2019年イギリスGP予選ではメルセデス2台とフェラーリのルクレールが僅差のタイムを記録した。レッドブルのフェルスタッペンも約0.18秒差で4位となっており。コンセプトの異なる3マシンが、この高速パワーサーキットで同等の速さを見せている事が非常に面白い。
どのマシン、どのドライバー、どのチームが速いのか?近年稀にみるシルバーストンサーキットでの接戦に期待です。
グリッド上でフェルスタッペンのリアウィング右エンドプレートに問題があり、慌ただしく交換していた。
スタート順とタイヤ
ピットインロスタイムは約20秒です。
イギリスGP決勝レポート
天候は曇り、気温19℃、路面温度33℃でスタートしました。
スタートではベッテルがガスリーをパス、ノリスが7位、アルボンは10位、ハースは同士討ちしてリアをパンク。
Lap2:グロージャンはHへ
Lap3:マグヌッセンはHへ、早くも周回遅れになっている。
トップのボッタスを攻め立てるハミルトン、凄いサイドバイサイドバトルを展開。
No inch given between the two Silver Arrows
A brilliant mini-battle at the start of Sunday’s race#BritishGP 🇬🇧 #F1 (sound on) pic.twitter.com/ob8kKxm2So
— Formula 1 (@F1) 2019年7月14日
ルクレールが遅れ始める、フェルスタッペンは1秒以内に居るが並ぶ事すらできない。
Lap8終了後
マグヌッセンはリタイアしました。そのあとグロージャンもリタイアしました。
Lap11:ルクレールのタイヤは辛い、フェルスタッペンはコーナーでビタビタに煽る、体制崩したところにベッテルが攻める。
Lap12:ガスリーはベッテルをパス
Lap13:ガスリーはHへ10位、中団チームもどんどんピットインしています。追いきれない;;
Lap14:ルクレールはMへ、フェルスタッペンはMへ、ピットアウト後はフェルスタッペンが前でしたがルクレールがすぐにパスして順位変わらず。
Lap17:ボッタスはMへ
ルクレールとフェルスタッペンの白熱したバトルが続く。
Lap20:ジョビナッツィがコースアウトでSC
ハミルトン、ベッテル、フェルスタッペン、サインツ、リカルドはHへ、1周遅れてルクレールもHへ
ハミルトンがトップへ、気温20℃、路面35℃になっています。
Lap24:レース再開
Lap24終了時点
Lap27:フェルスタッペンがガスリーの前へ、メルセデス2台が異様なペースで逃げる、ベッテルはすでに7秒差
ベッテルにフェルスタッペンが、ガスリーにはルクレールが迫っている。
各所で高速バトルが展開中、魅入ってしまうわよ。
所々に雨粒が見えるがコースを濡らすほどではない。路面は30℃まで下がっている。
Lap36:ルクレールがガスリーをパスして5位
Lap38:フェルスタッペンはベッテルをターン15でパスしたが、ターン16でベッテルに追突される。フェルスタッペンは5位、ベッテルはピットインしてフロントウィング交換、17位の最後尾まで転落。
何となくベッテルが完全に悪いようにも見えないんだよな。ターン15で4脱してたよねマックスは・・。
007の殺しのライセンスは逆効果だったようですw
*That* collision 👀#BritishGP 🇬🇧 #F1 pic.twitter.com/iJTkfTK0nL
— Formula 1 (@F1) 2019年7月14日
好バトルの結果でしょう!ナイスファイト!しかし追突は追突ですので、10秒ペナなベッテルであった。
そしてサインツはリカルドに攻められまくりです。
Lap42終了時点
アルボン以下が団子だ~っと思っていたら⇩
ライコネンがアルボンをパスして8位、アルボンはMでロングスティントしておりかなりきつい状況。
クビアトはヒュルケンベルグをパスしてアルボンもパスして前へ、ヒュルケンベルグはなんか一気に後ろに下がったけど接触でもしたんだろうか?
とうとうボッタスは後ろのルクレールに20秒差つけてしまった。ピットインしても2位で戻れるね。
Lap46:ボッタスはSへ、ファーステストを記録しています。
Lap52:ヒュルケンベルグがアルボンをパス、やられた~;;
ハミルトンがファイナルラップでなんとファーステスト更新しました。え!ハードだよしかも32周使ってるのにさ・・。最後の最後に無慈悲なルイスにあっぱれです。
イギリスGP決勝結果
まとめ
SCで完全に流れがハミルトンへ、独走そして最後にファーステストラップまで記録!
ハミルトンのために動き出したレースだった、序盤からフルスピードでボッタスを追い詰め、パス出来ないと分かった時点で少し離れて様子を伺う。タイヤへのケアも素晴らしくSCまでピットストップを伸ばせていたことが大きく戦況を変えた。
SCのおかげでは無い、あらゆる状況への対応力、そしてそれを実行できるエンジニア陣、チームハミルトンに死角無しですねぇ。
コースマーシャルが国旗を持ってきました。あらかじめ予定していたのか、さすが地元イギリス!
🏄♂️
🙌Riding on the crest of a wave…#BritishGP 🇬🇧 #F1 pic.twitter.com/BtAbrNhHDR
— Formula 1 (@F1) 2019年7月14日
フェラーリとレッドブルの対照的なマシンの戦いも見ごたえがあった。ペースは若干劣るがストレートが速いフェラーリ、ペースは良いがストレートが伸びないレッドブル、大きなパワー差では無く、主にはドラックとストレートスピードのトレードオフによるもの。
こういう個性のある戦いがF1の魅力の一つです。ワンメイクじゃこうはならないんですよね。
フェルスタッペンは残念だったけど、ガスリーが自己ベストの4位を記録してとりあえずの仕事はしたね。やっと本来居るべきポジションに戻ってきた、もっとマシンを理解してチームメイトとの差を詰めていこう。
まずは自分に勝つことから始められる雰囲気になったような気がする。
放送には映らないけど、随所にバトルが発生していた。
「あー!F1の空力改革間違ってなかったんじゃないか!」
高速コーナー主体のシルバーストンで1秒以内を延々と走れる、テールトゥノーズ&サイドバイサイドバトルが増加しているし、何よりほとんどのドライバーが2ストップ戦略で最初からタイヤを使い切っていいとわかってる事が大きい。
大きなファクターはやっぱりタイヤ。
私は給油の復活によりピットストップを必然的に2回以上にして、タイヤをプッシュできる環境をと考えた事があったけど、レギュレーションを大きく変えないなら、2ストップ厳守にしてしかもタイヤはピレリ指定の3種類使わないとダメって事にしたらどうだろう?
バトルを増やそうとマシンを大きく変えれば、開発による差が予算差で決まってしまうしね。
ポジションを守る、タイヤを守る、マシンを守る、そんな感じで続いてきたF1だったけどレースはやっぱりバトルがなきゃいけない。コース上のバトル+タイムバトルが絡み合うと本当に面白いよね。
オーストリアからすっかりバトルに魅せられてる私なのであった。
FIAが主催してるGTSPORTの選手権は3種類のタイヤ(必然的に2ストップになる)を使うのがレギュレーションなので、そっちに寄せるのもいいと思いますけどねぇ。
FIAはEスポーツでシミュレーションしてるのですね。
2021年の規則改正にちょっと期待かな。
残念だった。
ベッテルを抜いた瞬間に表彰台確定!ボッタスはタイヤ交換義務があるから2位も狙えると思った矢先にあの追突…。一気に力が抜けた。
嬉しかった。
マゴッツベケッツでぐんぐんフェラーリに迫る車載映像。ようやくレッドブルらしい空力性能が戻ってきた。このパワーサーキットでフェラーリとは対等以上に戦えたこと、鳥肌が立った。そして、ガスリーも速かった。それだけ扱いやすいマシンになったということでしょう。ホンダのPUもレースではいい仕事をしていると思う。
そして随所に見られたバトル。楽しかった。これぞF1。
ん〜今日のレッドブルのタイヤ戦略は随分チグハグな印象でした。第1スティントで跳ね馬と一緒にピットに入ったのには違和感しかありませんでした。せっかくのミディアムタイヤの利点をみすみす捨てるなんて、らしくないと思いました。
バトルの面白さを別にすると、跳ね馬二台を余裕でパスできるのは1ストップだったはずで、レッドブルはできたはずなんですけどね。ワンチャン2位も狙えただけに、ちょっと残念でした。ただ、ガスリーの走りは本当に素晴らしかった、次回に期待です。
ガスリーの早めピット、フェルスタッペンの同時ピットは両方ともに??
レッドブルとしては早々にメルセデスを除外したのだろうね、フェラーリをピット戦略で逆転する、しかも同じ2ストップで、そこが謎なんだけど。
いつも早めに仕掛けるレッドブル、結果的に悪い方へ行くこともある。
面白いチームだわ、わざとテレビ映り多くなるようにしてないか?
前で独走してたら宣伝にならん!マルコ氏権限発動みたいなw
炎上商法っすかwそう考えると、この試合メルセデスはほとんど映らなくて、レッドブルと跳ね馬のバトルばかり映ってましたね。ベッテルとの不幸な事故も、フェルスタッペン悪者になってないから結果オーライです
ベッテルはこのまま円熟期を迎えないままドライバーのキャリアを終えるのかな…と思わせるレースでした。
確かに四連覇は偉業、ただ結局その後は負け続け、更に肝心な所でミスをする悪癖も抜けず。今日のレースにしても、選手権を失うリスクを考えれば目先の相手に熱くならず、自重するのがfour times champ.のあるべき姿では?
ドライバーとしての腕前はピカイチながら舌禍で円熟期らしいものが無かったアロンソ同様、残念感が残ります。
フェラーリのVETってなんかずっと無理していまいちなかんじのまま、フェラーリ行かない方が良かったんじゃ。。。
嗚呼、またもやMer&ハミルトンの勝利か・・・他のドライバー達は本当に元気がないな?どうしたのかな?正直言ってハミルトン以外のドライバーには酷な要求だけど、他のみんなにも頑張って優勝してほしいと思うな。と思うのは僕だけでしょうか?酷な要求を言ってごめんなさい。でも本当にみんな頑張って優勝してください!
フェルスタッペンは確かに一瞬四脱してますが、四脱したからってより、四脱するくらいのスピードで進入したから早めのブレーキングしないといけなかったフェルスタッペンに対して、摘めて抜き返したいからブレーキング後らせたベッテルが追突したって感じに見えました。
ベッテルが一方的に悪くは無いと思いますが、過失割合でベッテルにペナルティって感じだと思います。
まぁオーディエンスとしては、あの追突無しでその後のレースを観れた方が面白かったかな?と。
それと出来ればハミルトンもピットインしてボッタスとのバトルを最後まで観たかったかな。
絶対入らないと思ったけど(笑)
たらればですが、あの時フェルスタッペンはベッテルに並ぶかちょっと前ぐらい速度だったら。
インを抑えて綺麗にオーバーテイクできていたよね。
抜かれた後のベッテルはマシンコントロールを失う事が多すぎる。
しかし、レッドブルのマシン壊れなかった事に驚いた。
当たったのに変な表現ですが、当たりどころが良かったのですかね?
ホント良く走れたな~と。
今回はボンドカーだったからかも(笑)
高レーキ角セッティングのおかげw
ガスリーがミディアムタイヤ、ベッテルがソフトタイヤでの序盤のバトル。ガスリーがベッテルをかわしたのには痺れたけど、抜いたその周にタイヤ交換、そして戻ったのはノリスの後ろ。タイヤもベッテルよりもつはずのミディアムだしなぜ?すぐにノリスを抜けると踏んだのか、フェラーリにカバーさせるための戦略だったのか。結局フェラーリも動かされなかったし、ノリスも抜けなかったという。
抜きにくいサーキットなのになあ
どうなの?
訂正させてもらうと、ガスリーはサインツの2.6秒後ろになってしまった。
これには私も、は~?です。
フェルスタッペンとルクレールの同時ピットはアンダーカットが関係するから仕方ないにしてもガスリーのピットはわからんです。
ボッタスを早々に入れて、しかもミディアムに交換させたのはなぜでしょうか?
ハミルトンと同じようにステイアウトさせておけば良かったと思います。
>2ストップ厳守にしてしかもタイヤはピレリ指定の3種類使わないとダメって事にしたらどうだろう?
大賛成ですね。
ピレリが保守的になってきて1ストップが増えたあたりから何で2ストップの義務化を
しないんだろうかと思ってましたから。
3種類使うと戦略性も増えるし夏休み明けにも採用してくれないかな・・・。
まぁでも今回のレースも前回に続き面白かったですね。
やっぱ1ストップは面白くないので、2ストップになるような調整をしてほしいなぁ、SMH3種類必須はちょっとどうなのか微妙な気もするけど
ボッさんに勝たせてやりたかった。ジョビナッティのリタイアが無ければタイヤ交換の各チームの戦略で面白くなったのに残念。でも バトルがそこらじゅうで起こって面白かったですね。
SC余計でしたよね、ボッタスがベッテルに迫り、ハミルトンに対してピットストップウィンドウ無くしたところでしたから。
メルセデスの二人は最終スティントまでもつれた本当のバトルが見れたかもしれなかった。
最後はハミルトンが意地で抜いていったと思うけど。
ジョビナッツィがコースアウトした時、右のリヤタイヤが何やらおかしなことになっていたような気がしたのは気のせい?
縁石乗り過ぎのミスを大半が疑っているだろうけど、原因はパンクのようです。
サスペンション関連の疑いもあり、調査するとの事。
スピンオフした時の動画があったんで観てみたんですけど、砂利の上で空回りしてる時に片方のタイヤしか回ってないんで、ドライブシャフトかデフですかね?
タイヤもトレッドがべろ~んってなってましたけど、これはスピンした時にできたフラットスポットから剝がれたのかも。
なるほど、ドライブシャフトがつながっていれば脱出できるのにできなかった。
それがいつ壊れたのか?スピンの原因だと疑うのは妥当ですね。