、ターン1でオコンとボッタスがスピン。レーシングポイントが1,2体制、ハミルトン、ベッテルと続いてレッドブル2台。

ターン9でハミルトンがコースアウトしてその後3台に抜かれ6位までダウン。

Lap2終了後

Lap4:3位ベッテルに押さえられるフェルスタッペン以下

Lap7:ルクレールはインターへ19位

ウェット勢上位のラップタイムは52秒台、そろそろインターが頃合いです。

Lap8:ボッタスはインターへ19位

Lap9:ベッテル、ハミルトン、ライコネン・・・続々インターへ交換しています。

Lap10:インターのルクレールが49秒台、ハミルトンが45秒台、レーシングポイント2台もインターへ

Lap12:フェルスタッペンはインターへ、ベッテルの前4位で戻る。

Lap13:アルボンはインターへ6位で復帰、上位6台は20秒差に収まってます。ターン9手前でジョビナッツィが停止してVSCになっています。

Lap15:レース再開、ペレス対フェルスタッペン、ベッテル対ハミルトン対アルボンがバトルを展開。

Lap16:ベッテルに仕掛けるハミルトン、はらんだところでアルボンがパス、アルボンはそのままベッテルもパスして4位

Lap19:フェルスタッペンはターン11で仕掛けてスピン、フラットスポットができてしまいピットに入りインターへ交換、8位までポジションダウンです。

Lap20終了時点(TOP9通過)

ストロールのペースが落ちてきた、2位ペレスとは5秒差、アルボンはペレスに追いつく、ベッテルはその後ろ11秒差

Lap27:インターが壊れ始めオーバーヒート気味になっている。トップのストロールから5位ハミルトンまでは12秒差

Lap30:DRS解禁

Lap31:ルクレールはインターへ9位、ライコネンはインターへ17位

Lap32:サインツがリカルドをパス、リカルドはピットに入りインターへ9位

Lap34:ベッテルはインターへ6位、アルボンがコースアウトして4位、ピットへ入りインターへ6位

Lap37:ストロールはインターへ4位、ハミルトンはペレスをパスしてトップへ

ハミルトンは誰よりもインターを保たせて好ペースを維持、流石や脱帽や!!!

Lap40:ベッテル、ルクレール、ストロール、アルボンが団子状態でバトル、ルクレールはベッテルをパスして4位

Lap40終了時点(TOP9通過)

Lap44:フェルスタッペンはインターへ7位

ストロールはピットへ入り損、8位に留まっています。

Lap53:フェルスタッペンはアルボンをパスして6位

Lap56:ノリスはストロールをパスして8位

Lap58:ルクレールはペレスに仕掛けてオーバーラン、ベッテルに3位を明け渡す。

ハミルトンが余裕のトップチェッカーで優勝!ベッテルが久しぶりの表彰台です。

トルコGP決勝結果


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まとめ

終わってみればハミルトン状態、インターを綺麗に摩耗させ、タイヤの中央をほぼスリック状態にして、速すぎず遅すぎずのペースを維持して、トップに立ってから独走。

2020年度ワールドチャンピオン確定、通算7度目、全ての人を屈服させるようなチャンピオンの走りでした。

https://twitter.com/F1(お互いリスペクトしているベッテルとがっちり握手するハミルトン)

このインターの使い方は、7度のチャンピオンであるミハエル・シューマッハを思い出させた。ハミルトンも7度目のチャンピオンになり記録に並んだ事も含めて、間違いなく歴史上最強のドライバーでしょう。

忍耐と速さの融合!全く隙のないルイスに脱帽でした。チャンピオン決定おめでとう!

 

フェルスタッペンは攻めの姿勢が、勝てるレースを落としてしまった。

昨日の落胆ぶりから冷静になり、今日はやってくれると期待していたが、スタートから思うようにいかない展開となり、ラインを外せばやばい状況なのはわかっているはずの場所でペレスを攻めて、スピンコースアウト。

ですよね~状態・・・。

その後、フロントに負担がかかるレッドブルは右フロントがすぐダメになるし、ドライにならない路面に四苦八苦でした。

 

アルファタウリは全くもってダメだった、上位にあがってくる気配すら感じられなかった。

 

このトリッキーな展開の中、ポジションアップして上位入賞しいてるドライバーはやっぱり凄いね、ほんの少しの冷静さの違いが、最終結果に表れている。

こんな路面じゃ走れないよバカらしいなんて言いながら、きっちりレースを作るF1ドライバー達、あっぱれです。